「新シリーズは成長譚」スター・トレック イントゥ・ダークネス arakazuさんの映画レビュー(感想・評価)
新シリーズは成長譚
TVシリーズも劇場版の旧シリーズも観ていないのに、こんなことを言うのはどうかとも思うが、この新シリーズは、ジム・カークがいかにエンタープライズのリーダーとして成長しい、クルーがチームとして団結するかという、リーダー、そしてチームの成長譚だということがよく分かる二作目だったと思う。
前作の敵役ロミュラン人のネロは異形過ぎて演じているのがエリック・バナだとちょっと分からなくて気の毒だったのだが、今作の敵役ジョン・ハリソン(カーン)を演じたベネディクト・カンバーバッチは立ち姿み凛々しく、遺伝子操作で超人的な能力を得た新人類にピッタリ!
こう言うと、何の文句もないようだが、観終わってみると、どうにもモヤモヤが残る。
評判が良かったので、期待が大き過ぎたのか、ちょっとした強引さや、雑な部分が目についてしまう。
B・カンバーバッチはもっとやれた気もする。
しかし、サイモン・ペッグは今シリーズにしてもM:Iシリーズにしてもチームの中でいいアクセントになっている。
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