「後半は良かった」スター・トレック イントゥ・ダークネス 太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
後半は良かった
全体的に観ると面白い。僕は「悪者だけど良いヤツ」なキャラ(つまりベジータ的な)が好きで、今作はそんな奴が敵役になる。そこが個人的に良かった。
実は僕、スター・トレックをまともに観たのは今作が初めてだ。
まともに知っているのは主人公とミスター・スポックが親友同士ということくらい。それでも結構楽しめたのがこの映画の良かったところだと思う。
それにしてもリブート版スポックがオリジナル版スポックにかなり似ている所にビックリ。まぁ、青ヒゲが目立つけど。とにかくその点は凄いと思った。
そして一番ビックリな所は、映画をしっかりと作っている所。
CGがとても綺麗で、違和感なく写されている。特にラストにさしかかるシーンは見物で、画面に釘付けになっていた。
CGも凄いが、何よりも手作業がある所。なんとOPの森からいきなりセットだという。そこに出てくる民族も特殊メイクで、そのおかげでリアリティが半端ない。また、他にもいらないだろと言わんばかりの手作りセットがわんさか。それを意識してみると、制作スタッフのスター・トレック愛が感じられる(観たことあるのこれだけだけど)。
残念な所といえば、前作から4年も期間を空けておけば初めて観るという人も出てくる。その人たちに対してさりげなーくキャラ紹介も入れるべきだったかなぁ・・・・。あと、敵役がカッコいいのにイマイチ迫力が無いということ。
アクションはもっとパーっと、生々しいときはあとちょっとだけズルズルとしてほしい。そんな感じの映画だった。
なんか主要男性キャラの唇の色濃くない?
コメントする