長ぐつをはいたネコのレビュー・感想・評価
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子供向け映画なのに哲学的!大人が見ても面白い!
続編の試写会前に過去作を履修!
とっても面白くてゲラゲラ笑った!
ゲラゲラ笑えるのに何処か哲学的で倫理的な善悪を問うような深い素敵なお話。
「私は何故この映画をもっと早く観ていなかったんだ!」と後悔したくらい良かった!
イケオジニャンなプスが最高にイケメンで女タラシなのが大好きすぎる…!
かっこ良い座り姿でミルクを舌でぺろぺろ…💕
ギャップ萌えですね…!
推し文化が根付いた今ならプスの夢女増えそうな🤔
この先ネタバレ含みます。
まず結末、分かりにくいけどすごく好きだった。
意地悪で裏切り者だったハンプティダンプティが仲間を守るために自らを犠牲にし、卵が割れ、中から金の卵が出てくるの好きだなぁ。
ハンプティダンプティ最初からずっと嫌〜な顔してるし、ずっと嫌〜な奴で嫌い!と思ってたんだけど、最後は自らを犠牲にし殻を破ったんだね。勇気に乾杯っ!
割れたハンプティダンプティと金の卵が映るシーン一瞬だったから、本当に割れてた?!と観終わったあと巻き戻して確認しちゃいました😂
殻を破り、内に秘めていた金の卵になり、ママガチョウに空の上に連れて行ってもらえる…。
これは私の中ではハッピーエンドの解釈です!
死して幸せを手に入れるメリーバッドエンドってやつだな。
メリバ大好物の私には最高のラストでした🥲💕
幼少のハンプティダンプティが「自分の住む世界はここじゃない…もっと違うところな気がする」と言うセリフもあったし、ハンプティダンプティは何かの手違いで殻を被って空の上からこの世界に来ちゃったのかな??
孤児だったのもそのため??
とか色々考察できますね…!
子供向けなのにかなり難しい重いテーマだったので、子供だけじゃなく大人も楽しめる素敵な映画でした!
ラストシーンでプスに「10個命があるんだってー!」と言ってる人居たけど、これは猫に九生有りの迷信を題材にした続編やるぞ〜って伏線を張ってたのかな?!
ネコの特性を活かした快作
【感想】
とっても面白い映画でした。
シュレックシリーズに出てくる、長ぐつをはいたネコが主人公の映画ってことで、少し期待していたのですが、予想以上に面白い映画でした。
【ネコ演出が素晴らしい】
この映画の最大の魅力は、なんと言ってもネコ!カワイイネコちゃん達がニャンゴロしている姿に、ちょ〜萌え萌えします♪( ´▽`)
例えば、プスがバーでミルクを飲むシーンが萌えた。お店の入り方から、ものすごくクールに決めているのに、ミルクの飲み方は舌を出して、「ペロペロぺロ〜」だなんて・・・お前、カワユスすぎるだろ!( ´艸`)
あと、反射的にライトの光を追いかけるシーン。思わず声が出るほどニヤリとしましたよ(笑)ウチのコタローくんと同じだ〜w
また、この光を追いかける動きを活かしたダンスがあったけど、あれなんかは上手い演出だな。
【3D演出が素晴らしい】
いや〜。3Dがすごくキレイで良かったですよ。
オープニングの、荒野を低空飛行しながらナメるように映す場面があったけど、これは3Dを効果的にみせていて、とっても上手い手法だと思った。このシーンは“プスが街にやって来た”っていうのを表現しているわけですが、後半でも同じようなシーンがあって、別のヤツの登場シーンとして使われている。同じような場面なのに、前半のと後半のとでは、荒野の飛行シーンの雰囲気が違って見えた。飛行高度が違うのだろうか?スピードの違いだろうか?とにかく、これもまた上手い演出だな〜。
【書きたりないけど…】
まだまだ書きたいことが山ほどあるんだけど、疲れてきたので、そろそろこのへんで書くのを辞めます( ´艸`)
とにかく、面白い映画だった!サイコーだよ!ぜひみてね〜\(^ω^\)( /^ω^)/
特に3Dで見る必要も劇場で見る必要もないと思えた作品
ドリームワークス、
「シュレック2」からのスピンオフ ストーリー
「長靴をはいた猫」を観に、
家族でユナイテッドシネマ浦和まで行ってきました。
しかもIMAXで。
大人2200円×2、小学生1500円=総計5900円かけて。。
最初2Dで見るか3Dで見るか悩んでたけど
浦和まで行った時点で既に娘に
「わーーい。。今日はあの綺麗な3Dの映画館に行くんだね!」
ってすっごい期待感を持たれた目で
見つめられてしまったもんだから
まぁ、いいかとばかりIMAXにする羽目に。。
で。
結果。
3Dでふっさふっさしたリアル・ネコのモフモフ感に
癒されてしまったのか。。
ワタクシ、始まって10分でガン寝しました。
たぶんねー。
バンデラスの声だと観てたかもだけど
竹中直人さんの重低音がミョーにお休み感を誘ってしまい(汗)
はっ、いけない!2200円がっ!!って(←そこかよ!)
途中から起きて目をこすってみたら
ジャックと豆の木の豆は
既にどうやってか主人公たちが盗み終えていて
彼らは雲の上にいましたよ。。
そこからはちゃんと観ましたが。
モフモフの恋人・主人公プスと
フワフワーテ・キティは可愛かったけど
そしてその猫の毛一本一本を
リアルに再現する力映像力は一見の価値があったと思うけど
(これはさすがIMAX。。立体感も良く出ていました)
えっと、映像の美しさ以外の
ストーリーとかに大してウマ味はなかったっていうか。。
個人的には同じ値段を出すなら
「戦火の馬」か「シャーロックホームズ」が観たかったかも。
映像美こそ劇場で楽しむべきものだけど
なんか話に乗れませんでした。
人間の指輪を猫の腕輪に…とか
大きさの縮尺加減も何となくリアリティ感を欠いていたし。
家に帰ってさんざ自分の猫の前足を
自分のぶっとい指と比べてみたりもしたけどね。
2Dで1000円で字幕で見るくらいが
ベストの選択だったかな。。と個人的には。
すみません、こんななので
観た感想…何の参考にもなりません。。。
でも敢えて感想を言えば
この映画を観るなら最後のテロップ辺りまで
丁寧に観た方が良いかも。(え?前半寝てたお前が言うなって?)
心配されていた彼が。。。みたいな感じの終わり方をするので。
ちなみに娘は結構喜んでいました。
子供向けには3Dで正解だったかも。。。
あと気になるプスの自己紹介のくだり。
Diablo Gato, The Furry Lover, Chupa Cabra, Frisky Two Times and then The Gingerhead man. But to most I am Puss in Boots
Diablo Gato…スペイン語で「悪魔猫」
The Furry Lover…毛皮の恋人→もふもふの恋人
Chupacabra→南米の未確認生命体
Friskie Two-times→フリスキー2倍(ちょっと意味深)
Ginger Hit Man→生姜色のヒットマン(毛並みから)
どれもラテン系ならではの
セクシー&好色(?)な意味合いが入っていそうです。
ほんわかしてても大迫力! ダンディ猫の冒険譚
実のこと言うと、僕は『シュレック』シリーズを1作も観た事が無いです。
良い映画だとは聞いてるのだけど、1作目を観る機会を逃してから
何故だかどうしても観る気が起きず。
けど今回はスピンオフという事で、少し安心して鑑賞できましたよ。
予告編も楽しそうだったし、ネコ好きだし。
(僕のプロフィール画像は犬の絵だけど、どっちかと言うと実はネコ派)
という訳で、
過去シリーズはあらすじ程度しか知らない僕だが、
本作は楽しんで観られました。
縦横無尽のダンス対決に幌馬車チェイス、
伸びる豆の木上でのてんやわんやや最後の“大恐怖”襲来シーンなど、
観ててワクワクするシーンが満載!
やっぱり一番の魅力は主人公プスのキャラクターかな。
可愛い顔して超ダンディな義賊ネコ。
自分の名誉回復と故郷の村を救う為に戦う……な、なんと男らしい奴よ。
そのくせ所々がフツーのネコっぽいのが笑える。
動く光を追い掛けたり、音を立ててミルクを飲むシーンなんて、
ネコを飼ってる人間なら笑わずにはいられない。
竹中直人のシブい声もかなりのはまり具合ですね。
けど、あんな小さい子猫の頃からあのシブ〜い声は嫌だ(笑)。
数あるシーンの中で特にお気に入りなのは、
“大恐怖”なるモンスターが姿を現す終盤。
不気味な声や巨大な影で観客の期待をさんざん煽っておきながら、
いざ現れたのは通常の1000倍サイズのガチョウ(爆)。
人を襲う訳でなく、自分の子ども捜しに必死なだけなので
全然怖くない。てか、むしろ可愛い。
不満点としては、
展開がややせわしなく感じられた点かな。
魔法の豆の設定自体が唐突だとか、
もう少し育ての親イメルダの描写に時間を割いて欲しかったとか、
細かな所で消化不良を感じてしまった。
それと悪役ジャック&ジル。
「実はダンプティの手下でした」というくだりまでは良いけど、
最後に無理くり悪党として再登場させる扱いの雑さがちょっと残念。
あとはハンプティ・ダンプティ……。
悪役とはいえ同情の余地はあるし、退場のしかたにもホロリとさせられたのだけれど……
あの、なんと言いますか……すごく……顔とか雰囲気が気持ち悪いというか……
なんか最初から最後まで生理的に受け付けられず……。
ホントに私的な意見なので、何だか申し訳ないんですが。
けど楽しかった!
“ネコ史上最大”という宣伝文句に恥じない痛快冒険譚でした。
<2012/3/24鑑賞>
字幕版、求ム!
シュレックからのスピンオフ、長ぐつをはいたネコのプスを
主人公に迎えた今作。ネコ好きには堪らない愛らしさが漂う。
私はイヌ好きなんで^^;さほどネコに興味はないんだけど(爆)
ドリームワークスのアニメはなぜかとっても好きなのだ。
ピクサーなんかと比べると完成度や感動度では常に二番手、
だけどこっちの方が捻くれ具合が(誉めてます)最高に面白い。
そもそも型に填まった童話を、そのまんまキレイにおさめて
何が面白いんだ?と徹底してるブラックユーモアがとてもイイ。
そう、子供は常にお利口さんなのだ、オトナが思うよりずっと。
子供を甘く見ているのは封建的な親の方で、そんな絵空事、
あるわけないだろと、もっぱら解いてしまうのが子供達である。
白馬の王子様とキスをしてもお姫様はもう生き還らないし(爆)
おそらく姿も変わらない。捻くれ者は一生捻くれ者で改心しない。
失われた宝物は返ってこないし、悪は悪のまま繁栄していく。
身も蓋もないことを言って申し訳ないが、分かりきった事実だ。
じゃあ…もう夢は見れないのか?というと、そうでもなくて^^;
頭のいい現代の子供達は、そんな世界でもちゃんと未来へ歩く。
社会や世間が悪いから、子供達が悪くなるんじゃなくて、
ちゃんと与えるものを与えてこなかったからそうなったのよ。が、
今作の腐れ卵(ゴメン^^;)ハンプティの性格などにも顕れている。
同じ境遇で育ったプスとハンプティだが、明らかに性格が違う。
…というより、信じたいものを信じられなくなったハンプティの
根底にある善意を呼び戻すのがプスの素直な思い遣りである。
プスには育ての母・イメルダがいて、捨て猫の彼を愛情をもって
育ててくれた、だから今のプスがいるのである。
ハンプティと共謀したキティも、人間のペットとして大切な爪を
抜かれてしまった。大切なものを失った者同士だったわけね。
屈折したキャラが多く登場するドリームワークス、でも彼らの
心の変遷を辿ると、案外いそうなキャラがゴロゴロ出てくるのだ。
で、そういった者たちにもちゃんと光明を与えるところが好き。
相変らず吹き替え版で竹中直人、もう慣れたので聞き易いけど、
やっぱり字幕版で観たいよなー!これ。だってバンデラスだよ~!
全体にいつもの毒気がないから、子供向け?ともとれるけど、
常に捻くれブラックモード全開で作ってくれるこの会社のアニメは、
私のような腐れオバさん(自分で言っちゃった)向けでもあるのだ。
ぜひ、字幕版復活を求む!!(確かシュレック一作目にはあった)
(あのミルクの飲み方、フワフワの毛並み、いい感じだったなぁ~)
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