「映像はおもしろいと思ったけど、内容的には疑問。オヤジギャグがよかった。」タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)
映像はおもしろいと思ったけど、内容的には疑問。オヤジギャグがよかった。
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映像がよかった。原作がマンガだと、かなり固定的なイメージがあって、必ずイメージと違うという不満がついてまわるものですが、この映画みたいに、アニメと実写の中間的な映像なら、その不満もかなり緩和されると思った。
でも、内容的には原作を知らないせいか、正直言ってかなりつまらなかった。途中で寝そうになった。
スピルバーグも終わりかな?と思った。
まず驚いたのは、この映画の原作が、世界的人気マンガだということ。
タンタンだかチンチンだか知らないけど、この主人公は何?
特徴がなく、まったく魅力がないし、キャラが立っていない。
犬が相棒というのが、特徴といえば特徴なのだけれども、その犬も、動きはおもしろいけれども、あまりかわいくない。
本人に特殊能力がないのなら、犬に特殊能力を持たせるべきで、犬も普通犬というのはかなり苦しい。
やたらピンチになるのだけれど、予定調和的というか、いかにも作りがみえみえで、緊張感がまるでない。
いつも逃げ回っているか、紙切れを追いかけているばかりで、バトルもほとんどない。
仲間も、酔っ払いのオヤジだけではさみしい。
男しか出てこない男っぽいマンガは好きだけれども、この作品の場合はかわいい女の子キャラが必要だと思う。
でも、このオヤジの「びっくりフジツボ、アコヤガイ」というオヤジギャグは好きだった。
意味はわからないけど、たぶん「大うそつきのこんこんちき」とか、「がってんショウチのすけ」とか、「あたりきしゃりきのブリキにカンリキ」、みたいなことなのだろうと思った。
このオヤジギャグが一番面白かったかな?
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