劇場公開日 2011年12月1日

  • 予告編を見る

「観客を惹きつけ、飽きさせない術を如何なく発揮」タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 KGRさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0観客を惹きつけ、飽きさせない術を如何なく発揮

2011年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

興奮

モーション・ピクチャーによるCGアニメだが、アクションを声を担当したキャストが直接演じており、動きに全く違和感がないどころか、実写であっても全くおかしくない。

そのキャストもダニエル・クレイグ、ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス、サイモン・ペグ、ニック・フロストなど実績のある俳優がずらり。

107分の中にエピソードを満載し、その一つ一つにドキドキするシーンを盛り込む。
細かいネタもちゃんと伏線になっていて、しっかり回収されていく。

観客を飽きさせず、のめり込ませるにはどうすればいいのか、
一つ一つの展開をどう見せれば楽しんでくれるのか、すべてわかってやっていると思えるのは、さすがと言うしかない。

TVアニメ版ではあっさりと流しているところも、しっかりと膨らませて盛り上げている。

監督はスピルバーグだが、2ndユニットの監督はピーター・ジャクソンで、配給もパラマウントとコロムビアの共同になっている。

2Dでの鑑賞だったが、近いうちにもう一度3Dで見てみたい。

KGR