「観客を惹きつけ、飽きさせない術を如何なく発揮」タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 KGRさんの映画レビュー(感想・評価)
観客を惹きつけ、飽きさせない術を如何なく発揮
モーション・ピクチャーによるCGアニメだが、アクションを声を担当したキャストが直接演じており、動きに全く違和感がないどころか、実写であっても全くおかしくない。
そのキャストもダニエル・クレイグ、ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス、サイモン・ペグ、ニック・フロストなど実績のある俳優がずらり。
107分の中にエピソードを満載し、その一つ一つにドキドキするシーンを盛り込む。
細かいネタもちゃんと伏線になっていて、しっかり回収されていく。
観客を飽きさせず、のめり込ませるにはどうすればいいのか、
一つ一つの展開をどう見せれば楽しんでくれるのか、すべてわかってやっていると思えるのは、さすがと言うしかない。
TVアニメ版ではあっさりと流しているところも、しっかりと膨らませて盛り上げている。
監督はスピルバーグだが、2ndユニットの監督はピーター・ジャクソンで、配給もパラマウントとコロムビアの共同になっている。
2Dでの鑑賞だったが、近いうちにもう一度3Dで見てみたい。
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