「トム・走りまクルーズ🏃💨 タマヒュン必至の高高度スタントから目が離せない…!」ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)
トム・走りまクルーズ🏃💨 タマヒュン必至の高高度スタントから目が離せない…!
スパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの第4作。
核ミサイル発射を阻止するため、イーサン・ハントと彼の仲間たちがインポッシブルなミッションに挑む…。
○キャスト
イーサン・ハント…トム・クルーズ(兼製作)。
ベンジー・ダン…サイモン・ペッグ。
新たなキャストとして、IMFの分析官ウィリアム・ブラントを演じるのは『ハート・ロッカー』『マイティ・ソー』のジェレミー・レナー。
殺し屋サビーヌ・モローを演じるのは『イングロリアス・バスターズ』『ミッドナイト・イン・パリ』の、名優レア・セドゥ。
前作の監督であったJ・J・エイブラムスは、本作では製作を担当している。
『M:I』シリーズも4作目。ここからタイトルのナンバリングが外れてしまうので、順番がよく分からん。これが4作目で合ってるよね?
…まぁこのシリーズは順番とかどうでも良いんだけど。教官?結婚?そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!
ストーリーのスケールはシリーズ最大。毎度受難続きのイーサン・ハントだが、今作では成り行きで核戦争の脅威から世界を救うことになる。
刑務所での大乱闘から洒落の効いた導火線OP。そしてロシアの象徴でもあるクレムリンをぶっ壊すという国辱ムーヴ。これロシアで放映したのかな?
開幕直後から怒涛の目玉シーンがオンパレード。いやはや景気の良い映画だこと!
その後もドバイからムンバイへと、世界中をぶっ壊しまくりながら悪の科学者を追うイーサン。
相変わらずの焦りまクルーズ、そして走りまクルーズ🏃💨
ドバイでのトム・クルーズの走りっぷりはフルマラソンでもしてるのかっていうくらい長い!
それでも全く飽きることなく観続けられるんだから、やはりトム・クルーズのスター性は凄いのであります。
このドバイでの砂嵐演出が冴えてる✨
最初ははるか遠くにある砂嵐が徐々に近づいてくる。
砂嵐が近づくにつれて、イーサンを取り巻く状況もどんどん混迷を極めてゆく。
そしていざ砂嵐が到達した時、そのカオスもピークに達する。
このもう走るしかねぇ!的状況への道筋を、砂嵐という予測不能の災害を用いることにより直接的かつ比喩的に表現するという巧みさには唸らされました!
シリアスさは全く違うものの、『アメリカン・スナイパー』のクライマックスがここに類似しているが、まさかイーストウッドはこの映画からインスパイアを得たのだろうか…?
シリーズが進むにつれて、着々とトム・クルーズのアクション・ジャンキーぶりが加速している訳だが、本作でそれが臨界点に達する。
世界で最も高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」でのスーパー・スタント。
高所恐怖症の自分にとっては直視することすら厳しいシーンだったのだが、ここがCGではなく、しかもスタントダブルすら使っていないという事実に震える…。
こんな事出来るのは、世界広しといえどもジャッキー・チェンかトム・クルーズくらいのものでしょう。
まさかジャッキーの後継者がトム・クルーズになろうとは、お釈迦さまでも気が付かなかったに違いない…。
このシーンのインパクトは本当に凄い💥
これを観ることが出来ただけでも、このシリーズを追いかけてきた甲斐があったというものです!👍
これまでなんかパッとしなかったイーサンの仲間たち。
しかし今回、大物新人ジェレミー・レナーの加入によって華やかさが一気にUP⤴︎🌸
トム・クルーズと張り合えるレベルの役者が彼の相棒になったことで、イーサンのアクション以外にも映画の見せ場を用意することが出来るようになった。
これはこのシリーズにおける大きな前進のように思います。
その反面、悪役の魅力という点においては前作よりも大きく劣る。
原爆を愛しすぎている元軍人の物理学者、という面白くなりそうな要素モリモリの設定にも拘らず、キャラクターがいかにもスパイ映画の悪役って感じ。まるで書割的で面白みのカケラもない。
このキャラクターに説得力を持たせるには、ドルフ・ラングレンをキャスティングするしかない。やっぱロシアの悪役といえばドルフっしょ。
極真空手の達人にして化学工学の修士号を持ち、さらには7カ国語を操る天才ドルフ・ラングレン。彼が演じていれば、この悪役にもリアリティが出て魅力的になったと思うんだけどねぇ。
レア・セドゥ演じる女アサシンは面白いキャラクターだったんだけど、これからって時に退場。なんて勿体無い使い方…。ジャン・レノの時といい、このシリーズは名優の扱い方が雑すぎる😅
彼女がメイン・ヴィランだったら、もっと映画は面白くなっていたことだろう。
銭形警部的なポジションであるロシア諜報員のオジさんも、ちょっとキャラが弱い。
結局このキャラってあんまり意味なかったよね。もっとイーサンとの掛け合いが見たかった。
頭からお尻まで見せ場だらけの映画ではあるのだが、そのせいでシナリオが少々鈍重になっている。
132分という長尺の映画なのだが、これ絶対あと20分くらいは短く出来ただろー。
ムンバイ金持ちシークエンスなんて女スパイのお色気シーンとトム・クルーズのキスシーンを見せる為だけに存在しているわけで、こんなところ全カットしても物語的にはほとんど影響ない。
本作はこういう寄り道が多すぎる。こういうのは楽しいといえば楽しいんだけど、やっぱり映画の全体像がボヤけてしまう。
ドバイで十分楽しませて貰ったんだから、その他の部分はもう少しタイトに纏めて欲しかったところ。
とまぁ不満点が無いわけではない。しかし十分すぎるほど楽しませてもらったし、トム・クルーズの著しいジャッキー・チェン化には驚くを通り越して大いに笑わせてもらった😆
次回作はどんなスタントを見せてくれるのか!?興味が尽きません〜♪
…いやしかし、この『ゴースト・プロトコル』ってサブタイトルがいまいちピンとこない。もっと独創的な邦題をつけても良かったんじゃない?
『ミッション:インポッシブル ロシアより愛をこめて』、もしくは『ミッション:インポッシブル 消されたライセンス』なんてどうでしょう!!…やっぱダメ?
たなかなかなかさん、活動写真愛好家と申します。たくさんの共感ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
ミッションインポッシブル最新作楽しみですね!!確かにこのシリーズに限らず、最近の映画タイトルは、安易に英語を日本語にしただけのような作品が多い気がします!!その点、ワイルド・スピードシリーズは、日本独自のタイトルで好感が持てるんですけれども。作品の出来栄えは別としてですね。
たなかなかなかさん
こんばんは(#^.^#)
新年ですね。
今年も宜しくお願い致します。
共感をありがとうございました。
さて、
冒頭の導火線OPシーンから
テーマ曲への流れもカッコよくて
わくわくしたものです。
>焦りまクルーズ、そして走りまクルーズ
面白い(≧▽≦)
ドバイでの砂嵐シーンも
撮影力を感じましたね。
ジャパン・プレミアレッドカーペット
抽選に当たり トム様を近くで感じられた
良い想い出があります。
戸田奈津子先生もお傍にいて・・・
ファンサービスも良く
ステキなトム様でした。
懐かしいです。