「ただじゃ転ばない」月に囚われた男 ジジさんの映画レビュー(感想・評価)
ただじゃ転ばない
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舞台は月。契約期間3年の仕事中、不注意の事故で治療室から目覚めたサム(サムロックウェル)。そこには、もう一人の自分がいた。これは幻?それとも...
サムロックウェル の一人芝居となれば、見るしかないとワクワクしながら鑑賞。
しかも、ケビンスペーシーが声だけ出演とか、豪華か!
物語の中盤でネタばらし。割とあっさりロボットのガーディー(ケビンスペーシー)が、もう一人のサムはクローンだよって教えてくれる。
なんかとっても切ない展開だなー。
しかも、奥さん亡くなってるし。娘は元気だけど、オリジナルサムはとっくに地球にいて、娘と暮らしてるっぽいし。悲しいなー。しかも、だんだん具合悪くて、血吐いちゃう病弱サム。
なんだ、切なくて、悲しい物語なのかな?と思っていたら、ところがどっこい違いました。
ラストはなんと、病弱サムが元気なサムに地球に帰るように言うのです。そして、無事地球に到着したっぽい元気なサムは、クローンを作って働かせていた会社を訴えるって終わり方!
ただじゃ転ばない感じかとても良かった。
なんなら、会社からぶんどった慰謝料でいろんなところ旅してほしいな。このくらい逞しいラストが好みです笑
あと、ケビンスペーシーの声最高。
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