しあわせの隠れ場所のレビュー・感想・評価
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実話だから、なんも言えねぇ。
はっきり言って、これがフィクションだったら、大ブーイング。話が上手く進み過ぎる。だが、実話だから批判できない。
黒人の少年を家に住まわせ、世話をする一家の長男の少年のキャラクターが愉快だったので、作品としては救われたのかな。ご都合主義も彼の眼力を元にしているのなら納得かも。
誰にでもチャンスはある。いい作品ではある。
作品の受け止め方で評価が二分されそうな気がします
ハリウッドっぽい美談だけど、
わたしは、こんな作品好きだなぁ(笑顔)
~~~
愛
家族
養子
人種差別
人の指導法
日本だと24時間テレビが好きそうな題材ですが、
現代アメリカ社会に内包する問題を織り交ぜつつ、
決して重苦しくなく、コミカルタッチに描かれているのに好感が持てました。
一緒に観た人にも恵まれましたね。
みなさんノリがよくって、中盤以降、
何箇所で声を上げて笑っただろう。
ネタバレを防ぐために記しませんが、
大笑いしたワンシーンは、いまだに
脳裏に焼きついていますからね。
プレーにも笑えるし、
そのあとのコメントにも大笑い。
あれも実話なのかな?それとも創作なのかな?
◇ ◇
観る人によって
観る角度が異なる気もしました。
サンドラ・ブロック演ずる
母親目線で観る人もいるでしょうし、
私のように指導者目線で観る人もいるでしょう。
やっぱり人に応じて
効果のある言葉は違うね
1人が上手く行ったからって
それが別の人にも通用するとは限らないね
どんなにダメに見える子でも
ひとつはいいところがあるはずなんだから
それを見つけて信じて伸ばしてあげないと
人にしてやれる最大の善行は
自分の富を分けてやることでなく
相手の隠れた才能を引き出してやることだ
ベンジャミン・ディズレーリのそんな有名な言葉もあるんだからさ。
☆彡 ☆彡
所詮、金持ちの自己満足でしょ
そのスタンスで入ってしまうと
居心地の悪さしか残らない気がします。
養子を迎える
アカデミー会員は多いですから、
作品に対して好印象を抱く人が多いのでしょう。
ここはアメリカと日本の国民性の違いがあるかもしれません。
ある男と
ある家族におきた
アンビリーバブルだけど
現実になしえたプロセスを
出演者の家族になったつもりで楽しむ。
だって、映画には、夢の世界もあるんですから(笑顔)
優しい心になれる、深イイ話。編集 | 削除
全米アメフトリーグ(NFL)に所属する、実在のスター選手の生い立ちを綴った感動実話の映画化。驚くなかれ、実話って言ってもこれは過去の物語ではなく、つい最近の出来事、ほぼ現在進行形のお話なんですよ。
素直に“イイ話”ですね。いかにもアメリカ人が好みそうな題材ではありますが、これが実話だというのには驚きです(たとえ、話半分だとしても)。セレブな生活を送る、白人女性とその家族が、憐みから生活能力の無い黒人青年を救済する。ここまでなら、何となくありそうな話(少々、美談として鼻につきそうですが)です。ところが、生活を共にするにしたがい、実は黒人青年の素直さ、純朴さに女性の方が影響を受けていく。肌の色や偏見にとらわれず、自らの信じた行動に突き進むリー・アンが、マイケルと接することによって『彼が私の人生を変えたのよ』と語るほどの信頼関係を築くのです。この経過が、とても優しく映像に描き出されています。確かにこれは、リー・アンが金持ちだったからこそ、出来たことだとは思いますが、そこを差し引いたとしても、ハッピー・エンドとなるこの実話は、見終わってからとても暖かな心持ちになれました。『ああ、ホンマにエエ話やなあ~』って。
メガホンを取った、ジョン・リー・ハンコック監督の作風が、実は吾輩大好きでございまして、彼の以前の作品である「オールド・ルーキー」も、スポーツの世界(メジャーリーグでした)を舞台にした実話でしたが、とても暖かい感動を覚えました。うん、何かイイですね(但し、前作「アラモ」は大ゴケだったそうです…吾輩は、スルーです(^^;)。
さて本作で“アカデミー主演女優賞”にノミネートされているサンドラ・ブロックですが、『メリル・ストリープか?サンドラか?』って聞かれたら、吾輩はサンドラを推します。そんなに大そうな演技はしていないと思うのですが、今回の映画のストーリーに、彼女の持つ“ちょっとキツメの爽やかさ”が、上手くマッチしていたと思いましたので。もう、今日発表ですよね。何?ラジー賞も獲ったって?!よ~し、こうなりゃ両獲りで…(^^;。
サンドラの熱演とは裏腹に、全体としては、話の盛り上げ方が上手いとは思えませんでした。
とにかく主演のサンドラがいいです。さすがはアカデミー主演女優賞をとっただけのひとはあります。
その背景にあるのは、出演のオファーを受けるのに以前ならダボハゼのように飛びついてのが、熟考してから承諾するように変わったこと。主演女優賞は演技力だけでなく、キャストの企画力や意外性も問われるのだそうです。賞取りを目指すには、今この役を演ずる意味と予想される評価を十分検討しなければ、演技力だけではノミネートすら難しいようです。
本作は後味がさわやかでハッピーになれるストーリーがウリです。どうも日本人のお国柄というのは、金持ちに対して嫉妬心が強い人が多いようで、本作のような金持ちが貧乏黒人を助けて養育するという話に素直に祝福できない人もいるようです。そんな人は、小地蔵の目から見ると貧乏神が取り憑いている場合もありますから、気をつけてください(^_^;)
これもお国柄ですが、わが国の場合すぐお上に頼ろうとするところが多く、本作の場合もすぐ社会福祉政策の欠乏じゃないかと見る向きも多いことでしょう。もっと個人の力というものに注目してもいいのではないかと思います。皆が裕福になって、本作のように世界中の飢える人々を、国家でなく個人の与える愛の力で支え合うことができれば、どんなに素晴らしいでしょうか。だから小地蔵は「清く貧しく」でなく、「清く豊か」に繁栄を目指すことは、大いなる善なのだといいたいですね。
ということでストーリーは、裕福な主婦のリー・アンは、ふとしたことから親も家もなく愛も知らない黒人少年マイケルを家に引き取ります。新たな「家族」の温かい応援を得たマイケルは、恵まれた体格を生かし高校アメフトで大活躍します。学業にも励んで大学進学を果たし、ついにアメフト全米代表のスター選手になったのが2009年。つまり、紛れもない現在進行形の実話なのです。
ヒロインが周囲の偏見に少しも動じず、正しいと信じることを貴く毅然としたところは、サンドラがビシって決めてくれて、胸がすくくらい気持ちいいのです。とってもカッコよさと行動力がさまになっていました。
見逃せないことに、マイケルを引き取った根底には一家のキリスト教信仰がありました。マイケルの存在を通して、彼らも感謝の心や絆を強めていったのです。
それでも黒人のマイケルをアンが突然連れて帰ったとき、家族の皆があんまり素直に受け入れたのが意外でした。やはりクリスチャンと文化の違いでしょうか?
あるとき、ヒロインのランチ仲間のリッチな主婦たちが、黒人への優越意識丸出しで彼女に言う。「あなた立派だわ。彼の人生を変えたんですもの」。だがヒロインは、こう切り返す。「いいえ。彼が私の人生を変えてるのよ」と言い返すところが印象的でした。
もう少しアンが具体的にどう考え方が変わっていったのか。マイケルに与えられていたのか。その心の奇跡の部分を綴って欲しかったと思います。
全体としては、話の盛り上げ方が上手いとは言えません。サンドラの熱演とは裏腹に、マイケルが成功していく展開と肝心のマイケルがアンの善意に疑問を感じて家出したのち戻ってくる過程は、ちょっと雑な感じがしました。同じアメラグを扱う『インビクタス』のほうが試合の描き方が感動的だと思います。
最後の進路を決めるところはよかったですね。
でもエンドロールに写る実際の、アン一家とマイケル・オアー選手の数々を見ていると、ホントにごく最近の実話なんだと実感がこもってきて、胸が熱くなりました。チョットした善意が、ひとりの青年の未来を大きく花開かせたのですから。
でも、一番得したのは、長男のS.J.くんだったかも(^_^;)
エンディングの後に出てくる彼の得意満面なところに、びっくり。本当にマイケルをスカウトした大学は、SJくんの突き付けた要求を全部飲んだのですねぇ。
いい人ばかりのいい話
終始、ほっこり暖かい話で良かったです。
確かに途中までセレブの自己満足?を疑いつつも
きっかけはどうあれ、与える方も与えられる方も
双方に得られる悦びと学びがそれぞれあるということ、
次第に憐れみも消え、明るくユーモアに溢れた
イヤミない脚本は爽やかでとても好感が持てました。
とくにママの“リー・アン”(サンドラ・ブロック)と
息子の“SJ"の粋でポジティブな台詞が面白く、
感動作である前にコメディ色もあってとても
元気がもらえました♪
あと毒される事なくスラムで育った黒人少年
“ビック・マイク”(クィントン・アーロン)の
優しさが→保護本能→アメフト向きに発展する
さすがアメリカンドリーム!!(笑)
マイクが温かく迎え入れてくれた家族に対し
感謝と一生懸命応えようとする真摯な態度も
セレブじゃなくても姿勢を正される気分でした。
単なる金持ちの奢りにとどまらない展開や
お互いの成長や幸せをもたらす慈善事業は
見ていて気持ち良いもんですね。
「インビクタス」はラグビーでしたけど、
実話でエンドロールで本人写真出てきてって流れは
同じで時期も時期かぶっててどうしても比べがちだけど、
どちらもそれぞれの感動、実話の力はやっぱりいいですね。
ちなみに偶然最近レンタルした「僕はラジオ」(←これも実話)
もそんな作りでした(笑)これもオススメ♪
家族の良心に対する敬意を感じる仕上がり
これが実話だと知らなければ信じられないくらいデキ過ぎの話である。
そんな話に説得力を与えたのは、浮浪児を温かく見守り強い信念を持つサンドラ・ブロックの演技もさることながら、少年役のクイントン・アーロンが大きなカラダ全体から発する誠実さが大きい。
また、まだ小さい長男のS.J.がふたりのつなぎ役となって話が湿っぽくならないようにしている。子役ジェイ・ヘッドはなかなかの芸達者ぶりだ。ただのお涙ちょうだいの作品にしなかったことが、少年を含めた家族の良心に対する敬意に感じられた。
日本の誰かさんもね、人の懐でなんとか手当なんか考えてないで、自分の懐痛めて才能のある子供たちを救ってよ。おカネあるんだからさー。
ここのところすれ違いばかりで、お久しぶりのキャシー・ベイツ。マイケルの大学選びに揺さぶりを入れるシーンは笑える。
暖まる話し
凄く心暖まる話しでした。確かに金持ちの慈善事業と言うか、金持ちだから出来るコトではあるのですが。
暖ったけー気持ちにはなれます。
感動に号泣とまでは行かなかったのでA−で。
母親役の女優は美人でした。
父親代わりも良かったです。
全体に楽しめる作品だと思いました
ぜひエンドロールまで全部見てください!
サンドラブロックが主演の実話感動ストーリーです。
いやぁ、最後のエンドロールが良いんです。
映画が終わると同時に席を立つ人が多いんですが、
この映画では是非エンドロールを全部見てほしいです。
エンドロールに実際の写真が何枚も使われているんですが、
実在の登場人物が映画の役者さんとそっくりなんです。
サンドラブロックが、セレブなんだけど、チャキチャキでおせっかいなオッカサンになって、
身寄りの無い黒人の少年を「いーから家に住みなさい」ってするんです。
過去も知らない少年を自宅に住まわせて、教育を受けさせ、免許取得、車の購入、
大学進学まで全ての面倒をみてくれるんです。
これが実話って・・・どんだけ金持ちなんだ?
まぁ、どんなに金持ちでも、身寄りの無いホームレス同然の黒人の少年を家族として
惜しみなく愛情とお金を注ぐなんて有り得ない話しでしょう。
でも、こういう「おせっかいなオッカサン」は、カスカスの乾燥した今の世の中、必要だよなぁーと思いました。
あんまりにも出来過ぎた話しだから作り物っぽく感じるのですが、
エンドロールの本物の写真を見て、あー本当に実際の話なんだ、
と気付かされた時に熱いものがこみ上げて来ました。
この映画、ほんと、見に行って良かったです。
気持ちがホクホクあったかくなりました。
以前見た「Disny'sクリスマスキャロル」で見られる、
クリスチャンの精神(慈善活動や愛情や施しを他人にも与えなさい)、
ということが根付いた土地でないと理解されにくいのかもしれないジャンルの映画かもなぁ、
残念ながら、ちょっと日本人には理解しにくいストーリーかも、とも思ってしまいました。
頼れる強いママのお話
アメフト選手の実話(半生)をもとに作った作品だそうですが、
ストーリーは(大よそ)ママが主人公になってますね。
サンドラ・ブロックを起用したのは 大正解だったと思います。
彼女、ステキです☆
アカデミー賞候補とうたわれている作品のようですが、
個人的には “きれいにまとめ上げられている映画”という印象が先立って
覚えていることと言えば、めっちゃ頼りになるサンドラ・ママ、大活躍!の部分だけです。
なのでサンドラが受賞なら 納得です。
ビッグ・マイク(主人公)にコメントするなら
「大変だったけど、(君)ラッキーだったね」の一言でしょう。
努力だけで行き着けるエンディングではないので、
必然・偶然・奇跡を少しずつ感じながら「いいお話・。★」と納得する、みたいな。
おそらく(視聴者の)ターゲットを学生にして作ったのかなと思います(学校とかで上映会をするのにいいかも)。
ためになる映画です!
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