しあわせの隠れ場所のレビュー・感想・評価
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リーアンの気っぷの良さ
サンドラブロック扮するリーアンテューイは、 スポーツ入学したものの問題児となっていたクィントンアーロン扮するマイケルオアーを見かねて自宅で引き取った。リーアンは、自宅でも馴染めないマイケルを気にかけ家族に引き込もうとしたりマイケルのために買い物に出かけた。リーアンの気っぷの良さとか身寄りのない見知らぬ黒人でも親切に面倒をみる素敵な姿は姉御肌の役が多いサンドラブロックにぴったりだね。本当の優しさは素晴らしい。しかし白人社会には家族にも影響があるものだが、子供たちもマイケルに優しい対応をしていく。そしてマイケルはフットボールに挑戦していく。
ハードル上げすぎた
確かにいい映画だとは思うけど、ちょっとレビューの評価高すぎだと思います。雰囲気としては、寡黙な主人公が行動で周囲の人物に影響を与えていくというストーリーなので、ビリー・ボブ・ソーントンの「スリング・ブレイド」を連想しました。ま、あんな悲劇的な結末じゃなかったけど。
サンドラ・ブロックはブロンドにする意味あったのか。裕福で、養子も取れるほどの金持ちを見ただけで分からせるために、あえてそういう外見にしたのか。この場合、ブロンドに染めている金持ちを演じたのか、もとからブロンドの金持ちを演じたのかによってずいぶん違う。
「ヘルプ~心がつなぐストーリー」で、ジェシカ・チャスティンが演じたブロンド女は、不自然さと、貧乏育ちを見破られ、ブルジョアジーからいじめられていたけど、この映画では、サンドラはリーダーシップを発揮して、自分に異を唱える人間には自ら距離を取るいさぎよさ。やや現実離れした、おとぎ話みたいな人物像なのだ。しかし、どうやら実在の人物がモデルらしく、かなり「いい人物」として美化され過ぎているようだ。
付き合いのあった黒人のコミュニティに単身乗り込んでいく無鉄砲なサンドラは「私は全米ライフル協会に多額の寄付をしている。あなたたち黒人なんか怖くない。もし、家に不法侵入したら容赦しないわよ」「うちの息子に関わらないで」というタンカを切って黒人のギャングに凄んでみせる。それを見て、アメリカの病巣ともいえる銃規制にまつわる問題が一向に進展しない理由が見えた。彼ら白人にとっては、このどうしようもない不良黒人どもは、ほっとくに限るが、自分たちに危害を加えてきた時には容赦なく撃ち殺す。という覚悟が必要なのだ。
ビッグ・マイクの起こす数々の奇跡を見続けるのは、心が洗われるようで、小気味いい感動を味わえるが、やっぱりアメフトのルールが分からないと、半分も理解できない。いろんな意味で、アメリカ人にしかわからないサクセスストーリーだったと思う。
2018.2.12
感動してあったかい気持ちになるし勇気が出る映画
1番印象的なのは、やはりリー・アン•テューイ
この人は本当に人格者で行動力と発言力と肝っ玉が据わってて素晴らしかった。
誰かに優しくした時に救われるのは相手だけじゃなくて自分達だったりする。何度も見たくなる名作です。
守りたい
実話ベースだったのね。過酷な環境で、よくグレなかったなぁ。そこが一番の驚き。人って生き抜くためには、どうしても怒りを原動力にしそうだけど、マイケルは内向きになって、見ないことで耐えていたのか。私だったらもう死んでるわ。
サンドラ・ブロックの胸の谷間や、タイトスカートのヒップラインにドキドキ。少々、露出の多い、セクシーママだった。夫のショーンは目立たなかったけど、たぶんこの人が家族をおおらかに支えていたのかも。この夫婦は、見て見ぬふりはできなかった。そして、役所の手続きや、実母との話し合いや、解決すべき事柄を、コツコツと地道に進めていった。その姿は、娘も息子も、マイケルも、しっかりと見ていた。そして絆ができあがった。美しや〜。
「ミザリー」を最近見たばかりなので、キャシー・ベイツを油断せずに見ていた(笑)。まったく裏がなく、いい人で、安心した。
世界情勢がきな臭い中、心あたたまるお話でほっとした。
日テレの過去放送を録画で。
感動の実話
わかりやすい
実話を元にしたお話
ものすごい勇気を持った温かい家族
いいお話だった!!あーこういう話はなんだかぽかぽかする。未だに差別はあるんだろうし、それを認識するだけでは足らなくて、歩み寄らないと何もかも埋まらない。今日明日とかではなく、続けていくことが大事なんだと思わせてくれる素敵なお話でした。
映画の中でいいなと思ったのは、あくまでマイケルの意思を尊重するところ。どうしたい?それは勇気のある質問なのかもしれない。
自分の役割を知る喜び
主人公の黒人少年マイケルは、治安の悪い地域で育ち、家庭環境も最悪だった。その後ついにホームレスとなってしまう。それを見かけたお金持ちの家族に引き取られ、だんだんと普通の生活を取り戻していく。フィジカルエリートなマイケルにアメフトやらせてみるが、優しい性格のために中々激しいタックルができない。しかし、この優しさで引き取られた家族の息子を守る勇敢な行動を取る。それを見たお母さんが、味方を守るために相手を倒せと伝える。そのおかけで持って生まれた能力を最大限発揮でき、プロのアメフト選手へと駆け上がっていく。
アメリカっぽいサクセスストーリーだが、自分の生まれてきた理由、役割を知ることはとても幸せなことだと感じた。私にもそんな役割があれば良いな。
アメリカのいいところ
感動の実話
サンドラ・ブロックさんがオスカーをとった迫真の演技も見どころなのでしょうが、なんと言ってもこの映画の素晴らしさは実話と言うことに尽きましょう、とは言っても雨の中を震えながら歩くマイケルを見かねて家に連れ帰るリー・アンのシーンは映画の脚色で家に呼ぶのはもっと後とのこと、映画ではマイケルはフットボールの初心者のように描かれていたが映画を観たマイケル本人は以前から学んでいたと憤慨したようだ。このようにドラマ仕立ての都合上、多少の脚色の混じることは当然だがリー・アンの一家がマイケルを助けNFLのスター選手に押し上げた美談に嘘はない。
悲惨な子供時代をおくったにも関わらず悪の道に染まらなかったのは一部の人の優しいまごころが寄与したのだろう、難民の子を引き取って育てているアンジェリーナ・ジョリーや100人以上のベトナムの子の里親でもある杉良太郎さんなどの人道支援は有名だがまだまだ稀有な例なのでしょう。杉さんも売名行為と誹られたり不本意な中傷にあったと聞きます。映画.COMのインタビューで実際に本人に会ったサンドラ・ブロックさんも「リー・アンの一家にあらゆる人が質問を浴びせたそうだわ、善行をする人のことなんて誰も信じていないもの、今の私たちが暮らしているのはそんな寂しい世界だわ」と語っている。悲しいかな映画に感動する一方で出来すぎた話と懐疑的になる自分もいて身につまされます、歳をとるとはこういうことなのでしょうか・・。
いつの世でも恵まれない人々に手を差し伸べる温かい心をもった人々がいることは素直に信じられる自分でいたいと願う名作でした。
本当に良作
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