劇場公開日 2010年2月27日

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「作品の受け止め方で評価が二分されそうな気がします」しあわせの隠れ場所 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0作品の受け止め方で評価が二分されそうな気がします

2010年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

ハリウッドっぽい美談だけど、
わたしは、こんな作品好きだなぁ(笑顔)

~~~


家族
養子
人種差別
人の指導法

日本だと24時間テレビが好きそうな題材ですが、
現代アメリカ社会に内包する問題を織り交ぜつつ、
決して重苦しくなく、コミカルタッチに描かれているのに好感が持てました。

一緒に観た人にも恵まれましたね。
みなさんノリがよくって、中盤以降、
何箇所で声を上げて笑っただろう。

ネタバレを防ぐために記しませんが、
大笑いしたワンシーンは、いまだに
脳裏に焼きついていますからね。

プレーにも笑えるし、
そのあとのコメントにも大笑い。
あれも実話なのかな?それとも創作なのかな?

◇   ◇

観る人によって
観る角度が異なる気もしました。

サンドラ・ブロック演ずる
母親目線で観る人もいるでしょうし、
私のように指導者目線で観る人もいるでしょう。

やっぱり人に応じて
効果のある言葉は違うね

1人が上手く行ったからって
それが別の人にも通用するとは限らないね

どんなにダメに見える子でも
ひとつはいいところがあるはずなんだから
それを見つけて信じて伸ばしてあげないと

 人にしてやれる最大の善行は
 自分の富を分けてやることでなく
 相手の隠れた才能を引き出してやることだ

ベンジャミン・ディズレーリのそんな有名な言葉もあるんだからさ。

☆彡     ☆彡

所詮、金持ちの自己満足でしょ

そのスタンスで入ってしまうと
居心地の悪さしか残らない気がします。

養子を迎える
アカデミー会員は多いですから、
作品に対して好印象を抱く人が多いのでしょう。

ここはアメリカと日本の国民性の違いがあるかもしれません。

ある男と
ある家族におきた
アンビリーバブルだけど
現実になしえたプロセスを
出演者の家族になったつもりで楽しむ。

だって、映画には、夢の世界もあるんですから(笑顔)

septaka