「いい人ばかりのいい話」しあわせの隠れ場所 harizoさんの映画レビュー(感想・評価)
いい人ばかりのいい話
終始、ほっこり暖かい話で良かったです。
確かに途中までセレブの自己満足?を疑いつつも
きっかけはどうあれ、与える方も与えられる方も
双方に得られる悦びと学びがそれぞれあるということ、
次第に憐れみも消え、明るくユーモアに溢れた
イヤミない脚本は爽やかでとても好感が持てました。
とくにママの“リー・アン”(サンドラ・ブロック)と
息子の“SJ"の粋でポジティブな台詞が面白く、
感動作である前にコメディ色もあってとても
元気がもらえました♪
あと毒される事なくスラムで育った黒人少年
“ビック・マイク”(クィントン・アーロン)の
優しさが→保護本能→アメフト向きに発展する
さすがアメリカンドリーム!!(笑)
マイクが温かく迎え入れてくれた家族に対し
感謝と一生懸命応えようとする真摯な態度も
セレブじゃなくても姿勢を正される気分でした。
単なる金持ちの奢りにとどまらない展開や
お互いの成長や幸せをもたらす慈善事業は
見ていて気持ち良いもんですね。
「インビクタス」はラグビーでしたけど、
実話でエンドロールで本人写真出てきてって流れは
同じで時期も時期かぶっててどうしても比べがちだけど、
どちらもそれぞれの感動、実話の力はやっぱりいいですね。
ちなみに偶然最近レンタルした「僕はラジオ」(←これも実話)
もそんな作りでした(笑)これもオススメ♪
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