しあわせの隠れ場所のレビュー・感想・評価
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誇りと勇気
コートを羽織るような夜の寒空、半袖でひとり歩く黒人男性に声を掛けられるか?
日々何となく気にはなるけど見なかったことにしたり、自分がやらなくても誰かがどうにかするだろう。と放ってしまう事がある。
洋服を買いに行った時にママが「自分らしいと思うものを選びなさい」とアドバイスした事や、マイケルが書いた論文は素敵です。
自分の道は自分で選び進んでいくものだけど、1人では決して得られないものがあって、人の助けだったり温かさに生かされているのだと感じました。
マイケルの純粋さと勇気と優しさは素敵なのですが、この家庭の子供のコリンズ、sjも真っ直ぐでかわいいです!
温かさと感謝を忘れないようにしていればこんな人間になれるかな(’-’*)♪
ハートウォーミング💛
アメフトって競技が大好きです。観ててこんなに楽しいスポーツは他にないのに日本ではさっぱり盛り上がらないのが不思議でたまりません。それはさて置いて・・・
この映画も大好きです。まさにハートウォーミング。実話に基づいているそうですがあまりにも展開がうまく行き過ぎててまるで映画でも観ているようです。んっ?いいのか・・・
あまり深く考えずにご鑑賞あれ!
オスカーとラジー
序盤のシーンがにくい演出。まるで警察で取り調べを受けているかのようなやりとりだったけど、終盤に何か事件を起こすんじゃないかと冷や冷やさせられた。ブランコに乗ってる子供を後押ししたり、生き別れになった兄と会ったり、実家近くの不良どもと会ったとき等々。まぁ、車で事故ったのはビックリだったけど、事故だからしょうがないか・・・
原題のブラインドサイドというのも、クォーターバックだけが花形とされていたアメフトにおいて革命的な攻撃防御みたいなレフトタックル。よくわからなかったけど、クォーターバックの守護神みたいな存在?相手のクォーターバックの死角から攻撃するポジション。
知能指数などなど学業は全くダメだけど、守護本能だけは特異的に優れていたマイケル。つらい麻薬や暴力などの悪環境に育った選手は粗暴になるという定説を打ち崩すかのように、穏やかな平和主義者になったのだ。よくあるアメフト映画とは一味違ってたなぁ。
この映画によって、オスカー女優になってしまったサンドラ・ブロック。同じ年にラジー女優賞を取ってしまうところが憎い(笑)。やっぱりマイケルが守護天使だったのか。オスカー女優のキャシー・ベイカーも守ってたのかもしれない・・・
【2011年視聴】
サンドラ・ブロックが演じるリー・アン・テューイが魅力的。 マイケル...
サンドラ・ブロックが演じるリー・アン・テューイが魅力的。
マイケルがどうなるのか氣になって最後まで目が離せなかった。
アメフトもミシシッピ大学も後見制度も詳しくは知らないけど楽しめた。
彼が私の人生を変えたの
「あなたは彼の人生を変えたのね」
「いいえ、彼が私の人生を変えたの」
というお母さんのセリフが良すぎて
この映画の全部を表してる気がする…
可哀想な少年に服や食べ物や住むとこを与えてあげて満足、じゃなくて
彼を迎え入れたことで、
家族で食卓を囲んでお祈りしたり、寝る前に本を読んだり…と幸せを感じれるお母さん、
本当の兄のように慕う弟、
学校で居心地悪そうにする彼に静かに寄り添う妹、
家族を見守るお父さん…
出てくる人皆んないい人すぎる!
【この映画が好きな人におすすめ(かも)】
ワンダー 君は太陽
コーダ
予想通りの展開だが、心洗われる名作
ストーリーとしてはよくあるお涙頂戴系とも言えるが、これが実話となると観方がガラッと変わる。ものすごく良いお話だ。
マイケルを包み込むテューイ家皆の広い心は、私のような凡人には到底理解できるものではないほど慈悲深い。長女にいたっては、多感な時期にもかかわらず神対応の域すら遥かに越えていると言える。
良いお話過ぎて観ている側としては少々斜に構えてしまうほどだが、マイケルの「保護本能」のシーンはやはり無心になって泣ける。随所でテューイ家の人々を守るシーンも良いし、部活のコーチを守るシーンは格別だ。審判への敬意の心も見逃せない。
どうしても「金持ち喧嘩せず」的な色眼鏡が本作の純粋な良さを邪魔してしまうが、マイケルが風船に気を取られるシーンは嫌味無しに素直に名シーンと言える。
愛と信じる心
前知識ゼロで何気なく見始め
気づいたら何度も涙ホロリ、、
主人公はジャンキーのママのもと、
ホームレスのように暮らしてきたビックマイク
かと思いきや
彼と出会い、家に迎えいれた裕福な白人女性
彼女はとにかく自分の信念のままに動き
時に傲慢でありながらも大切な人を信じる心を決して忘れず慈悲の心と愛で動きます
もちろん彼女の財力有きだけれど同じ立場であっても同じ行動をとれる人がどれだけいるでしょうか
彼女の家族、おおらかで彼女の1番の理解者のパパ
美人でスポーツも万能だけれど他人の目より自分の目を信じる長女
とにかくどこにも人を上下や優劣で見ない
息子
全てが暖かく、強い
自らの価値観や人間性を何度も問いかけられる作品でした。
感動した
見れていなかった作品をようやく鑑賞。
何よりもマイケルを受け入れた家族みんなが素晴らしい。
なかなかできないことをさらっとやってのけ、信念を貫く姿が良かった。
サンドラ・ブロックの演技は、圧巻でした。
残念ながら、アンクル・トムの小屋
個人的な成功劇。
この話では黒人に対する差別が無くなったとは言えないし、貧困が無くなり、格差が是正される訳では無い。
従って、昔から語られるアンクル・トムズ・ケビンって事になってしまう。残念ながら。 また
、大学への入学に忖度があったか、なかったかが調査が入っているようだが、真実が語られているとは言い難い様な気がする。残念ながら。
キリスト教的保守主義だと思う。言葉を変えるなら、共和党支持者が出来る善意の最先端って事だ。
【保護本能高き、哀しき出自の黒人青年に差し伸べられた人種偏見のない優しき、白人の手。”白い壁”を周囲の手助けと自らの強い意志で乗り越えた実話ベースのヒューマン・ドラマである。】
■プロのアメフト選手マイケル・オアーの里親になった主婦の周囲の偏見に屈せずに、自分の子として育てた姿が、印象的な作品。
”いやいや、出来すぎでしょう・・”と言う声は、今作は実話ベースであるという事実に払拭される作品でもある。
◆久方振りに鑑賞した感想 <Caution!内容に触れています。>
・冒頭のアメリカン・フットボールシーンで、QBを守る”The Blind Side"の姿が、描かれる映像から始まるシーンから、秀逸である。
ー 何気ない、アメリカン・フットボールの試合のシーンであるが、その迫力に込められたその後の作品展開を暗喩させる。実に巧い。-
・そして、場面は転換し、そぼ降る雨の中、肩を落として歩く、マイケル・オアーに声を掛けるリー・アン(サンドラ・ブロック)の姿。
ー 普通は、声を掛けないでしょう。裕福な白人層が、得体の知れぬ大柄の黒人青年の声を掛け、車に乗せ、家に連れて行く。
だが、リー・アンのフランチャイズ経営で成功している旦那さんや、ヤンチャな息子”ST"や、娘コリンズも彼を普通に迎え入れる。
このシーンだけで、テューイ家の人々が、人種偏見を持たないリベラルな思想を持っている事が分かる。-
・一晩一万$するソファーに泊めて貰ったマイケル・オアーが、翌日キチンと毛布を畳み、静にテューイ家を後にするシーンも良い。
ー リー・アンはいち早く、マイケル・オア―の人柄を見抜き、声を掛ける。”もう、帰るの?”-
・マイケル・オアーが高校で肩身の狭い生活をしている時にも、ヤンチャな息子”ST"は”笑顔だよ!”と声を掛け、彼が一人図書室で勉強をしている際に、友達と勉強していたコリンズが自分からマイケルの席に行って一緒に勉強をするシーン。
ー きっと、誹謗中傷もあるだろうに・・。このリー・アンの二人の子供たちの行動には、親から引き継いだ確かなる人種を越えた善性を感じる。
このような細やかなシーンの積み重ねが、今作の真価を引き出している。-
・そして、マイケルが徐々に笑顔を取り戻して行くシーン。
ー だが、その陰には彼の麻薬に依存した母親や、彼が住んでいた荒んだ町に単身乗り込んでいくリー・アンの姿が、キチンと描かれているのである。-
■リー・アン一家が肩入れするミシシッピ大学への進級をするために、マイケルが努力する姿。だが、それをリー・アン一家”下心が有って行った。”と諮問されるシーン。
悩むマイケルに対し、“貴方が進む道を決めれば良いのよ!”と諭す、リー・アンの姿。
<今作が素晴しいのは、リー・アン一家が人種の偏見なく、マイケルを受け入れ、彼の未来を切り拓いた崇高な姿である。
例え、最初はリー・アンが、マイケルのアメリカン・フットボール選手としての実力を見抜き(映画の中でのコーチを差し置いての彼女が戦術を伝達するシーンの面白さよ。)、自分達の母校であるミシシッピ大学への進級を望んでいたとしても、最後にはマイケルの意思に、彼の行く末を委ねる姿。
今作は2010年公開作であるが、不寛容な思想が蔓延る現在であるからこそ、観たい映画である。>
サンドラブロックのシリアスな場面とコメディチックな表現の差が印象深...
サンドラブロックのシリアスな場面とコメディチックな表現の差が印象深い。
車のウィンドウを下げてこっちを見て泣いているサンドラブロックで泣いた。
続くハグで後ろに三人が見えるカットも最高だった。
テューイ夫妻の円満さが何とも言えない心地よさ。
映画としてどのくらい脚色されているかはわからないが、実話を元にしている時点で物語を受け入れさせる力がある。
ライフル協会~の話しはアメリカの銃社会の闇みたいなものも感じる。
冒頭と本作の内容ではローレンステイラーという選手のことが分からず、もう少しだけどう感謝しているのか知りたかった。
ブラインドサイドというアメフトポジションの意味、凄さがわからなかった。
もう一人のスティーブン君はどうなったんだろ?
スー夫人の民主党支持なの、の意味がわからなくてまだまだアメリカ社会の勉強不足と感じた、、、(汗
はっきり言うとリリーコリンズのチアリーダーがもっと見たかった。
実話に基づいた話。 親と引き離され彷徨っていたアフリカ系少年が、あ...
実話に基づいた話。
親と引き離され彷徨っていたアフリカ系少年が、ある一家に保護されアメフトの才能を開花させる。
踏み込む勇気、人を信じること、自分自身が変わることが幸せへとつながっていく。
観ているだけで元気がもらえる。
キャストも良かったし、SJが可愛かった。
人生のヒントをもらえるような、じんわりと来る良い映画です。
リーアンの気っぷの良さ
サンドラブロック扮するリーアンテューイは、 スポーツ入学したものの問題児となっていたクィントンアーロン扮するマイケルオアーを見かねて自宅で引き取った。リーアンは、自宅でも馴染めないマイケルを気にかけ家族に引き込もうとしたりマイケルのために買い物に出かけた。リーアンの気っぷの良さとか身寄りのない見知らぬ黒人でも親切に面倒をみる素敵な姿は姉御肌の役が多いサンドラブロックにぴったりだね。本当の優しさは素晴らしい。しかし白人社会には家族にも影響があるものだが、子供たちもマイケルに優しい対応をしていく。そしてマイケルはフットボールに挑戦していく。
ハードル上げすぎた
確かにいい映画だとは思うけど、ちょっとレビューの評価高すぎだと思います。雰囲気としては、寡黙な主人公が行動で周囲の人物に影響を与えていくというストーリーなので、ビリー・ボブ・ソーントンの「スリング・ブレイド」を連想しました。ま、あんな悲劇的な結末じゃなかったけど。
サンドラ・ブロックはブロンドにする意味あったのか。裕福で、養子も取れるほどの金持ちを見ただけで分からせるために、あえてそういう外見にしたのか。この場合、ブロンドに染めている金持ちを演じたのか、もとからブロンドの金持ちを演じたのかによってずいぶん違う。
「ヘルプ~心がつなぐストーリー」で、ジェシカ・チャスティンが演じたブロンド女は、不自然さと、貧乏育ちを見破られ、ブルジョアジーからいじめられていたけど、この映画では、サンドラはリーダーシップを発揮して、自分に異を唱える人間には自ら距離を取るいさぎよさ。やや現実離れした、おとぎ話みたいな人物像なのだ。しかし、どうやら実在の人物がモデルらしく、かなり「いい人物」として美化され過ぎているようだ。
付き合いのあった黒人のコミュニティに単身乗り込んでいく無鉄砲なサンドラは「私は全米ライフル協会に多額の寄付をしている。あなたたち黒人なんか怖くない。もし、家に不法侵入したら容赦しないわよ」「うちの息子に関わらないで」というタンカを切って黒人のギャングに凄んでみせる。それを見て、アメリカの病巣ともいえる銃規制にまつわる問題が一向に進展しない理由が見えた。彼ら白人にとっては、このどうしようもない不良黒人どもは、ほっとくに限るが、自分たちに危害を加えてきた時には容赦なく撃ち殺す。という覚悟が必要なのだ。
ビッグ・マイクの起こす数々の奇跡を見続けるのは、心が洗われるようで、小気味いい感動を味わえるが、やっぱりアメフトのルールが分からないと、半分も理解できない。いろんな意味で、アメリカ人にしかわからないサクセスストーリーだったと思う。
2018.2.12
感動してあったかい気持ちになるし勇気が出る映画
1番印象的なのは、やはりリー・アン•テューイ
この人は本当に人格者で行動力と発言力と肝っ玉が据わってて素晴らしかった。
誰かに優しくした時に救われるのは相手だけじゃなくて自分達だったりする。何度も見たくなる名作です。
守りたい
実話ベースだったのね。過酷な環境で、よくグレなかったなぁ。そこが一番の驚き。人って生き抜くためには、どうしても怒りを原動力にしそうだけど、マイケルは内向きになって、見ないことで耐えていたのか。私だったらもう死んでるわ。
サンドラ・ブロックの胸の谷間や、タイトスカートのヒップラインにドキドキ。少々、露出の多い、セクシーママだった。夫のショーンは目立たなかったけど、たぶんこの人が家族をおおらかに支えていたのかも。この夫婦は、見て見ぬふりはできなかった。そして、役所の手続きや、実母との話し合いや、解決すべき事柄を、コツコツと地道に進めていった。その姿は、娘も息子も、マイケルも、しっかりと見ていた。そして絆ができあがった。美しや〜。
「ミザリー」を最近見たばかりなので、キャシー・ベイツを油断せずに見ていた(笑)。まったく裏がなく、いい人で、安心した。
世界情勢がきな臭い中、心あたたまるお話でほっとした。
日テレの過去放送を録画で。
ストーリー 7 芸術 5.5 演技 6.5 エンタ 7 総合 6....
ストーリー 7
芸術 5.5
演技 6.5
エンタ 7
総合 6.5
心地良さの残る愛のあるいい映画。実話なんでしょうけど、保護本能の高さがアメフトの強さに繋がる、が俄に信じ難い…。
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