劇場公開日 2010年7月31日

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「アメリカか、ロシアか。それとも二重か。」ソルト アルさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5アメリカか、ロシアか。それとも二重か。

2021年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

アンジェリーナ・ジョリーの魅力を最大限に活かした仕掛けが満載。アンジー演じるイヴリン・ソルトだが、アップでのカットが多く、表情を魅せつつ、鑑賞者をも騙す演技はさすが。
終盤、ウィンターとのガラス越しでの優しい目と表情には鳥肌が立った。

若干、コトが容易に進み過ぎる感はあるが、そこはトップクラスのスパイという設定で、良い意味で理解。

キウェテル・イジョフォー演じるウィリアム・ピーボディ、渋い配役だが絶妙な演技でラストまで物語の外枠をしっかり堅持してくれた。

アクションはさすが、アンジーが1人で大暴れする為の映画。ん?過去にシリーズ物で似た様なのあったが、、、いや、【ソルト】はストーリーの起承転結もしっかりと、伏線もまずまず納得の回収で心地良い。最後までどちら側なのかがわからない脚本も秀逸。

続編を匂わせるエンド、というより作る事が前提のエンド。期待せずに待ってみる。

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アル