アイガー北壁のレビュー・感想・評価
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登山の映画ではない。
アイガー・サンクションの元ネタだった。
リアルに描くのは良いが、助かるか助からないかだけの話だし、後々語られる話だから、助かる事になるろう。
演出が悪すぎる。夜や吹雪の場面で視界が聞かない上に、似たような顔だから、誰が生き残ったかも分からない。
必要のない場面が多すぎて、
結果はハリウッド。ではないのか!?
驚き。じゃぁ、この登山は何だったのか!?生存者がいないのに、登山の経過がここまでリアルに表現できる訳が無い。つまり、過度の演出で、見にくい映像を見せられていた事になる。
言いたい事は分かる。ナチス批判だからね。しかし、彼らをナチスドイツの被害者とは思えない。
壮絶。実話ベースのすごい映画。
壮絶な映画。
実話ベースで丁寧に製作されていて、リアリティがすごい。
手に汗握ると言うが、本当に手に汗をかいた。
それにしても命をかけて山に登るなんて自分のような凡人の理解を超える。
テレ東「午後のロードショー」
寒い
2022年8月27日
映画 #アイガー北壁 (2008年)
アイガー北壁の初登頂競争をめぐる実話
ほとんど登山のシーンで、厳しい自然との戦いが見応えがある。
そして、ラストのシーンは衝撃的で、これが実話とは辛いな
ハリウッドならもっと盛るところだろうがちょうどいい感じ
高いところとお化け屋敷が大の苦手なのに観てしまう私の悪い癖。特に足...
高いところとお化け屋敷が大の苦手なのに観てしまう私の悪い癖。特に足場が不安定な場所での落下の恐れがある映像は足がぞくぞくしてきます。崖が壁の様に聳え立つアイガー北壁
人間のあらゆる分野への探求心とチャレンジ精神に感服します。
この登山は過酷を極めます。だからこそ熱い情熱と氷のような冷静さに何が起きても大丈夫な備えが必要になりますね。登山隊に落石があります。一人が頭部に怪我をしてしまうシーン、山を降りようと提案するチームメイトに絶対に山を降りないと強引に迫ります。冷静さを失った仲間ほど恐ろしいものは無いですね。今にも落とされそうな剣幕に嫌な予感しかしなかった。次々に起こるアクシデントについに下山を決めるのですが時すでに遅し、チームは降りるのも困難を極める状態になってました。最後の生き残りは助かるのかと思いきやロープの長さ足らずで宙づりになってしまい力尽きたのでした。
山岳遭難はいつでも見ていてつらい
初鑑賞
実話ということで興味を持ってみた
山岳遭難の映画はほかにも見たことあるが
とてもつらい
後で、判断が間違っていたとか
あの時こうするべきだったとか・・・・・
主役の二人を説得した女性記者もつらいだろう
ほんとに実話?
ほんとに実話なのだろうか?
どこまで題材にしてるかわからないけどすごかった。
見ているだけで痛々しさと染み入る様な寒さを感じた。
登山家はあの様な現実を知りながらもなお、登ろうとする気持ちは
全くわからないが彼らの山に登ろうという情熱は賞賛したいと思う。
しかしながら、4人の登山家は誰一人生き残れず、
一人は登頂を夢見て怪我をしているにも関わらず無理をしたため結局
全員の命を危険に晒し、アンディは1本のザイルに3人が繋がっていることに
保たない危険を感じ自ら切断。そしてトニーは自分で動けななくなり
更に多くの人間の命を危険に晒してまで助けを求めるなど
到底共感出来るような行為ではなかった。
他のアクション映画とは違い、リアルな山の恐ろしさが
描かれており、超人的な登場人物など居らず、ひとつひとつの
行動や小さな落石、骨折、凍傷などが痛々しくてたまらない。
この映画を見た後、登場人物が実在するのかウィキペディアで
簡単に探してみたが見当たらず、ストーリーとして実話なのか?
題材として実話なのか、わからなかった。
とにかく感動とか共感とそんなものはなく
ただただ山の恐ろしさを感じる、または登山家という
上記を逸した人種に驚嘆する映画だった。
実話に基づくって、こんな事件があったとは… 登山シーン、アクシデン...
実話に基づくって、こんな事件があったとは…
登山シーン、アクシデント、本当にすごい。よくこんなの撮れたもんだ。見てるこっちが寒さと恐怖に震えてきます。
人ってどうしてこんな危険なことするんですかね。最近も命綱なしで高層ビルを登ったりとか。理解不能。人は失敗から学ぶもの。失敗したら即、死とか、ありえない。少なからず他の人にも迷惑かけてる気もするんですが…。
BSテレ東吹替版鑑賞。かなりカットされてる模様。結末忘れたらノーカット版をまた見たい。しかし、これ、忘れられるだろうか。
追悼 植村直己
ヒロイン役が…
単純明快でとても良い映画です。臨場感があり足もすくみっぱなしです。しかし大きな難点があります、ヒロイン役のルイーズの容姿が生理的に受け付けずキスシーンとか気持ち悪く見てられませんでした。しかもタバコ吸うんでしょルイーズ、口も臭いはずだよ。演技も終始半笑いな感じで不気味です。良い映画ですがこの女優が無理なのでもう二度と観ません。
目の前で!
目の前に来ても、最後助からなかった、
悲しい悲しい結末。
オーストリアめに加えて、間抜けな救助隊員たち!
人を助けに行くのに、紐が短いだなんで!
タバコを吸って待ってるんじゃねえよ、
お前らささっと登れ!と一喝したくなる。。
ナチ政権下で起きていた、知られざる悲劇
エベレスト初登頂のときのように、アイガー北壁でも、欧州各国の初登頂争いは熱気を帯びていた。
さらに当時のナチ政権はベルリンオリンピックを目前としており、アイガー北壁を登頂した暁には金メダルを与えると喧伝。ドイツの手柄にするものかと、各国の登山隊がアイガーに集う。
二人の主人公、トニーは「生きて帰る」をモットーとした慎重派。対するアンディは自信に満ちた情熱家。アンディの熱意に引きずられるように登攀を決めたトニーだが、本心は名声につられた野心家だと思われたくなかったに違いないし、本気でアイガー北壁は難しいと判断していたに違いない。
スポーツマンシップに則り他の隊を助けたり、血気にはやるアンディを制して撤退を決めるなど、冷静さを保ち困難を克服しようとしていた彼が、アンディの死を目の当たりにした挙げ句救助隊に見捨てられてしまい、とうとう取り乱してしまった時は、心締め付けるものがあった。
凍傷で動かなくなる指先、ザイルで負った擦過傷、堅い岩盤に刺さらないピッケル、現代より格段に劣る防寒具、夏なのに襲うブリザード、すべてが生々しく、高山の過酷さをまざまざと描く。
そもそも、アンディが自らザイルを切った時点で、トニーには彼の死を越えて生き延びる気力がほぼ無くなっていたのではないだろうか。
私も登山をするが、誰かがいるからしんどさも越えられる場面が多々あるし、不思議な力が湧いて来るもの。それは沿道やゴールに歓声のないスポーツである登山では特に重要なこと。トニーも相棒の命を背負っていたからこそ、生還ギリギリまで耐えられたのだと思う。
最後まで二人の足を引っ張るオーストリア隊も、ボロボロになりながらも絶対引き返さなかった背景には、彼らがナチ党だったからなのか、本意はナチを嫌っていたのに処世術で行かざるをえなかったのかは劇中から察することはできないが、彼らもまた時代のムードに翻弄されたといっても過言ではないだろう。
しかしヨーロッパの当時の技術力と生活水準の高さに驚く。標高2500メートルに四つ星ホテル? 標高3000メートルの駅に、観光用登山列車が到着?
欧州の山岳観光という物が、いかにセレブな階級の娯楽だったのかがよくわかる。
とはいえ、アイガーの列車は元は炭坑用。
麓の様子はそのまま格差の対比となる。
労働者たちが命を削って掘った岩盤と観光目的に金持ちが集う四つ星ホテル、テントで寝泊まりする登山家たちとホテル客。
トニーの元恋人で新聞記者見習いのルイーゼも、当初はキザでお洒落な上司ときらめく上流社会に心ときめいていた。
多少ご都合主義だったことは否めないが、ルイーゼは登攀を見守るうちにトニーへの想いを甦らせ、なんとか彼を助けようとする。もう少しの距離で如何ともしがたいザイルの距離、涙なしには見られない。
ラストはルイーゼが虚飾にまみれた社会と絶縁し、トニーへの愛を思い出のよすがとして自由の国アメリカで強く生きる姿が映し出される。
ヒトラー政権下において、国威発揚のセレモニーとして聖火リレーが発案されたベルリン五輪が「陽」ならば、アイガーに散った者たちはいわば失敗した「陰」のような存在なのだろう。
知られざる歴史の一部を知り、気がふさぎ込むような悲しい気持ちになったが、この実話を知ることができてよかったと思う。
真実に基づいた歴史の一部
作品は終始アイガーというとてつもなく大きな『主役』を中心に描かれたサスペンス。
ドイツ隊を出し抜こうとオーストリア隊が人間の貪欲な部分を映し、それをアイガーが許さず事故に遭う。
ドイツ隊とオーストラリア隊が協力して進むも無常にも断念。それを嘲笑うように山の天候が急変し、山から生きてはおろさぬと言わんばかりの絶望感。最後は自分達で油断、実力の誇示の結果帰りのザイルを外したことが全て過ち。人の欲や傲慢から生まれるのはアイガーという荘厳な相手では致命的、通用しないと言うのが一番印象に残った。
あとは地上との平穏さと山の過激さが映画全体の陰影をつけ、とても良い構成と感じた。
史実に基づいた映画が好きな方は是非一見下さい
命の危険すら顧みない山登りとは?
1936年、ベルリンオリンピックが迫る中、ナチスドイツは死の壁と言われたアイガー北壁のドイツ人による登頂を目指していた。ベンノフユルマン扮するトニークルツは、どこの山でも登っていた。恐いものは無いと言っていた。ヨハンナヴォカレク扮するベルリン新聞に勤めている幼なじみのルイーゼがやって来てアイガー北壁初登頂は一面トップになると言った。しかし、トニーは登らないから他の登山家をあたれと言った。オーストリア人でナチ党の者がすでにテントを張っているようだ。トニーは、急に登る気になって、今までの記録を記した日記をルイーゼに渡した。果たしてトニーは、満願達成出来るのか? こんな苛酷な登山に挑む勇気は大したものだ。登頂するふたりの固い絆もあって初めて出来る事かな。手に力が入るし、見てるだけでも辛いね。
もらい事故
BSテレ東の水曜シネマクラッシュを見て。
山かー、雄大な気分になるかなー、なんてお気楽に見たら、めっちゃ寒くなった。冬に見なくて良かった。凍ってしまう〜。
はっきり言って、もらい事故‼️ オーストリアめっ! 山をなめたらいかん! もう、あと少し手を伸ばせば届く距離なのに…。ここまで耐えていたのに…。事実を基にしているから、どうしようもないけど、悲しい。山って、自然って、厳しくて、人間はちっぽけで弱い。
ルイーズは実在の人物ではないかも?なんとなくレニ・リーフェンシュタールを下敷きにしてる気がする。あの寒さの中ピンピンしてる強さ、彼女しか連想できない。結局涙も見せなかったし(泣けばいいってものでもないけどね)。
撮影は過酷だっただろうけど、なかなか見られない景色を見せてもらって、とても良かった。
「無事、下山」なんて、誰が読む?三面記事だ。
映画「アイガー北壁」
(フィリップ・シュテルツェル監督)から。
ドイツ・オーストリア・スイス合作と知って、
へぇ、ヨーロッパもすごい作品をつくるな、と感激した。
前人未踏のアルプス連峰の難所・アイガー北壁に挑んだ若者が、
途中のアクシデントで、登頂を断念して下山することに・・。
それを知った途端、マスコミは取材をやめ撤退を指示して叫ぶ。
「記事になるのは、栄光か、悲惨な結末だ。
『無事、下山』なんて、誰が読む?三面記事だ」と。
しかし、下山にも登山に匹敵する真のドラマが待っていた。
マスコミ関係者の上司は、登山が始まる前、部下にこう言う。
「(我々が)悲しいのは、真のドラマはみられないってことだ。
記者や読者の宿命だ。我々は、登頂前の騒ぎを報道する。
登頂後も同様だ。しかし、肝心の中身は、想像するしかない」
その真のドラマを「下山」という地味な行程の中で見せつけられ、
その、生死をかけた生きざまに、愕然とさせられることに・・。
悲しい結末に胸が締め付けられて、息苦しくなるほどの緊迫感、
今回ばかりは「無事、下山」という記事が読みたかったなぁ。
P.S.
ラストシーン「ベルリンへ戻ろう」と声を掛けられた主人公の女性、
さっきまでの悲しみをすぐ忘れてしまう上司に向かい、ピシャリ。
「もう戻りません、たくさんです、あなたみたいな人たちは」
この台詞で、胸がす~っとしたことを付け加えておきたい。
止める勇気
多少は脚色されているのだろうけど
女性の強さがすごい
こんな愛に包まれて死んでいけるなら
不幸ではないかもと思える
今年も
止める勇気が出せない
ご老人たちが
他の人(捜査する人たち、および関係者)に迷惑を掛けて
死んでいった。
税金も使われている。
映画の出来栄えはすばらしいの一言
すべての人に見て損はないと言いたい。
(チャライ馬鹿には最期までは見れないだろうけど)
身体震える・・・
本当に人間はこんな巨大な壁を攀じ登るのか、と思うと感動とともにため息がでてくる。荒々しい映像のため、一緒に登っているかのような臨場感が得られる。あと寒さとか痛みとか・・・伝わってきます。
カメラワークが素晴らしい!
どんなベテランで経験豊富なクライマーでもちょっとした判断ミスや厳しい自然には勝てないことを実感。
凍傷の痛みや極限状態に追い込まれた苦悩がリアルに感じられて見ていて苦しくなりました。
山登りの端くれとしては、この映画を教訓に安全な登山を楽しみたいと強く思いました。
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