劇場公開日 2010年12月4日

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「森田監督のエッセンス」武士の家計簿 mark108helloさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0森田監督のエッセンス

2020年12月12日
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地味である。愚直である。極めて森田らしい引き算の制作行程がエンディングの感情の噴出へと誘ってくれる。抑制された表現、演出が観客の共鳴を拒否しながら最後に溢れだす堪えきれない共鳴。職人技である。人生はどこにでもいる人々のよって構成されている。その存在は子と親とその身内に依ってにしか認識されない。市井の人々の地味ではあるがあくまでもその認識の存在こそが熱いリアリティを描き出すと言うことを知らしめす作品となっている。秀作である。

mark108hello