「到底 理解できない」プレシャス Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
到底 理解できない
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あまりにも重たい・つらい現実、
到底 理解できない生活環境と 親子のつながり。
映画がはじまって15分、このストーリーはどこへ行きつくのだろうと
気が遠くなりました。。
ドメスティックバイオレンスに 表情ひとつ変えずに耐えるプレシャス。
守ってあげたい、でも守ってくれる人はいない。。
途中観ながら苦しくなったりするけれど、
夢見るプレシャスの空想の世界は 観ている人も現実逃避しちゃうような180度ちがう生活で
ちょっと楽しい気持ちになる部分もアリ。
エンディングは、大きな不安を残しつつも 少し前進できたプレシャスに
心が温かくなりました。
見どころたっぷりの映画☆
最低最悪ママを演じるモニークや、
ソーシャルワーカー?役のスッピン マライア・キャリー、
二人とも素晴らしい演技だったと思います。
そしてレイン先生を演じるポーラ・パットンが
とてもステキでした(『ミラーズ』と『デ・ジャヴ』に出演していた キレイな女優さんです)。
もちろん主人公・プレシャスのガボレイ・シディベも とても良かったです!
言葉の暴力がたいへん激しい映画なので、
理解ができなくてもキッズにはぜったい見せない方がいいです。
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