「ある意味パニック映画。」ジーン・ワルツ eigakabosuさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味パニック映画。
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サスペンスと謳ってはいますが、医療ドラマとして観た方が肩透かしを食らわなくて済みました。話が大胆過ぎてリアリティに欠けるからです。
母親に反対されながら父親のいないこどもを産むギャルユミ。経済的な背景も見えず、「奇跡」と、きれい事だけでこどもを産んでは先行きが不安です。
母親に代理母を頼むクール女医理恵、自分に置き換えて考えると、なんだかちょっと、、、代理母問題も最終的にも有耶無耶になった感じで、釈然としないままでした。
終盤、台風で助産師が来れず3人の妊婦が同時に産気づく辺りなんかは、もうパニック映画でした。病床から復活するまりあ先生が超クール。
映画的。あまりに如何にもな展開で、なんだか笑ってしまった。
でも、そんなことは置いといて、
出産って不思議だなあとか、生まれてくるって奇跡なんだなあとか、すごく素直に入ってきました。
「いやいやいや」って突っ込みながら泣いちゃう、みたいな感じです。
こどもがいない私でさえこれだけジーンと(駄洒落じゃないです。ガチです)しちゃうのですから、お母さん方は号泣だったんじゃないかなと。
でも、大森南朋はどうなったんでしょうか。ラスト見当たらなかったんですけど、、、。
あ、あと特典映像のドラマが、もう、泣いちゃうホラーです。
すごいいい話。
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