「原作と全く違ってたっていいじゃない」ジーン・ワルツ grassryuさんの映画レビュー(感想・評価)
原作と全く違ってたっていいじゃない
きれいに原作飛ばしてました。これはこれであり、菅ちゃんとってもきれいだし、ほんわかチックに仕上がっています。
原作に寄りかかって、医療用語バンバン、社会啓発がっちがち、菅ちゃん不感症的演技のオンパレード、ってことだと、最も伝えたい「お産の悦び」が、書物にはない映像、音楽、肉声のセリフなどによって、ぼけてしまいそうだったのであえて避けたのだと思います。
僕の昨年度観た中での最高作品である、「玄牝」(げんぴん)にインスパイアされた造り、といっても過言じゃないと思います(もともと両作品の原作は、タッチこそことなれ、非常に近しい主張が展開されています)。
この場を借りて恐縮ですが、「玄牝」一度ご覧くだされば幸いです。
コメントでも絶賛してますが、素晴らしいドキュメンタリー「映画」でしたので。
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