恋するベーカリーのレビュー・感想・評価
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ジェーン、君に首ったけ
仕事と子育てを全力でこなすシングルマザーのジェーン( メリル・ストリープ )に、友人夫婦の主催するパーティーで再会した元夫ジェイク( アレック・ボールドウィン )が猛アタックするが … 。
メリル・ストリープの美魔女ぶりは良しとして、アレック・ボールドウィンて、ここまで晒す俳優さんでしたっけ 👀?!
本作のコメディ感を増幅していた長女の婚約者ハーレイを演じたジョン・クラシンスキー。エミリー・ブラントの旦那様なのですね 👀
一番大人な対応をしていたのは、ハーレイ、あなたです(笑)
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕)
いくつになっても...
元夫の身勝手さにかなりイライラしました。
それを受け入れてしまうジェーンも謎でしたが..。
いくつになってもなかなか大人にはなりきれないものなのかなって思いました。
でも、あんな年齢になってもいろんなことにときめいて悩めるって
意外と幸せだなぁと思いました。
邦題に騙された
Titleとtrailerからおいしそうなベーカリーがいっぱいでてくるのかと思ってた
原題通り It's Complicated.
離婚でできた心の傷 巣立っていく子供たち
元夫に抱く懐かしい感情
楽しんでいる自分と罪悪感の狭間で揺れる思い 心の葛藤
心から愛した人を嫌いになるなんて
どんなに恨んでいてもきっとできない
長女の婚約者がかわいすぎて思わず笑ってしまった
こんな家族いいなーと思った
Janeが作るご飯がすごくおいしそうでお腹がすいてしまった
2人とも身勝手すぎるわ
映画「恋するベーカリー」(ナンシー・マイヤーズ監督)から。
メリル・ストリープ主演の「恋愛コメディ」との解説だが、
私の感想は、ちょっと違う。
10年前に離婚した夫婦が、10年後に再会し、
お互い惹かれあい、ラストは結ばれる、という展開であるが、
あまりスッキリとした話には感じられなかった。
それを象徴する台詞は、成人した2人の子どもたちが口にした。
「2人とも身勝手すぎるわ」
一番多感な頃、父親と母親が離婚した事実は、
子どもたちにとって心の傷となって残る。
そんなことも忘れて、また寄りを戻すと言い出した両親に、
言い放った台詞こそ、この映画に対する私の感想に近い。
この台詞を言いたくなった人たちは、彼らの子どもだけでなく、
彼と結婚した若妻、彼女の魅力に引かれた建築士も同じだろう。
心のままに動くのはいいけれど、多くの人たちを巻き込んで、
自分たちだけ、やっぱり元に戻りました・・は、いただけない。
全体を通しての感想も「2人とも身勝手すぎるわ」である。
原題がぴったり
ジェーンと元夫ジェイクがお互いを見つめるが、いつもすれ違い目があうことはない。
それが、最後の結末を予感させる。
別れた夫との恋は、よくあるラブコメとは違った意味のすれ違いや、子供のこと、今までの人生のこと..複雑にとんでいる。
年増のラブコメってどうなの??とはじめは思ったが、とてもよかった。
アメリカお得意の、やや高齢恋愛映画
メリル・ストリープ、アレック・ボールドウィンの2人が好きだから少し贔屓目に見てしまったかもしれないが、本作は娯楽映画としては平均以上の良作だった。
メリル・ストリープは3人の子供も独立し、少し時間を持て余すパン屋の主人。
若い小娘と再婚した元・夫のアレック・ボールドウィンとなんやかんやでヨリを戻しかけたり、かと思えば建築家のスティーブ・マーティンといい感じになったりと、タイプの違うナイスミドル2人からアプローチされてちょっとしたお姫様気分のメリル・ストリープ。
10代後半の娘のようにキャイキャイハシャギ回るメリル・ストリープはけっこう新鮮で面白い。
本当なら白髪が似合うしっかり者のスティーブ・マーティンが有利のはずだが、そこはそれ。
元・夫という利点を活かしてか、メタボ気味で頼りがいのないアレック・ボールドウィンの方が気を許せるという不思議で、どっちつかずな感が続く。
しかし、分かりやすい笑いを細かく入れたり、下品すぎない程度の下ネタを随所に挟んできたりと、飽きさせない工夫があちこちに見受けられ、深い思考はまったくもって不要。
ただ単純に、毎日一喜一憂するメリル・ストリープ。ダメダメだが憎めないアレック・ボールドウィン。大本命のはずなのに報われない不憫なスティーブ・マーティン。
この3人を眺めていれば楽しめる典型的なアメリカンラブコメディ(Ver.アラ50〜)に仕上がっている。
俳優のファンでもそうでなくても、気楽に見ることをオススメする。
ただ期待しすぎは禁物。本作には大層なストーリーはないので、それを理解してご覧ください。
恋するメタボリック。
何でも演じるM・ストリープおばさんは本当にすごいヒト。
今回は堂々と脱いでいる(大丈夫!ほとんど見えません^^;)
ところで、この邦題はどうなんだろう??
ベーカリーって…美味しそうなパンがたくさん観られるなんて
甘い予測は裏切られ、脂肪たっぷりのぷよぷよ肉ばっかり。
「恋するミートショップ」とか、あるいはハッチャケ♪演技の
A・ボールドウィンの「恋するジェイク」の方が合ってるんじゃ?
何しろこれでもかと続く中高年の果てしない欲望ドラマ^^;
これって、迷惑なのは子供達なんだよなーと思っていたら
本当にそういう場面が出てきた。まぁ…恋に歳は関係ない、
とはいえ、それを露骨に出すところがいかにも女性監督風?
だいたい子供を3人も作ってるんだから(爆)そっちが原因で
別れた訳ではないのは明らか(セックスレスとかね)だし、
むしろ再婚した若妻との方が上手くいってないのも明らか。
浮気性の夫が他の女と関係を楽しんだが、いざ再婚すれば
元妻の方がよっぽど良かった、という身勝手な持論を展開、
こういう男は誰と結婚しても浮気を繰り返すし、落ち着かず
行く先々で同じ問題に陥る…というのを皮肉っぽく見せる。
だが。今作ではそのアレックがやけに面白い。(爆)
このヒトにこんなコメディセンスがあったんだ?的な動き、
あの身体で脱ぐのもいとわない(あー思い出しちゃった^^;)
S・マーティンもぼやいた、前と後ろからの見たくない映像。
面白いの、面白くないの、そんなことに関係なく彼は動く^^;
いや~素晴らしかった。バカバカしくて涙が出そうになった。
負けじ!とスティーブもコメディの反撃に出るが(ハイになる)
元々スマートな笑いが得意の彼に比べ、今回はえげつなさ
を前面に押し出したアレックのひとり勝ち!!という結果に。
もうここまでくると、「パン」なんてどうでもいい。(爆)
娘の婚約者のハーレイ(J・クラシンスキー最高♪)も加わり、
ドタバタ劇が大いに盛り上がる。あーバカみたい。なんて
思いながら観ていたら、実はメリルはとっくに決断していた。
恋に浮かれながらも、どこかで冷静な女性特有の判断力。
やっぱり迷惑かけられたのは子供達だったけど^^;
父母ともに親としての役割を放棄していないのが救われる。
(アレックの肉の後は、甘~いチョコ・クロでごちそうさま♪)
面白かった!!お勧め!!
スニークプレビューで見たけど、面白かった。お勧め!別れた夫が、なぜか元妻の元へ。その元妻に別の男性が・・。どうなるのかな、と思って見ていたけど、想像していた結果と違った。元妻の選択は良かったと思う。別れた夫がお茶目で可愛い。でも、私が妻なら許せないな。ある程度年齢が上の女性にお勧めかも知れないけど、若い人が見ても参考になるかも。
“肉食系熟年男女恋愛狂騒記”
“名女優”メリル・ストリープ、前作「ジュリー&ジュリア」に続き、またまた料理関連(?)映画に主演!吾輩の大好きな女性監督、ナンシー・マイヤーズの最新作。 邦題から察するに、何か優しそうなラブ・ストーリーを想像しちゃいますね。
“優しいラブ・ストーリー”…?スミマセン、前言撤回いたします。コレは“やらしいラブ・ストーリー”でございます!全編これ殆んど“S〇X”絡みネタのオン・パレード。しかも脱ぐわ、語るわ、カラむわ、もつれるわ…。もお『どんだけエロやねん?!』と言いたくなるくらいに出しまくり!そりゃあ“R-15+”喰らうわなあ。事前にある程度の想像はしてたけれど、ここまでとは…(^^;。まるで、“アラ還”世代による「毎度おさわがせします」かいな?と思ってしまうようなドタバタぶり。しかも結構生々しいから堪らん…(^^;。“ベーカリー”がネタになってるのなんて、全体のホンのチョットの時間ですわ。邦題に騙されたらアカンですよ!特に、付き合い始めてまだ間が無いカップルなんか、この映画はデートでは絶対観たらアカン!!だってリアルすぎるから。
とは言え、そこは“女性監督”ナンシー・マイヤーズの演出が冴えておりまして、冷静に見れば相当リアルな(演じてる人たちの年齢なんかも考慮しますと(>_<)エロいシーンも、何故か見てる間はそんなに気にならないんですよね。で、吾輩常にクスクス笑ってしまってたんですね。もお、制作側の思うツボにハマッてるんでしょうね。そして最後は、何かほのぼのさせられてしまう…。ん?何でこうなる?ひょっとして吾輩、何か騙されてる??まるでこの映画は、“さだまさしの歌”か“吉本新喜劇”みたいじゃないですか!即ち『途中まで結構ハチャメチャで笑わせて、でも最後はほんわかとさせる』みたいな(^^;。やるな~、ナンシー・マイヤーズ!あんた、ホント上手だわ。
ところで(ここから≪ネタバレ!≫)、この監督さんは作中必ず何か“トンでもないお遊び演出”をされてることで有名(?)なのですが(「ハート・オブ・ウーマン」では、あのメル・ギブソンにパンスト穿かせましたし、「恋愛適齢期」では、“熟女”ダイアン・キートンを脱がせてますし、「ホリデイ」では、ダスティン・ホフマンを“himself”でカメオ出演させちゃってます)、今回もやってくれます。何と“アレック・ボールドウィン、まっぱ(^^;!”まあ、見事なまでにメタボな親父に、何てことさせるんでしょうね?しっかし本人も、ようやったな~。まあ、ハッキリ言って見苦しいです!重ねて言いますが、付き合い始めて間が無いカップルは、止めときなはれ!この映像は、ウブな子たちには結構衝撃的です。あ、でも今日びの子達は、こんなの何てことないのかな~?
メリル・ストリープは、やっぱり上手いですね。今回のは一見カルい役柄かと思えますが、彼女が演じることで、とても人間味豊かなキャラクターに感じられます。ホント名女優ですよね、硬軟何でも演じられるってのは。あとスティーブ・マーティンは、相変わらず芸達者!こちらは一見マジメに見えるんですが、ハッパでキレキレになっちゃうシーンなんか、まさに『本領発揮!』って感じで面白かったです。
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