劇場公開日 2010年6月5日

「頭を後ろから思いっきり殴られたので、振り向いてみると、松たか子さんが笑っていて、怒るに怒れない、もしかしたらうれしいかも?みたいな映画。」告白(2010) Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0頭を後ろから思いっきり殴られたので、振り向いてみると、松たか子さんが笑っていて、怒るに怒れない、もしかしたらうれしいかも?みたいな映画。

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

中島監督の作品は「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」は見ましたが、あんまり好きではなく、見ない予定でした。

でも、でも特に見たい映画ないし、料金も1000円の日だったので、どんなもんなのか?と思って見てみました。

見てみたけど、やっぱり予想どおりかな?

正直に感想を書かしてもらうと、いつもそうだけど、名作なのか駄作なのか微妙です。

名作っぽい駄作かな?

「下妻物語」は名作と思うけど、この映画を入れた後の三本は、映画というよりコマーシャルです。

衝撃的なストーリー(フレーズ)と、見たことないような衝撃的な映像、映画(商品)はすばらしい名作風に見せているけど、実は中身なにもなし、(コマーシャル自体が商品なので、実体はない。)目的はイメージを作り、売ること・・・。

やたら衝撃を受けるし、なんとなく名作風なんだけど、何が言いたいのかまったくわからない。

何か面白かったのか?と考えると思い当たらないし、命の大切さということを言いたいのか?と思うとそうでもないし、いじめや復讐はやってはダメということなのか?とも思えない。

まさか現代の「中学生日記」というわけでもないでしょう?

なんで殴られてるのかよくわからないけど、何か理由があるんだろうし、映像がきれいだからまあいいか?みたいな、もしかしたらうれしいかも?みたいな印象の映画でした。

Push6700