「原作、監督、演者のスゴさを感じます。」告白(2010) とくさんの映画レビュー(感想・評価)
原作、監督、演者のスゴさを感じます。
クリックして本文を読む
開始同時に、トイレ行きたいかも…なんて思っていたら、最後の「なーんてね」のセリフまで、すっかり忘れてしまっていて、作品に引き込まれてしまいました。
中学生が主題のひとつなのに、R指定になったのも、ちょっと納得出来ます。
淡々とした森口役の松、過保護で子供生きがいの母親の木村ともに、怖いくらいの演技力でした。
しかし、ホントに怖かったのは、犯人A,Bではなく、他のクラスメート。笑顔が怖いって何だろ。
ラストで、森口が犯人Aに言う「更生への第一歩だと思いませんか」で、原作は終わってますが、映画では「なーんてね」と付加。この一言がついただけで、森口先生の印象が凄く変わりました。
ただ、雨の中で涙する森口が、本当の姿なんだと、人間らしさを感じた。
とにかく、スッキリ明るい気分は皆無ですが、映像美を含めて、是非劇場で観てほしいです。作品がいいか悪いかは、観る人の感性のみ。
コメントする