劇場公開日 2010年6月5日

「映像化されることでより毒々しさの刺激が強化」告白(2010) tricoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5映像化されることでより毒々しさの刺激が強化

2021年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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trico
tricoさんのコメント
2021年9月17日

NOBU様

コメント、ありがとうございました!

仰る事は良く判ります。
法の下では果たせない私怨の自らの手による復讐を果たす事は、同じく法の下で裁けない少年達が相手であれば、人道的、倫理的な肯定があって当然だとも思います。

ただ、肯定した上でこれを痛快と観るか?、苦悩と観るか?は非常に難しい部分ですよね。
個人的には苦悩を越えた上での復讐であって欲しいと思いますが、映画も原作もその判断を受け手に委ねる格好となっているのは、ドライな作り手達だな。と思いながらです。

trico
NOBUさんのコメント
2021年9月17日

今晩は
 今作は、(今でもあるのでしょうが)教えられる側の、教師に対する陰湿な行為に対する強烈なアンチテーゼを表した映画だと思っています。
 日本の刑法では(修正の動きがありますが)少年法に護られた行為に対して、”年齢に関係人として許されない行為を犯したモノには相応の報復をすべき”というハムラビ法典の思想を背景にした強烈な教師の報復劇が印象的でした。教師を友に持つモノとして、肯定的に捉えた映画でした。
では。

NOBU