劇場公開日 2010年6月5日

「ものすごい」告白(2010) CBさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ものすごい

2019年7月28日
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鑑賞方法:映画館

ある先輩から、「気持ちよい映画ではないけれど、映画好きなら観ておかないと」と言われて観たのですが、観た甲斐がありました。先輩、ありがとう!

娘を事故?で失った中学教師が、自らの教え子に犯人がいると判断して、教え子たちに責任をとらせる話。

湊かなえの原作は、「いやミス」と称されるだけあって、引き込まれてしまうが、読後感はどんより。その雰囲気を、見事に監督と主演の松たか子が映画化。本屋大賞を受賞した原作と並び立つ傑作映画となっています。

映画で知った方は原作も、原作で読んだ方はぜひ映画も、と両方おススメできる数少ない存在です!

松たか子の怪演にはものすごい迫力がありますが、周囲もなんだかうまいとか下手とかではなく、この映画の雰囲気を構成するパーツにぴったりハマっている感じ。監督が上手だったのだろう。

冒頭に書いた先輩の言葉「気持ちよい映画ではないけれど、映画好きなら観ておかないと」が全てなので、決して気持ちよい映画を想定して観られることがありませぬように。

その後、今度は宮部みゆきの傑作「ソロモンの偽証」前後編一気見で、再び同様の感動に出会うのであった。

CB
talismanさんのコメント
2023年11月28日

CBさん、コメントありがとうございます。学校は必要悪、ある意味そうですね。楽しいこともある(あった)んだけどね(これも「美化」かな)

talisman
アンディぴっとさんのコメント
2022年7月24日

私は、のんさんと三吉さん、気がつきませんでした😅
ちょっと前の作品を見て、えーこの人出てたんだ〜てみつけるのも楽しいですよね😊

アンディぴっと
かいりさんのコメント
2020年6月24日

ほんとものすごかったです。R-25でも納得するくらい。

かいり
2019年7月28日

当時R-15指定を受けつつ、ショッキングな映像を貫き通した映画でした。邦画では勝負を賭けた内容でしたし、当時ずば抜けてましたね。

巫女雷男
CBさんのコメント
2019年7月28日

流石ですね。先見の明でしたね。

CB
kossyさんのコメント
2019年7月28日

映画館で観たのですが、
観終わった瞬間、
賞レース総なめやな~と感じました。

kossy