涼宮ハルヒの消失のレビュー・感想・評価
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2009年なのにWindows95って良いね。
『けごとも考えてはいない』
早川書房の世界SF全集がある♥
オリジナルのTVシリーズを後から見よう。
神戸の夜景でも見に行くか。
でも、甲南病院の夜景は横浜と神戸。
キョンは
ハルヒの鍋を食べてから、この世界の大暴走を許すのか!?勿論、ハルヒの鍋は私も食べたい。長門有希の『優しい忘却』が締めくくり。
個人的には、
司書になりたいなぁ。
涼宮ハルヒの消失というよりかは、長門有希の衝動といった感じ
二時間近くの映画だったが、飽きることなく楽しめた。
アニメは数年前に見てそれっきりだったから、忘れていないか心配だったが。
回想劇が入っていたからか、置いてけぼりにならずに見ることが出来た。
BGMのジムノペディ第一番と第二番が冬の情景 映画の雰囲気と
いい塩梅にマッチしている。
今まで事なかれ主義を貫き、ハルヒにつれ回られていたキョンが自ら主体的に行動し
変わった世界から元の世界に帰ろうとするところが見どころかなと思う。
終盤のキョンの自問自答シーンは、圧巻。
長門は文芸部でキョンと二人だけで過ごしたかったのかもしれないなと思った。
「有希」ってキョンに名前を呼ばれたら反応してるし。
色々と考察できる映画だなと思った。
(キーになる栞が挟んであったハイペリオンはどんな話なんだろう……)
映画単体としては良い出来
原作未読。数年前に配信でテレビシリーズを観て、そのまま本作も観た。それから久しぶりに二度目の視聴。テレビシリーズ2期(と言って良いのか?)の、あのエンドレスで嫌気が出て、まぁ、何とか完走。期待せずに本作へ。今回も配信での視聴
160分と長いのに中だるみも無く、作品に集中出来る。
まぁ、タイムリープやパラレル(厳密にはコレは違うけど)ではどうしても矛盾は出るけれど、特に気にならずに観られる。
驚くのがテレビシリーズではイマイチ目立たない長門の可愛いらしさ。まるで某作品の「笑えば良いと思うよ」のシーンの様。逆にキョンにとってのヒロイン朝比奈さんの出番の少なさは寂しいかな。
シリーズ物なので、テレビシリーズか原作を見ておいた方が良いのは前提だけど、この映画単体は良作と言って良いと思う。
ただ・・・・事実かは分からないけど、「消失」を映画に回す為にエンドレス地獄を作ったのかと思うと・・・・・どうしたんだ京アニ!と思わざるえない。アレが無ければ、リアルタイムでは観て無かった自分でさえ、名前を知っていた涼宮ハルヒシリーズが二期で終わるなんて事は無かっただろうに。
TVシリーズと続けて観て、堪能できた!!
TVシリーズ(2009)と続けて観ましたが、長々と楽しめました。TVシリーズでは本筋は進んでいないじゃん!?と思いましたが、映画では観測者の一人である「宇宙人」が行動に出た感じで納得しました。「未来人」とは大人にならないと、まともに話せず笑えます。「超能力者」は影が薄過ぎます。TVシリーズ込みですが、まどマギやシュタゲと並ぶSF作品だと思いますが、エピローグの一人語りがひたすら長く、集中力が続きませんでした。SOS団の面々でいつも通りやってくれた方が良かったです。続けて「長門有希tyqんの消失」を観ましたが、そちらはかなりつまらなかったです。長門有希ちゃんの声がBBAなのもキツいです。
オタクの観るものと侮るなかれ!
DVDで鑑賞。
原作は既読、テレビシリーズは未見。
原作は中学生の時に読みました。
テレビアニメの劇場版にしたらかなりの長尺で面食らいましたが、原作に概ね忠実に描くのならこの尺でも納得かと…
原作の見事なSF設定に感動したことを今でも覚えていますが、映像になったことで緻密な伏線や切ない結末がさらに深みを増し、新鮮な気持ちで改めて感動させられました。
「どうせオタクしか喜ばない映画だろ?」と思っている方がいるとしたら、それは大いなる偏見であり、損だな、と…
SFファンも唸らされるであろう本作の質は、日本のアニメをさらに高い次元へ進めたんじゃないかなと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2022/09/04:Netflix
※リライト(2022/08/20)
※修正(2024/03/13)
雰囲気とかは悪くないけど
長門がカワイイ。
キョンはハルヒといる日常を「楽しい」と認めたくなたっかのかな?あそこまで自問自答しないと「楽しい」と言えないのはよくわからなかった。
やはり、SFは解釈の自由度が高すぎるからしんどい。
あと、キョンの言い回しは好きになれないなー。
作者が作品をよく理解している
よくぞ映画として作ってくれました。
TVで小分けにするべきではない大作でしょう。
各キャラが違う時間軸にいることになっていますが、それぞれのリアクションが不自然ではなく、作者が自分自身の作品をよく理解しているんだと思います。
キョンが一人ぼっちになってしまった不安感や、ハルヒが楽しげになったからのホッとする雰囲気が、観ている自分たちの気持ちとリンクしていて、軽快な流れでした。
古泉切ねぇ
予想外に楽しめました。
TVアニメは最近何かと嫌なことが多かったのですが、この消失で離れかけていたファンをうまく呼び戻したと思います。
ストーリーはもちろん、BGM、演出も良かったです。
ただ・・・作画に少し不安定さがみられました。
京都アニメーション独特のフワっとした絵(うまくいい表せない)は、美少女アニメにはうってつけかもしれませんが、崩れがちなのであまり好きではないです。
(どれとは言いませんが、)中身のないアニメじゃなく、こういうストーリーのある作品をきちっとした作画で作ればいいのに・・・(Kanonのような)
ともかく、最近のアニメ映画の中ではなかなか良かったと思います。
ハルヒはセーラー服のキャラクターしか知りませんでした。
ハルヒはセーラー服のキャラクターとなんかで読んだあらすじしか知りませんでした。ただ見る前にパンフレット読んで、登場人物とキーワード(朝倉の件とか3年前の七夕とか)は予習しましたが。それでも十分に面白かったです。まずカメラアングリやカット割り、実写的な背景など絵が最高にきれいでしたし、はじめはミステリー仕立ての学園ものとして楽しめました。後半に入ると急にSF的展開になりましたがドラえもんとかアニメは見ているのでついていけました。ヒロインのハルヒがあまり出ないので、ハルヒよりもいつも後回しにされて待たされる少女の方が健気で切なかったです。時をかける少女のような主人公をめぐる三角関係のラブストーリーとしてこの映画を観られました。(その後原作も見たうえでもう一度映画を観ましたが、はじめて見たときと全くの別の物語にみえてきました。)知らない人が見ても面白い映画ですが、原作のファンとは別の見方になってると思います。
まさに傑作
見る前は、出来が悪かったら嫌なのであまり期待していませんでした。
いざ見てみると。
傑作と呼ぶに相応しい出来でした。
「涼宮ハルヒ」シリーズはライトノベル原作で、既刊9巻。
さらにコミックが3種類連載中で過去に2作が連載されていた。
アニメも2期・全28話が放映されました。
自分は上記の全てに目を通していますが、正直原作に関してはあまり覚えていない。故に映画「消失」は色々と新鮮な気持ちで望んだ結果、期待以上のものが帰ってきた。
アニメ映画としては長めの2時間50分近い上映時間。
それだけのスケールのため、きっちりと作り込まれた内容。
個人的にはキョンの独白シーンと、教室での朝倉に食ってかかる場面、同じく教室で谷口に詰め寄る場面が鳥肌ものでした。
地元民としては、阪急電鉄と思しきマルーンカラーの電車も馴染み深くて嬉しい。
恐らく劇場に足を運んだ方の9割以上が何らかの方法で基礎知識を頭に入れていたと思うが、シリーズ未見の方には本作はどう映ったのだろうか。
漫画やライトノベル、ゲームが原作でアニメーション映画になる作品は通常の実写映画と少し形が異なる。
実写映画は見にきた人すべてに設定を劇中で理解させた上で楽しまさせなければならない。
しかし原作ありのアニメ映画はあくまでメディアミックスの一環なので、そのほとんどがファン向けの作りになる。
原作未見の方も楽しめたのか。そこが分からなかったのでA+ではなくAにさせてもらった。
ファン向けの作品としては十二分にA+です。
最後に、エンディング曲は秀逸でした。
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