「一瞬の美しさに宿る「生きてもいいか」が心地よい」シングルマン ikuradonさんの映画レビュー(感想・評価)
一瞬の美しさに宿る「生きてもいいか」が心地よい
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デザイナーが映画監督なんて、と侮ってはいけない。
映画ってシナリオやシーンの構図や音楽や芝居を“デザイン”することだから、料理家やデザイナーなど幾つものマテリアルを使って一つのモノをつくりあげるってプロセスに長けている人々がやったって、意外とうまくいくものだ。と思った。
そして、コリン・ファースをはじめ粋な俳優陣のでしゃばらない芝居がいい。
一瞬の美しさのなかに宿る「生きてもいいかな」という切り口(美しい男性のカラダ、飛び立つふくろうなど)が、何気に新しくて心地良かった。
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