カンフー・サイボーグのレビュー・感想・評価
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エリック・ツァン
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天安科学研究所のラムはおなじみのエリック・ツァンだ。実用化が不安であるため、田舎の警察に預けるという名目で、タイチョン(フー・ジュン)にK1(アレックス・フォン)を託す。ロボットであることは誰にも悟られないようにすることだったが、いきなり村で起こった未解決事件(年寄りが入れ歯を無くしたとかいう大したことない事件)を全て解決する。
タイチョンが亡き同僚の娘を家族のように育てていたが、姉のムイ(スン・リー)はK1に惚れてしまう。恋愛劇としてもドタバタすぎてついていけないが、ラストは韓国純愛モノっぽく仕上がっていた。
強敵であるK88との対決シーンはまさしく『トランスフォーマー』のパクリだけど、その他にもオマージュとは言い難いほどSF作品そっくりのシーンだらけ(笑)。特に日本のアニメからの盗用が多いと思われる。まぁ、巨大なキョンシーロボットは中国独自のものだが・・・
主人公のK1の風貌はかなり面白い。鉄腕アトムのようでもあり、『A.I.』に出てくるジョーのようでもある。恋愛感情を抱くとフリーズしてしまうという設定もさることながら、K88との戦いで殺されたタイチョンがK1によってサイボーグ化されるという無茶なストーリー。ロボット三原則を無視したかのような内容でもあったけど、最後には「科学は何でも兵器化する」などというメッセージも残してくれてるので、そこは良かった。
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