「そこそこのファンタジー・アドベンチャー」パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
そこそこのファンタジー・アドベンチャー
ギリシア神話の神々をモチーフにしたファンタジー・アドベンチャー。と言っても古代が舞台でなく、現代のアメリカを横断して、盗まれた雷撃を探すロールプレイング・ムービー。
主人公は、ポセイドンと人間の女性との間に生まれた半神半人のパーシー・ジャクソン。高校生のパーシーは、ある日、自分がポセイドンの息子であると告げられる。パーシーは盗まれたゼウスの雷撃を探すため、仲間のアナベスとグローバーととも旅に出る。
そこには,目を見た者を全て石にしてしまうメドゥーサや鋭い牙で噛み殺す狂犬ケルベロス、火を吹く複数の首を持つヒドラ、溶岩のようなデビル等、ギリシア神話から抜け出して来た怪物が次から次へと現れ,パーシー達に襲いかかる。
結局、1人の若者ルークが雷撃を手にして、これまでの神々の支配への謀叛が顛末。パーシーがそいつを食い止めて、無事に雷撃を取り戻し、オリンポスに返す物語。それなりに、VFXも駆使されていて、そこそこ楽しめる作品となっていた。
本作は、主役のローガン・ラーマンは、本作からステップアップをしていった。それ以上に、ユマ・サーマン、ピアーズ・ブロスナンが意外な姿で登場するところも見所だ。
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