劇場公開日 2010年2月26日

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「いい声祭♪(日本語吹き替え版)」パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 shinamonさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0いい声祭♪(日本語吹き替え版)

2010年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

先月レディースデーに日本語吹き替え版にて観賞。

ストーリー面は、最初からあまり期待してはいなかったのですが、ギリシャ神話のエピソードをつぎはぎしたような印象。かーなーり、粗いです。でも、アクションや映像的楽しさで最後まで飽きずに見られる工夫はしてありました。CGもあんまり予算掛けられなかった感はあるけど、自分がそんなにこだわらない派だからか、そんなに気になりませんでした。
気になったのは、つぎはぎしているからか、全体的に大味なことに加え、ヒトとかモノに対してすごい扱いがぞんざいだったこと。すべて記号化されていて(主役、ヒロイン、サブキャラ、敵キャラみたいなカンジでね)、中身がないように思えました。ぺらーん。わたしはどんな形にせよ、登場人物に息吹が感じられる、生々しさがある作品が好き♪なので、ちょっとその辺、いただけないな、と思いました。

日本語吹き替え版、かなり良かったです。劇場では吹き替えを観ることはあまりないのですが、テレビドラマの吹き替えよりも、口の動きを合わせようとしてあったり、細かい声優さんの演技も楽しめます。特にパーシー役の宮野さんは、パーシーがちょこちょこつぶやくところをすんごく自然に入れていて、良かったなあ。自分的にいい声祭だったのは、オリンポスの神々の方ですが★ ナイス配役★

shinamon