SPACE BATTLESHIP ヤマトのレビュー・感想・評価
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泣けました
ヤマト発進の瞬間から終わりまでずっと泣いてました。
ヤマトの描き方が期待通り、配役も素晴らしかったです。
不完全燃焼だった自分の中のヤマトが、この映画でようやく
完結した気がします。
人間ドラマとしても深いものがあります。
生きて戦う人間を通じて戦争の悲惨さがヒシヒシと伝わって来ますし、
反発しながらもそれを受け止める古代に惹かれて行く雪。
古代役のキムタクが少し大人の男をカッコ良く演じていて
素晴らしかっです。
デスラーの正体は…
うん、あの、面白かったですよ?
いやね、自分、ツイッターやってるんですが、タイムラインに流れてくるヤマトの評価は絶“不”賛の嵐だったものですからw
映画好き、玄人さんから挙ってソッポ向かれるなんて、なかなか在ることじゃありません。
辛口レビュアー(良い意味で)さんが多いことも要因だと思うんですけどw
元々、観に行くつもりではあったんですが「ええ?そんなに酷いの?それは逆に観ないとヤバくね?」ということで(?)、行って参りました。
観た感想としては「ボロクソに言われる程でもないと思うんだけどなあ」です。
スケール感大きいし、スターウォーズチックな戦闘機同士の見せ場もあったし、波動砲ぶっ放す描写なんてハリウッドチックでめちゃめちゃ格好良かったしなあ。
まあ、でも、その“チック”が多かったのかも。
どこかで観た“映画チック”な部分、ハリウッド大作意識なところは否めないのかな、と。それが悪いとか、良いとかじゃなくて。
あと、自分はヤマト世代ではなく、物語に思い入れがないので、ストーリーに不満はありませんでした。こういうモノなんだろうな、という。
泣けるシーンも結構あったし。
自分が観た劇場ではヤマト世代のお客さんも沢山いらっしゃったみたいで、感極まったのか啜り泣きがあちこちで聞こえてきました。
つまりは、そういう映画になったんだと思います。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
俳優とCGの費用をシナリオと実写演出に少し振り分けた方がよかったんじゃなかろうか…。
ヤマトの魅力の一つは「敵の美学」だったりするわけで、それが無かったのが残念。これ見る人はSF的なリアリティとかあんまり重視しないでしょ。そっちは「スタートレック」に任せて、こっちではもっとドラマを観せてほしかった。
子供のころ観たアニメで「友情」とか「好敵手」とか「自己犠牲」とか…。いろんなものを学んだと思うけど、今の子供にそういうの感じさせるものってあるのかな?
そしてよくも悪くもキムタクはキムタク。想像通り、キムタクを演じてました。その点、声色まで変えてアニメの真田になりきろうとした柳葉敏郎に敬礼!
SPACE BATTLESHIP ヤマト
実を言うとこの映画には、知り合いの美人ソプラノ歌手Yuccaがスキャットの挿入歌を
歌っていると聞き、この映画ばかりは見に行くというより、聴きに行ったというのが本音。
3つのシーンでスキャットしてたが、さすがは美声なので、どれもとても重要なシーンだったし、その音響効果は抜群だった。クレジットにも名が出ていてうれしかった!
さて本編は、ハッキリ言ってストーリーについて論ずるまでもないと思うが、特撮が良く
出来ていて「オー!日本映画もここまで成長してきたか?」と思ってたら、終了後のクレジットタイトルには特撮スタッフは外人ばかり。共同制作だったのだ。むろんそれも致し方ないことと思う。なぜなら米国の先進技術はやっぱりスゴイものがあるもの。
個人的には黒木メイサのファンなので、彼女を見ているだけでも満足だった。(笑)
そうこの映画はDVDも買うつもりでいる。
思ったよりも・・・。
木村くんファンなので、贔屓にしたいのですが・・・映画は映画。
総合的に見て、いまひとつでした。
今回の脚本、原作とはだいぶかけ離れてるみたいですね。ただ原作を良く知らない私にとって、話の流れ的には納得いくものだったので、ストーリー展開は良かったと思います。
ただ、そこに繋がる心理描写が、まー、足りない足りない!一切、感情移入できない!人間ドラマが全然描ききれてないーっ!
地下での生活、兄弟愛、沖田艦長への恨み具合、再入隊して再会するチーム部隊との友情、島さんとの繋がり、過去の事件、家族との別れetc…すべてセリフの中で終了、もしくは省略。人類の苦しみ、そして古代がどんな風にもがき苦しみ、悲しみ、どんな風に再入隊を決意したか、仲間とどれだけの絆を深めてきてたか…重要な過去の心理がサラーっと流され。回想でいいので映像化してほしかった!
で、再入隊後いきなりの班長。いきなりの飛行技術。いきなり森雪と熱愛。いきなりギバちゃんが「弟のように思っていたぞ!」とか言い出すし。いつ?いつの間に?
アナライザー自体は、せっかくいいサブキャラたのに活かしきれてなく、いきなりロボット化、いきなり死亡で共感できず。もったいない。
そして古代と森雪のみ、有り得ないほど無傷。あれだけ打たれてて、無傷って…。
そして、最後ガミラスの捨て身のミサイル化攻撃最中に、いきなりの長ーいお別れシーン開始…。そんなゆるゆる過ごしてたら地球滅亡してしまうやろ。
とにかく、いきなり具合が多発+リアルさ不足を感じたなぁ。
映像、VFXはとても頑張ってたと思います。戦闘シーンはカッコ良かった!
ただ、他のシーン(セット部分)が安っぽく、ヒーローモノの延長線上にしか見えない。
エキストラも少なくて、スケールが小さくこぢんまりしてしまってて、残念。
しかし、しかし、主要人物の配役と演技は、二重丸でしたよ!
他の脇役陣の演技はクサくてシラケる部分もあったけど、主要キャストは良かった。
木村くんも正解だし、何より森雪が印象深かった。黒髪が効果的に活かされましたねー!
だからこそ、「もったいない」感がぬぐえません。
VFXも大事だけど、人間ドラマ、心理描写が一番重要なものなんだね、と実感。
あとはセット部分の緻密さや、エキストラ多用した引きの映像など、スケール感が増せば、もっともっと良くなったハズ!
予算とか色々あるんだろうけど、2部作にすれば良かったのかもねー?
ヤマトファンを裏切らない作品です!
アニメとして定評のある作品の実写化....難しいと思います。
それを、現代に合わせて見事な作品に仕上げたと思います。
ヤマトを愛するメンバーが集まって、細部まで拘って作り上げていったことが伝わってきました。
ヤマト....かっこよかったです!泣けたです!感動したです!
まずは、冒頭の沖田艦長「もはや地球には、ガミラスに勝てる艦はない・・・」で、グッと涙が込み上げました.....。
そして、間髪入れずに.....「無限に広がる大宇宙・・・・・」の聞きなれたナレーション.....しかも、ささきいさお.....追い討ちをかけるかのようにタイトルバックがドーン!......ここで、心がヤマトモードに引きずり込まれます。
山崎努 演ずる沖田艦長.....これは、無いだろうとと思いましたが、嵌ってました....。
そして、アニメ版より格段素晴らしい設定に....。
「地球か・・・何もかもが懐かしい・・・」泣けました。
尾形直人 の島.....沈着冷静な航海士....完璧でした。
柳葉敏郎 の真田さん.....アニメ版に近づこうと声質を似せ....後半、眉毛も薄くなっての熱演でした.....。「行けぇ~!古代、雪!」のあと、もう一言「行かんかぁ~!」が欲しかった。
池内博之 の斉藤.....嵌ってました.....@@@ーも良かった....。
弁慶ほどの貫録はないけど、最後バタンと倒れるシーン.....泣けました....。
マイコ の相原.....可愛かったです!....でも、レーダ係なのに敵を見逃しすぎでした...。
高島礼子 の佐渡先生.....これは、ありえないと思ったら、全く違和感なし....さすが大物.....むしろアニメ版よりいい感じでした....ミー君も可愛かったよ!
西田敏行 の徳川機関長.....波動エンジンの番人....第一艦橋には、いない設定でした。
古代と佐渡先生と酒を酌み交わすシーンがあり、どっちが佐渡先生???....でも、大物役者は何をやらせても嵌ります!「波動エンジン....出力低下....しかし、航行は可能・・・」.....泣けました。
橋爪功 の長官....も、いい感じでした!
この決断力....今、日本の総理に求められているところだと思います。
黒木メイサ の森雪.....アリです!
現代風女性のジャジャ馬戦士、古代を愛する可愛らしさ、そして@@ー@xの妖艶な女性像......彼女が嵌り役ということが分りました。
キムタク の古代進.....いいじゃないですか....なんら、違和感がありません!
古代=キムタク 受け入れました.....。
アナライザー.....まずは声が一緒で感激しました!最後のシーンも泣けましたね!
デスラー、スターシャ......この描き方で正解です!
期待された伊武雅刀さんのデスラー.....声はいいけど、本人が出演するとイメージが....
ヤマトファンなら、デスラーのイメージを壊さず、この声をこの形で聴けただけでも嬉しいです。
スターシャのあの美貌を持ち、美しい声のイメージが.....よかった....拍手です!
ヤマトといえば、ワープ......出口の描き方が良かったです!
戦闘シーンは、このくらいが妥当かな?
ただ、波動砲とワープを使い過ぎ.....主砲をもっと多用しつつ慎重に照準を合わせるシーンが欲しかった.....あと、煙突ミサイルと艦首魚雷も使って欲しかったな.....。
ヤマト最大の弱点、第三艦橋がやっぱり.....しっかり伏線がありました.....。
アニメでは、破壊されても速攻修復.....でも、こちらの作品では、修復しない....波動砲を塞ぐドリルミサイルも、いつまで付けているんだ.....と思ったら....。
一つ、どうだろう.....と思うのは、古代進よ!.....部下に手を出しちゃダメでしょう!
艦長代理の立場で......大変な時に....その伏線は、最後に生かされましたが.....ちょっと不謹慎....。
難しいんでしょうね!....2時間ちょっとで、睨み合っている男女が愛し合っていくのは....やっぱ、このシーンなしで2人で・・・・欲しかった......。
さらには、冒頭の発進シーン、煙の中からヤマトが無事飛び出すシーン、最後のシーン....など、もう少しアニメ版のように曲に合わせてじっくり見せて欲しかった.....坦々と進むので感動シーンなのに勿体ないです!
曲は、宮川さんのヤマトをベースにいい感じでアレンジされてます....全く使われなくガッカリするかと思ってましたが、良かったです!.....もっといえば、「大いなる愛」を挿入して欲しかったです!
再度じっくり見て、新たな伏線探しをしたい映画です!
-----------もう一度 観ました-----------
さすがに、2度目は泣けないかな?と思いましたが、後半は泣きました....。
これからイスカンダルに乗り込もうという時のキムタク古代の演説、古代を見送る雪のニィー!とした笑顔.....この辺はじわっと....
長官の「沖田は賭けに勝ったか.....」でも泣けました。
そして、アナライザーの最後の一言「古代さん・・・必ず地球へ・・・・」は再び号泣しました。
イマイチ
ヤマトファン、山崎監督ファンです。
新春スターかくし芸大会のパロディ映画みたいでした。
上映時間を考えればストーリーはうまくまとまっていると思います。
予告編と違い劇中の音楽と「ヤマト、発進!」のセリフがオリジナルのままだったのは嬉しい誤算でした。
ドラマパートの安っぽい展開と若い役者さんたちの演技が軽いのが気になりました。
ガミラス星人はさすがに役者の顔を青く塗って宇宙人を演じさせるようなことはなくSFにありがちな設定に変えられていますが「ヤマトの諸君」はやりすぎでしょう。
SFXパートのCGの出来は良いのですが空間の表現や物体の動きなどの見せ方はイマイチに感じました。
昨今の海外映画を参考にしたようですが、むしろ参考にすべきは日本のアニメーションではないでしょうか。
あとは全体に予算不足が感じられました。
妙にこじんまりとしたセット、少ないエキストラ、意外に少ないヤマトを描いたCG、特にクライマックスのヤマト損傷シーンを艦内の破壊だけで済ませたのはダメですね。
限られた予算ではこれが限界なのでしょうが、もっと予算を増やして演技のしっかりした役者さんを使えば傑作になったかもです。
それと森雪のヌードシーンがあれば(笑)
本多猪四郎や円谷英二に見せてあげたい
オリジナルのTVアニメが放送されて36年になる。毎回、『人類滅亡まであと残り○○日』というラストが懐かしい。当時、周りの人はほとんど見ておらず、予定より早く打ち切られたと記憶している。それが、再放送と130分にまとめた劇場版で火がついた。
この77年に公開された劇場版だが、1年を掛けたヤマトの旅は飛び飛びになり、まさにダイジェスト、名場面集としか言いようのないものだった。
今回、ヤマトの実写版が作られると聞いたとき、まっさきに危惧したのはVFXの出来とか、キャスティングではなく、2時間そこそこであのヤマトの世界が描き切れるのかということだった。
答えは、やはりちょっと厳しかったかなというところだ。アニメ版を知っていればにんまりできるカットもあるが、初めてヤマトを見る人だと思考が追いつかない部分もありそうだ。おそらく脚本も練りに練ったのだろう。省けるところは切り、台詞で躱せるところは躱し、オリジナルの世界観は大事にする。単なるダイジェスト版にしない工夫のあとは窺えるが、できれば2部作にするぐらいのゆとりがほしかった。とはいえ、冒頭、女性スキャットに「無限に広がる大宇宙…」のナレーションが被ったときは、懐かしさに喉の奥が痛くなった。
次は実写版としての完成度だ。この作品、観る前は“スカ”か“当たり”のどちらかで中間はないと予想していた。しかも、おそらく“スカ”だろうと・・・。
ところが答えは“当たり”だった。アニメ版は未来を描きながら、どこかアナログ的な落ち着きがあった。この点はアニメチックなコミカルさが若干残されているものの、かなりシャープな仕上がりになっている。ガミラスの宇宙船やミサイルのデザインは、オリジナルを日本的というならば、今作のはかなりアメリカ的だ。それでも、全体としてはオリジナルを充分にリスペクトした仕上がりになっていて違和感はない。メインテーマも宮川泰のオリジナルをそのまま使っている。「ゴジラ」とこの「ヤマト」だけは、他の音楽に変えてほしくない。
VFXはメカ的なものの描写が殆どで、しかも動きが速いので粗が目立たず、いまの技術をもってすれば当然到達できるレベルだろう。ただ、純血日本のクルーの手によってここまでの映像が作れたことは評価に値する。アメリカ以外のスペクタクル大作で、ハリウッドのスタッフが関与しない作品はまず見あたらない。
ドラマ部分は、キムタクが思ったよりもサマになっていた。周りを固める陣容も、なんらかのドラマで共演したことのある役者が殆どで、それぞれが見せ場を作るというより、むしろ同窓会的で和やかな雰囲気だ。当然、西田敏行が佐渡先生かと思っていたら、高島礼子によって女医さんになっていたり、『あるよ』のバーテンダーでお馴染みの田中要次もちょい役で顔を出したりと、くすぐりどころも多い。残念なのは、戦闘中にもかかわらず、ドラマ部分でその喧噪が途切れるところが多々あったこと。
実写化には高い技術と費用と時間が必要なスペース・オペラを、純国産で138分飽きさせないところまで仕上げた今作は大成功といっていいだろう。おそらく、本多猪四郎や円谷英二も草葉の陰で手を叩いていることと思う。
熱いぜヤマト!興奮と感動で燃えました!
初日から観てきました!
いやあ・・・冒頭の火星域での戦闘シーンから、もう釘付けです。
いきなりヤマトの世界にひきずりこまれて、気がつけば、予告で何度も見た発進シーン!
これは絶対に大画面で観ないといけません。
キムタクも違和感なく古代進に見えてきて、いや、アニメの古代より熱いでしょ!
それに、しっかりと艦長代理としての決断力や統率力を見せてくれます。
手に汗握る展開が続き、あれよあれよとイスカンダルに着いちゃうわけですが、2時間18分だから、これは仕方ありません。
その後は・・・もう涙、涙の男泣き・・・
(でも映画館では、なかなか気を許して泣けません)
島が古代にかける最後の言葉もよかったなぁ・・・あれはアニメになかったよな。
観に行ったのは、大阪梅田のTOHO CINEMASです。
映画の日とは言え、想像以上の観客数にまずはびっくり!
しかも・・・カップルが多い!特設のパンフ売り場にも行列ができてましたよ。
あと、2、3回は観たい映画です!
なんとも、剣もほとと、完璧に脚本おかしい。
キムタク、黒木メイサは好きで見たけれども、なぜだかメイサ嬢の表情・演技はなんともイイのに、キムタクはセリフ棒読みで興ざめ。でもヤマトのCGは結構迫力あって、場面場面が結構アニメを彷彿とさせる運びでした。もう一度、見てみたい気もしないでもない・・・・・のかも。。。
VFXと森雪だけが見どころ。
森雪のツンデレぶりが最高!
日本独自の特撮の進化系な映像も満足!
それだけ・・・
ドラマが弱くて,泣けない,笑えない,興奮しない。
緊迫感が薄いし,盛り上がりにも欠ける。
敵がただの攻撃バカで対峙する相手としての迫力不足。
古代進をヒーローに祭り上げすぎ。
犠牲を美化している気がして好きじゃない。
シリアスと娯楽のバランスが中途半端。
既視感だらけの場面連発で拍子抜けした結果,
SFアドベンチャーを満喫できなかった。
若い世代に観て欲しい
古代進に木村拓哉?
デスラーがウッチャンだったらどうしよう(汗)
とか思いつつもw
劇場へ足を運び、チラシを手に取り、
前売り券を購入するのは実に○○年振りでした。
ネガティブなネットの情報も、
TVでの番宣も極力見ないようにして
事前情報は、キムタクのポスターだけ
という状態で初日の夜に観にいきました。
いやー良かったです。原作を大切にしつつ今の時代に合うように
換骨奪胎し、当時の思いはしっかり封じ込まれていました。
冒頭からエンディングまでいっきに観れて138分があっという間でした。
いい年こいて泣きました。後半は涙がとまらなくなって困りました。
当時の熱い思いも込み上げて。やっぱ、これだよね。冷めてちゃ駄目だよね。
かっこ悪いとか頭悪いとかでは無く。何かを成し遂げようとするその姿に。
故西崎さんも喜んでくれると思います。
出来れば原作を知らない若い世代。当時の僕らと同じ
ティーンエイジャーに是非観てもらいたい。そう思いました。
紆余曲折があった企画。少ない予算。あまりにも有名なタイトル。
良く実写化にこぎつけたと思います。
製作に携わったスタッフ・キャストの皆さん!
素晴らしい作品をありがとうございました。
スタッフのオリジナルへのリスペクトは感じられます。
ガミラスと地球艦隊の最後の決戦から地表に埋もれたヤマトが起動し、ガミラスの先制攻撃を逃れて、宇宙へ飛び立つまでの展開は、ほぼオリジナル通り。
波動エンジンやヤマト、ブラックタイガーなどのメカデザインも同じ。
カッコイイとはいえない制服まで同じなのは、笑えますが、木村拓哉、山崎監督らスタッフのオリジナルへのリスペクトは感じられます。
レーダー担当の森雪が戦闘班パイロットになっていたり、禿おやじの佐渡先生が女医になっていたり、映画用に改変されたところもありますが、一番の問題はベールに包まれていたガミラスの設定でしょう。
最近のアニメ映画でもあったSF作品によくあるアイディアが今作でも使われています。
オリジナルの敵役ガミラスの魅力あるキャラたちが出てこないのは少し残念。
ただ、ガミラス側も描き込むと2時間18分では収まらない。
前後編でお金儲けせず一本にまとめ上げた潔さは評価したい。
艦内や地下都市のセットが小さく、ハリウッド大作と比べると見劣りするのも事実ですが、日本映画の特撮としてはいい方ではないか。
アナライザー、1回見ただけでは、よくわからなかった。トランスフォーマーか!?って思いましたが……AIユニットだけ、退役した古代に払い下げられ、常に携帯されて、相棒のような存在になってた。(ハロ?)アナライザーの本体は、コスモゼロに組み込まれてたらしい。(R2D2?)
ストーリーの矛盾だけでなくSF的設定のディテールもあいまいで突っ込み所は、いっぱいありますが、ヤマトの名場面をうまくつなぎ合わせ2時間18分にまとめて、これ一本で完結させてる。
私はもう二回見ました。見るたびにオリジナルへのリスペクトが感じられます。
ん~良かったぞヤマト
一般投稿の映画評が好悪両極端に分かれていたので、自分がどちらになるか少し心配でしたが、単純に良かったです。まあ、どんな感想も人それぞれですが、自分は普通に何度か泣けました。多分、オリジナルを観ていた頃の思い出とともに、これまでの経験が各々の場面にオーバーラップしてしまうせいでしょう。
予想通り、基本的に原作パート1とさらば~の印象的な場面が上手にまとめられたつくりでしたが、原作に対するリスペクトが強く感じられたのには好感がもてました。
原作から引き続き自己犠牲の美徳がテーマの一つなのでしょうが、一方で突っ込みどころ満載なところも原作譲りで(笑)、これはご愛嬌というもの。映画館のトイレでは高校生くらいの男の子たちが「こんなに感動するとは思ってなかった。もう一回観たい」なんて言ってましたね。以前に比べ、最近では自己犠牲をわかりやすくベタに語るストーリーが少なくなっているのかもしれず、お若い世代にはかえって新鮮なのかも知れません。
とどのつまり、路地裏の洋食屋に入って、懐かしくもオーソドックスな味わいのタンシチューに舌鼓を打った感じ。そこで寿司がメニューにないから駄目だとか、フレンチのフルコースがでてこないから駄目だとかいう評価はフェアじゃない気もしますね。自分の場合、もうあと二回は観に行くつもりです。
ヒドイ・・・多少は期待してたのに・・・ヒドイ(泣き)
自分は子供のころヤマトファンでした。
だからこの作品には何かと期待してました。
ある程度のストーリー改変も、劇場版サイズの制約もあるし、原作とは趣旨が違っていても作品としてそれはそれでちゃんと成立しているならば認めようと思っていました。
ヤマトの題材を実写版として取り上げるなら、作品の出来に対するそれ相応の覚悟があって
やるんだろうという期待がありました。
そんななけなしの希望を木っ端微塵に裏切ってくれました。
作品の出来としてはアニメ版ヤマト3以降の駄連作以下の出来です。
というか木村卓也が新春かくし芸大会でヤマトオマージュの作品を作った、位のレベルの出来です。
劇場で見る価値などありません。
レンタルビデオで十分です。
こんな内容だったら素直にスターウォーズのオマージュにしときゃあいいのに。その方がショックが少なかった。
ヤマトでなければならない意味が、全く無い。
ストーリーちゃんと作りこんでない。粗野。伏線の張り方も強引かつ無分別。これで世界興行を視野に入れてるとしたら思い上がりもいいところ。日本の恥なので世界に出さないでくれ。
だいたいヤマトのCGの映像も少なすぎる。公開前に宣伝で使ってたものでほとんどじゃないか。「副砲塔破損!」とか口で説明してるだけだし。初のCG実写版がうたい文句だったんじゃないのか??じゃあCGに力入れろよ。。。
なにが2010年はヤマトイヤーだよ。。。
今後このような原作の威光に泥を塗るようなマンガ実写映像化を禁止する。許さん。
ちょっと期待外れ…
CGにチープさはなく、衣装・美術などにも違和感はなく、キャストも良かったとは思いますが(特に柳葉さんとか!)如何せんプロットが弱かった気がします。自分はヤマトのアニメを観たことがないからなのかもしれませんが、とりあえず滅亡の緊迫感が皆無です。展開や登場人物の行動にクレバーさがない。溢れるような情感もない。とってつけたような印象が残りました。話のネタにはなりそうですが、人に勧めるかと問われれば答えはNOです。あ、でも木村拓哉さんのファンなら必見だなぁと思いました。木村さん@古代、かっこいいです。
宇宙戦艦じゃなくてSPACEなんちゃらだから、ありかな?
原作アニメを知っている人は怒るかもしれません。でも個人的にはありだと思います。しかし、あれだけのオリジナル性がある原作なのに、いろいろな名作&傑作SFをパクッているところは許せません。素晴らしいオリジナルを完全に実写化できないからといってそれはないでしょう。そこだけはホントだめです。監督&プロデューサーは逃げ道を作ってはだめですよ!絶対死刑です!役者さんには賛否両論あるようですがヤマトに対するリスペクト感はあったと思います。キムタクはなにをやってもキムタクですが、原作に対する気持が自分には見えました。とても好感を感じたのですが、みなさんはどうでしょうか?主役はいい意味でも悪い意味でもキムタクを選ばざるを得ないのでしょうが。それより他のキャスティングがセンスなさすぎですね。考えが作り手にない。プチ死刑です!まあ役者さんには罪はないし頑張っていると思います。及第点ですよ。ごめんなさい偉そうですね。馬鹿なんで許して下さい。あと、原作世代の方はハードルを見る前に思いっきり下げるのも鑑賞前には必要です。自分ははそれに成功しました。鑑賞後、失笑や怒りの声もありましたが、感動している人もいましたよ。それでいいと思います。
思っていたより良かった
アニメ「宇宙戦艦ヤマト」は見たことがない。
でも、ささきいさおさんが歌うヤマトのテーマソングは知っている。
そんな私でも、楽しめた。
宇宙ものと言えば、「スターウォーズ」に「スタートレック」。
ハリウッドの超大作を見ているワタシにとって、日本映画で、宇宙ものをつくっても大丈夫なんかな~~~???と、技術や製作費に心配すらした。
でも、大丈夫!!
日本のVFX技術も、ここまできたか~!!と感心し、嬉しくなった。
宇宙空間での、大艦隊の砲撃。
縦横無尽に飛び回る戦闘機。
銃弾の数々。
ガラミスの暗鬼ぶりもイイ。
ストーリーの運びも良く、途中ダレることなく進んでいく。
過激な宇宙空間でのバトルシーンと比べて、ヤマト艦内での人間関係やそのドラマは、何となく安っぽく感じてしまった。
でも、30~40年前のアニメだと思うと、それで良いのでしょう。
予告編で、山崎努さん演じる艦長のマフラーって、何で細い紐状になっているのだろうと不思議だった。
しかも、なびいているし。
これって、マフラーじゃなかったのね。
自分のあまりの無知ぶりに、苦笑。
最後、出演者のお名前を見て、≪あれ~、こんな人も出ていたんだ~。≫とびっくり。
キムタクは、やっぱりキムタクね。
でも、いつもより感じが良かった。
今見れば、ツッコミどころも多々あることでしょう。
でも、ヤマトの壮大な世界観や温かさ、個人ではなく全体のことを考えること、などなど、やっぱり良きものですね。
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