ソウ6のレビュー・感想・評価
全8件を表示
ジグソウの忘れ形見!仕組まれていたゲーム!
本シリーズではお約束、のっけからの迫力満点のグロい(って言うよりエグい)残虐シーン。
そこから、前作「ソウ5」のラストを回想して本編突入という感じです。
話は新展開に突入していきながらも、シリーズの作品を思い起こして、実はあの時こうだったんだよ~と、新事実を突き付けてくる。
「ソウ(一作目)」のシンプルさはどこへ行ってしまったんだろう。
まぁ、シンプルだったから、後付けの話が付け加えられるんだけど・・・
そして、エスカレートしていくゲームの数々。グロさもパワーアップして(見ようによっては滑稽でもありますが・・・)、スプラッター好きにはたまりません。
【ネタバレ】
前作あたりから、ちょいちょい絡んでくるジグソウの奥さんジル。
まさか、彼女もゲームに参加してくるとは・・・
それもターゲットがホフマン刑事だったとは・・・
ジグソウの真意がわからない?
ジル、ホフマン、アマンダ、ジグソウの関係が明らかになって面白い
ジル、ホフマン、アマンダ、ジグソウの関係が明らかになって面白かった。ここに来てようやく全貌がわかった感じ。ジルがゲームに協力してたのと、ホフマンがアマンダの弱み握ってゲームを支配してたのは意外。ジル、ホフマン、アマンダ3人ともあまり仲良くなかったようだし、ジグソウファミリーって一枚岩じゃなかったのね。ルールを徹底して守り殺しはしない、あの中じゃジグソウが1番まともに見える。
ゲームは苦渋の選択の連続でドキドキした。誰かを犠牲にして誰かを生かすのは難しい決断。中年女と独身男の選択で、独身男を切り捨てたのは自分と重なって悲しかった。もし俺もあそこに居たら落とされてたんだろうな。6人のショットガンでもそうだったけど家族持ちアピールはズルいわ。
ジルとホフマンの後継者争いが面白くなってきた。トラバサミをくぐり抜けたホフマンは生きてそうだし、次のファイナルでどんな結末を迎えるか楽しみ。
鑑賞動機:夏のソウ祭りやってみよう(もう食べられないよお)10割。
今回はギミック大目だけど、いつもいつもよくもこんだけ大掛かりな仕掛け作るよなあ。誰が作ってるんだろう(美術さんです)。
前回は5人の仕掛け今回は6人って、ナンバリングに被せてるのか。今気づいたハハハ。
感想メモ
アマプラで5まで見ていたが、かなり時間が空いてから6を視聴
あの時の!みたいなのがかなりあった感じだけど、うろ覚え、次ファイナルまで見たら最初から見直すか
アマンダのマスク!カムバック!
切り取った肉を秤にかけて生死を決める
パッケージに書いてある回転木馬出てくるの終盤すぎるやろ
ジグゾウの遺志
普通
自宅PS4にて、TSUTAYAでBDをレンタルして鑑賞しました。
初っ端からグロいですね。自分の体の一部を秤に乗せていくやつですが、演者の演技力も相まって、かなり痛々しく感じました。また、最後に保険会社の社長が薬品で溶けていくのも中々でしたね。
ただ、それ以外のゲームに関しては、割とグロさは抑えられているような印象を受けました(あくまでシリーズ比ですが)。その分見やすかったのかなと。
そしてホフマン刑事がしぶといですね。あの逆トラバサミ発動してなお生きながらえるとか、どれだけしぶといんだと思いました。
個人的な意見ですが、保険会社の社長役の人の悲鳴や演技が微妙だと感じました。そんなに痛そうじゃないというか、苦しそうじゃないというか…どうなんでしょうかね。
全体的な評価は微妙ですね。話がややこしくなってきた上に、一作目や二作目のようなどんでん返しもなくなってきて、面白さが減ってきたような感じがします。まあここまで来たので全作見ようとは思いますが、後の作品が面白いことを期待します。
毎年楽しみになったソウシリーズ。11月はソウ月間!
サブプライムローン問題を扱ったのか?オープニングの犠牲者は男女一人ずつ。自分で肉を多くそぎ落とさないとヘッドギアのボルトが脳天を突き刺してしまうというゲームだ。太った男は腹の肉を切り取るが、痩せた黒人女性は腕を切り落とすのだ・・・その男の死体にはストラムの指紋があった・・・前作とちょいと時系列が被っている。
リンジー・ペレーズは生きていた。その彼女と組めとエリクソンに命令されたホフマン。ジルと会ったホフマン。最後の仕事だということはずっと一緒に仕事をしていたのだろうか。
今回のゲームの被害者はアンブレラ生命保険のウィリアム・イーストン(ピーター・アウターブリッジ)。彼は理屈をつけて病気になった者に保険金を払わない。またジョン・クレイマーとも面識があったのだ。ウィリアムの選択は辛いものばかり。同僚や部下たちの死を自分で選ばなければならない。彼が顧客の被保険者を選んできたように・・・健康で長生きできそうな者、病弱だが養うべき家族がいる者等々。そして彼の行為を見守る者たちがいた。母と息子、そしてジグソウの犯罪行為を煽るかのような記者パメラ・ジェンキンスだ。この母と息子がてっきりウィリアムの家族だと思って見てしまうのだが、終盤、それが保険金未払いのため死んだ父の家族だったのだ。そしてパメラこそがウィリアムの家族。ちょっとしたサプライズだ。もちろん、ウィリアムの運命は未亡人と息子に託されるのだ。
一方、ホフマンはセスの体内に残っていたテープの声の分析によって正体がバレるが、エリクソン、ペレーズ、分析官の女性をあっという間に殺害してウィリアムの処刑場へと急ぎ戻るのだ。しかし、そこに待っていたのはジル。ジョンの遺品である箱の中には1から6までの番号がふられていた封筒があった。1から5までは今回の被害者であるが、6はホフマンそのもの。アマンダに女医リン・デンロンを殺させたのがホフマンだったという回想シーンもあった。ほとんどの残虐な機械はホフマンが作ったものであったが、最初の犯罪で使われたヘッドギアをジルに被せられた・・・まぁ、血まみれになり顎が外れながら生き残ったようだが・・・
ジルとホフマンの対決は次回作に持ち越しか・・・今回はそれでも単なる復讐劇とはいえないほど社会派作品なのかもしれない。アメリカが抱える医療保険の問題、サブプライムローン(ちょっとだけ)。そんな非道な会社にいるエリートでも自分の命は惜しい。回転木馬の6人の部下たちが2人しか生き残れないというのも、保険会社が3分の2の支払い拒否をしていることと同じ確率なのが面白いぜ。とにかく、早く決着つけてくれ!
【2009年11月映画館にて】
全8件を表示