マイレージ、マイライフのレビュー・感想・評価
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人生の荷物
1000万マイル達成時のライアンの複雑な表情が忘れられません。念願の目標を達成したのに心から喜べない悩ましげな表情。
ライアンは家庭や家を持たない身軽な人間。それはまるで自身の荷造りのルーティンのように無駄の無い効率的な生き方。しかし、アレックスやナタリーとの出会いや、妹の結婚式での出来事が、彼の考え方に変化をもたらします。
自分の人生の荷物は軽いに越したことは無い。彼はそんな考えの持ち主でしたが、人のぬくもりや心の支えとなってくれる人の存在の大きさに気付く事ができた。同時に自分の人生に寂しさも感じた。
自分の仕事に自信を持ち、仕事が生き甲斐でもあった。彼の場合、その指標がマイルであり、それが原動力となっていた。
目標があり、そこに向かって進む事は大事な事だし、目標の為に頑張る人はみんな輝いている。だから機内で1000万マイル達成の祝福を受けた時にライアンの充実感溢れる表情が見られなかったのは残念です。しかし、それは彼が様々な生き方の意味を理解し受け入れた証でもあるのだと感じました。
ラストで解雇宣告を受けた人達の映像が再度流れます。「妻に何と言えば、、、」「子供に合わせる顔が、、、」彼らにとって家族や家は重たい荷物であるが、同時に生きる活力にもなっている事が伝わってきます。
独身で身軽な生き方、家庭を持ち、そこに根を張る生き方、どれが正しいとかではなく、色んな生き方を理解した上で自分はどうしたいか。そんな事を考えさせられました。
コロナ禍で家族のありがたさを再認識
独身貴族を貫いている1年の大半を出張している男性が 出張先で女性に...
独身貴族を貫いている1年の大半を出張している男性が
出張先で女性に出会い、職場では若い女性が改革を起こし、人生と恋愛の価値観を変えかけた話。
結局ハッピーエンドじゃないし、独身貴族楽しそう、マイル溜めたいなーと思っただけだった
旅先でおかえりなさいと言われてみたい
アメリカの都市型ホテルではビジネスやライフスタイルの小ネタ講演会が毎日のようにスケジュールされている。講師は客員ではなく、この映画のライアンビンガム(ジョージクルーニー)のように、そこに泊まっている現役ビジネスパーソン。講師としては素人に毛が生えたていどであっても、異業種に参酌したいビジネスマン向け講演が成り立つ。おそらくアメリカ人の多くがスピーチの素養を学ぶことにも所以している、とは思うが誰もができるわけではなく、デキる男に限られる。
ライアンビンガムはデキる男。独身貴族。クールな解雇宣告人。
映画中でビンガムの講演ネタの一部が聞けるが、モノ持ちになるな、という教訓だった。
キャリーバックひとつで身軽に全米を飛び回り、何百もの人々に解雇を言い渡す彼にとって、結婚も家庭もお荷物に他ならない。
それが主人公の人物像の前提としてある。
ところが、新人のナタリー(アナケンドリック)とコンビを組んで仕事をこなし、プライベートではアレックス(ヴェラファーミガ)とのアバンチュールを楽しみ、妹と妹婿の婚前ブルーに気を揉んで、それらの、ひとまとまりの山場を抜けると、自分自身が至上としてきた身軽さや、価値を信じてきたマイルに空しさを感じてしまう。それが映画の骨子。
アレックスにフラれ、傷心にうちひしがれている空の上で、1,000万マイルを達成し、機長から直々に「あなたは最も若い達成者だ」と祝福され、No,7(7人目)のプライベートカードを渡される。何度も夢見てきた瞬間なのに、彼をとらえるのは喜びとは違う感慨だった。
原題Up in the Air。
空を飛び回る話なので、エアリアルショットが多い。
タイトルロールからスタイリッシュ、人物もおしゃれ。とりわけジョージクルーニーの超スマートな保安検査通過は瞠目のかっこよさだった。
記憶に残っている映画です。
因みにすっかり売れっ子になったアナケンドリックを、この映画で初めて見た。
繰り返し思い出すシーンがある。
といって特異なシーンではない。本筋にも関係がない。伏線でもなく、何故、挿入されたのか後々になって不思議に思う、そういうシーンだった。
主人公とキャビンクルーとのやりとり。
飲み物を運んできたクルーが「Do You Want The Can Sir?」と尋ねる。それがcanとsirが繋がって「あなたは癌(Cancer)を望むか?」と聞こえる。ビンガムは怪訝に聞き返す。クルーはソーダ缶を見せながら「The Can Sir?」と言い、会話がまとまる、そういうシーンだった。
理由もなく、思い出す。
【真面目に働く人をモノのように馘首する現代社会の雇用環境を痛烈に皮肉った作品。現在の在宅勤務、オンライン会議の時代が来ることを予見していたのでは、と思えてしまう作品でもある。】
ー何度観ても、前半のライアン(ジョージ・クルーニー)の愚かしき姿に立腹する作品。けれど、中盤を経て、後半になると毎回イロイロ考えさせられる作品。-
・ライアンが新人、ナタリー(アナ・ケンドリックス:コノヒト、トシトラナイナア・・)の発案で、全米各地に飛行機で飛び、多くの人に雇止めをするシステムを”経費の無駄”と言う理由で”オンライン解雇システム”導入のトライに”アドバイザー”として同行することに・・。
ーライアンは1000万マイルをためる事が人生唯一の目的という、かなり”空虚な”人生を送る男で、内心焦る。ー
・ライアンは旅先で良く合う女性アレックス(ベラ・ファーミガ:コノヒトモ、トシトラナイ・・)に惹かれるが・・。
-ライアンが、講演を中断して、アレックスの家を訪ねるシーン。そしてその結果、自らの生き方が如何に空虚なモノかを考えるシーンは印象的である。-
<終盤、雇用を打ち切られた人達が、”何に”助けられたかを述べるシーンも印象的である。
久しぶりに見ると、現在の在宅勤務、オンライン会議の時代が来ることを予見していたのでは、と思えてしまう作品でもある。>
タイトルなし(ネタバレ)
自分が今までやっていたことを否定するのはどんな人でも辛いと思う。
そして、それが生きがいとなっているとなおさらだ。
今回の主人公は出張が生きがいで、その仕事に生きがいを感じていたが、
新しく入った若者に新しいネットでのやり方をいわれ、出張がなくなるということがあった。
このようなことは、このテレワークの仕事ぶりと重ねてしまう。
外出自粛している間に仕事のやり方が変わっており、会議での出張や出社を制限されている。
今までたくさん出張していた人は、今後この外出自粛が解除された後はもとに戻るだろうか。
その時に今まで出張している人は元どおりにしたいだろうし、若者は出張はいらない。という対立になるであろう。
本映画もそのような内容であったが、主人公が偉いのは今までの人生を象徴していたものを廃止。ということになったとしても結局は新しい方式の採用を認めたことだ。
そして印象に残ったのは、目標になったマイルを貯まった時に嬉しくなさそうなこと。
何かに成功したとしても、大事なこと。ということはあるだろう。
人生で死ぬ間際に思ったことのNo1の後悔は仕事に打ち込みすぎた。ということらしい。
仕事もほどほどに。ということも真に思いました。
幸せの形は人それぞれ
1000万マイル貯めたい!
DVD200円ゲットシリーズ。ジョージ・クルーニー主演。ドラマER...
タイトルなし(ネタバレ)
こんな新入社員おるわけないやろ
若くてピーピーうるさい自信過剰な女
イライラ〜
見ててずっとイライラ〜〜
てかアメリカの新入社員はこんななの?
で上司はこんな優しいんか?
入ってこん
かったけど、後半30分ぐらいで好転
終わりの僕を乗せた翼の光だのラストも最高だし
コメディ調な雰囲気だったのにメッセージ性も受け取れて最高のたたみかけだった
後半30分までは0点だったのに
いきなり星3つに
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