「高知を舞台にした女たちの激烈運動会」パーマネント野ばら 義理人情さんの映画レビュー(感想・評価)
高知を舞台にした女たちの激烈運動会
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冒頭から飛ばしまくっている。
夏木マリ扮する母が経営する美容室に通い続ける「パンチシスターズ」が、
「どっかチ○コを出前してくれるとこ、あらへんやろか」とぼやき、
そこからチ○コトークが爆裂する。
これはほんの序章に過ぎなかった。
西原理恵子作品の映画化のなかで、「パーマネント野ばら」が最も成功する
映画になることは間違いない。
キャストの演技が素晴らしい、監督の視線が客観性を失っていない、
原作の良さをそのまま脚本に閉じ込めることに成功している。
興行的にどうかは分からんが、映画として1800円を払って見る価値があると
断定できる。
菅野美穂はもちろんだが、小池栄子の演技は秀逸だった。
いつの日か、演技派女優として、確固たる立ち位置を手中に収めることだろう。池脇千鶴も負けるな!
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