マイケル・ジャクソン THIS IS ITのレビュー・感想・評価
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おうち-184
「人生とは、何回息をするのかではなく、何度息をのむほどの瞬間に出会えるかだ。」
この人は、息をするくらい当然のことのように、音楽に合わせて自然に身を委ねて踊る。
その動きひとつひとつがとても繊細で、何をしてもかっこよくて息をのむ。
ビヨンセが故マイケルに捧げた有名な言葉。
子供の頃から、洋楽大好き母の影響でマイケルのPVを見ては、二人でダンスを真似して、歌っていました。
Billie Jean, Beat it, Bad, Thriller, Heal the World, Remember the time, Smooth Criminal, Man in the Miller, The way you make me feel, Black or White...全てに夢が詰まってた。
世界は広いと、子供ながらに思った。世界にはこんな人がいるんだ、とも驚いた。
マイケルは世界を見せてくれた。
自分の家に遊園地を作っちゃうくらい(外に出れないって寂しいよね)だし、買い物の仕方が半端ないとか繰り返す整形、、、そのイメージから、ちょっと傲慢な部分もあるのかなと思いましたが、
映画のマイケルは本当に謙虚で、周りを気遣っている。
そして、ものすごいプロフェッショナルで、ここまでこだわって作り上げたエンターテイメントだったんだと、脱帽。
彼が「4年で環境破壊を止めよう」とさらっと言ったときは、なぜか涙がほろっとこぼれた。
マイケルの思いを真っ直ぐ受け止めると、彼はここまで考えてたんだ、と恥ずかしくなる自分すらいた。
何度観ても、Smooth Criminalのダンスにヤラれる。Heal the worldに泣かされる。
こんな人は二度と出てこない。
でもしょうがないと思う。それくらいの存在だった。
音楽系ドキュメント、コンサート映像
マイコーまさにこれ!!
大作ミュージカルのリハーサルを観るような感じで、特にファンでなくても観入ってしまう、圧倒的なものがあります。楽曲多めで、「スムーズ・クリミナル」、「スリラー」、「ビリージーン」等の色褪せない魅力も堪能できます。大勢の若者が夢をかなえるためにやって来るのが印象的です。マイコーはロボのようなスタイルで動きはキレッキレ、パワフルな若者たちもペーペーに見えてきます。
未来への種まき
マイケルさんの死をついに受け入れることができ、ブルーレイを購入し、できる限り毎日見ています。
頂点を極め、そして未来のために種まきをするマイケルさん、偉大です。
私はファンではありましたが、ただ彼の音楽と声が好きなファンでした。
亡くなったことを信じることができず、さらにマイケルさんを利用して金儲けをする人たちを憎み、この映画を観ずにいました。
「僕をちゃんと理解して」とマイケルさんからひょんなことで訴えられました(笑)
それから、誰かが手放したマイケルさんの本や色々を中古で購入し、読み漁りました。
そしてマイケルさんを理解するため、楽曲とポエム集の訳、インタビューを自分で訳しました(まだ途中)。
他の方が訳したものと全く違うメッセージを受け、驚きの連続でした。
マイケルさんから受け取ったメッセージを自分に響かせていくうちに、ついに「THIS IS IT」を観るときが来たと思いブルーレイを中古で購入し、時間の許す限り観ています。
この映画、ここには幸せだけが映されていました。
あんなに苦しい状況の中でも、音を作り上げ、ダンスを組み立て、ショートフィルムの撮影、いろいろなものを作り上げていくことを心から愉しんでいるマイケルさんが映っていました。
そしてそんなマイケルさんを心から慕い、尊敬し、愛す関係者の方々。たくさんの愛に囲まれ、本当に幸せな気持ちになります。
やりたいことをやりつくし、苦しみもなくこの世を去ったマイケルさん。心残りはあったでしょうが、この映画を観て私の心は救われました。
マイケルさんの好きな数字77だったこのレビューを、777になるように願いながら、78番目のレビューを書きました。
これから、きっと大切になってくるマイケルさんの歌とメッセージ。みんなの心に寄り添い続けるでしょう。
Heal The Worldの種が成長し、世界中にたくさんの花が咲くことを願っています。
I'm starting with the man in the mirror. マイケル・ジャクソン最期の時を捉えた素晴らしいドキュメンタリー
やはり見た後一番最初に思ったのは「これを実際のライヴで観たかったー!!」でした。本当に惜しい!とても惜しい!!
個人的にはマイケル・ジャクソン世代ではないのですが、やはり卓越したエンターテナーだったんですね、マイケルさんは。リハーサルだけでも1本の映画作品ができてしまうって!
最初の「wanna be startin' somethin'」で全然声出てないやんっと思ったのですが、観ているうちに全然気にならなくなり、マイケル・ジャクソンの世界に引き込まれます。ダンスしてる時の体のキレとか、足の動きとか、もはや人間ばなれしてる!恐ろしい人やわ。
「beat it」でエディ・ヴァン・ヘイレンが弾いてたギターを、世代が変わってオリアンティが弾いてます。最初のインタビューされてたダンサーの方達もそうなんですけど、この作品に出てくる人たちって「あのマイケル・ジャクソンとステージにたった最後の人たち」なんですよね、リハーサルとはいえ。貴重な体験だったのではないでしょうか?
マイケル・ジャクソンは余り詳しくなくても最後の「Man in the miller」は何故かしら泣けてきました。毎日代わり映えのしない日々でも、鏡の中のヤツと何か始めてみよう!っと前に進みたくなる、そんな作品でした。
リハーサル映像とはいえ画像はひじょうにクリアで、まるで自分がスタッ...
リハーサル映像とはいえ画像はひじょうにクリアで、まるで自分がスタッフの一員としてステージの前にいるかのような臨場感を味わえる。
生バンドに生声で歌うマイコー。もうのっけの「Wenna Be Startin' Somethin」から鳥肌全開であります。透き通るような美声も、オリジナリティ溢れる軽快なダンスも、年齢やブランクを全く感じさせない勢いがあり、もう彼はこの世にいないということを観賞中は忘れてしまった。
あらゆるスキャンダルに揉まれ、長らく音楽の世界から遠退いていたマイコーが、復活を懸けていたことがわかる情熱的な姿がそこにある。
マイコーがやっと表舞台に戻ってきた。コンサート計画はここまでできていたのかと思わせるほど完成度は高く、本当に後一歩というところで彼は逝ってしまったのだと痛感させられ、その事実が悲しみを増長させる。
真意のほどは定かでない色んなゴシップがあったけれど、音楽にかける情熱や、スタッフたちとの何気ない会話などを見ていると、本当にマイコーってええ奴やったんやなぁと実感し、手放しで彼を信じるほど熱狂的なファンではないワタシでも、つい全ての事柄を肯定したくなる気持ちになる。
マイケル・ジャクソンというスーパースターを変に美化することなく、リハーサル風景を録画したものをあまり脚色せずライブ感覚で流しているケニー・オルテガ監督は、そんな誰にも愛されるマイコーのありのままの姿を、劇場に足を運んだファンたちに一番伝えたかったのかもしれない。
"ファンでなくても楽しめる作品"とまでは言えないけれど、少しでも興味がある方は絶対観たほうがいい。ただの"リハーサル映像の繋ぎ合わせ映画"ではなく、"これがマイケル・ジャクソン"ということを教えてくれるドキュメンタリー映画だと思う。
映画は過酷なオーディションを勝ち抜いて選抜されたダンサーたちのインタビューから始まる。彼らは皆、瞳を潤ませ、声を震わせながら、マイコーのバックダンサーに選ばれた喜びを語る。マイコーに関わった者たちのリアルな声。そんなシーンの数々も、この映画の見所の一つであります。
生でライブを見てみたかったなあ。
音が凄く良い。ドキュメンタリーなのでリハーサルの様子が流れるわけだが、まるでライブの様な音質のよさ、楽曲の良さ。マイケルの曲はあまり聴いてこなかったが、スリラー、バッド、アイウォンチューバックなどの曲が流れると凄くテンションが上がった。なかでもアイウォンチューバックがいい。オコサマソングのイメージは払拭された。
マイケルジャクソンに対する印象ってのは、犯罪者というイメージだった。彼が死ぬ前にニュースで訴訟絡みのことが流れてたのを覚えてる。顔が白かったのもあって、ヤバい人なんだなという印象。
映像を見てても、初めはコミカルな踊りに見えた。モノマネテレビとかのイメージがあったからかもしれない。だが、見ていくうちに慣れたのか、徐々に引き込まれていった。そして、新たに抱いた印象は、彼はアーティストだというより、エンターテイナーだということ。彼が音楽を充分に理解している様子は見て取れたが、それ以上にファンへの忠実さが印象的であった。
点数を低くしているのは、少し淡々としてるように感じたから。それと、今までドキュメンタリーの点数をつけたことがないから暫定的にこの点数。ただ、一回観てみた方がいい映画だとは思う。評価しにくいだけ。
ケニー・オルテガの愛を感じる!
没後に真価がある人でいたい
映画館で2回見てDVDも持っています。
本編のマイケルのパフォーマンスは周知の事実で素晴らしいのですが、特筆すべきはDVDの関係者インタビューで、誰もがマイケルの性格に触れる事です。生前はアルビノが原因なのに奇行と騒がれたりお金目当てで性的暴行容疑をかけられたり散々だったけれど、死後もう褒めてもなんの利益もないのに、マイケルは優しかった/純粋で心が綺麗だったと語られる事に感激しました。誰も超えられないほどの才能を誇示せず謙虚に優しく人に接し、死後才能と同じくらい人徳も話にのぼる高潔さ。幼い頃からずっと信じてきて大好きなマイケルは死後も、私の指針になっています。
本編でもマイケルはキツいと言っているのに、商業的に強引に公演回数を増やされ、期待に応えるため練習を重ねて鎮痛剤を打ちまくり、子供達も父親の仕事を理解できる歳になったから見せたいと頑張るさなか、尊い命を落としてしまった。ショービジネスの汚さの裏でも心を汚さずあがき続けた人です。皮肉にも全世界に広がる記憶・記録となって子供達を囲む誰もがマイケルについて教えてくれると思うと、少し安心です。
狂気
「超人」マイケル・ジャクソン
2009年7月初旬、新宿駅周辺をぶらぶらしていた時のこと。その日は曇りだったけれど立っているだけでじんわりと汗ばむような気温だった。
新宿駅東南口に隣接したビルに、タワレコが入っていて、よくビルの入り口にディスプレイをおいて販促をやっている。
その日、そこを通ると、何やら人が集まっている。学生と思われる若者、会社員、お年寄り・・・まさに老若男女、30人ほど。
何があるんだと近づいてみると、数日前に亡くなったマイケル・ジャクソンのCD・DVDをタワレコが販促していて、ディスプレイでは延々マイケルのDVDが再生されていた。
みんな、マイケルのコンサート映像に見入っていた。
私が物心ついた時マイケルは既に「奇人」で、特に洋楽にも興味がなかった。
マイケルの曲はスリラーくらいしか聞いたことなかった。
それでも、みんなが「マイケル・ジャクソン」を知っている。
これは何なんだろう?マイケルってどんなアーティストだったんだ?
こんな疑問がそれ以来胸にくすぶっていた。
映画の中に出てくるMJは本当にほっそりしていて病的。でも、エネルギッシュ。
アーティストでありパフォーマーでありクリエイターであるMJの姿を目の当たりにした。
なにより、あの音楽とダンスをスクリーンで聞く・見ることに価値があると思う。
見終わった後の気分は、ライブに参加した後のそれみたいだった。
マイケル・ジャクソンというのは良くも悪くも、常識を超越した理解できない存在なんだということを理解してしまった。
感動しました!
マイケルの魂
別に・・・
何も感じなかった。
メイキングは、
本編を観てから・・・見るものだと思う。
本編が消え去った今、
未完成なモノにしか過ぎないと思う。
だからってスルーしていい作品ではないけど、
・・・所詮はメイキングだ。
平成で
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