「爽やかな後味が残りました♪」花のあと septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
爽やかな後味が残りました♪
藤沢周平原作。
原作は未読で向かいました。
まもなく
劇中のように
桜も満開になるのでしょう。
劇場は自由席。
劇場の思惑通り約10名ほどとガラガラでした。
☆彡 ☆彡
爽やかな後味が残りますねぇ(笑顔)
映画の中身よりもチラチラと垣間見える
北川景子所属事務所の思惑のほうが気になったんですけど(苦笑)
時代劇ですから
当然なのですが、
とても“和”の情緒溢れる作品でした。
それは時代ある家や衣装だけでなく
半年間練習を重ねたという殺陣や、
扉の開け閉めなどといった細かい
所作からもにじみ出ていました。
要領よく
効率よく
なにごともせっかちな時代
孫四郎の器の大きさとともに
昔に学ぶべきことの多さを痛感させられました。
◇ ◇
北川景子さん、
かなりサマになっていました。
殺陣、剣術シーンだけなら
『ブザー・ビート』で仲良くなったという
『龍馬伝』出演の貫地谷しほりさんのほうが上ですけどね(苦笑)
今まで現代劇では
見せたことのない清楚な姿に驚きました。
今作のように
強気でありながらも
ときに女性らしい恥じらいをみせ、
男性をたて一歩うしろにひいてついていく。
新境地といえなくもなく、
藤沢周平原作というところからも
従来とは異なるファン層を開拓に来た気がしました。
彼女
フジ月9のヒロインを演じたとはいえ、
綾瀬はるかさんが持つ1位の潜在視聴率には、遠く及びませんからね
(ちなみに2位は佐々木希らしい)。
『間宮兄弟』の
お姉さんも復活しました(「別に」の人)。
これからが正念場ではないでしょうか。
☆彡 ☆彡
と、なんとなく
北川景子さんの
人物レビューみたいに
なってしまいましたが、
役者さんの演技、存在感もよく、
スローでありながらも、決して、
だれることのない、良い作品になっていました。
北川景子さん、
テレビ朝日の枠を超え、
いろんなメディアに登場して、
一生懸命、今作の宣伝をしています。
若い女の子が
キャー!キャー!
黄色い声を上げて
応援していますが、
今作のターゲットとはずれている気が。
『はなまるマーケット』はドンピシャでしたけど(苦笑)
1,800円の一般料金に見合うかどうかで
B+にしようか、A-にしようか、
迷うのですが、モーニングショーなどの
サービス料金ならアリだと思いますので、
A-に近い、B+とさせていただきます。
私は、北川さんのファンだから
普通に、満足はできましたよ(笑顔)