十三人の刺客のレビュー・感想・評価
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超絶おもしろかった。 鬼頭半兵衛かなり見応えあった。仰々しい言葉の...
超絶おもしろかった。 鬼頭半兵衛かなり見応えあった。仰々しい言葉の吐き方に最後までブレない性格。 導入部からインパクト大で、仲間集めも早く展開が早い。こんなにも大作なのに長く感じない。 最後の最後の場面、帰る約束をした芸妓が出てきて顔アップになるけれど表情が笑っていないのが気になる。ちゃんと帰れたのなら笑顔で迎え入れるし、ツーショットで終わるはず。 新六郎(山田孝之)が小弥太(伊勢谷)と喋った後に彷徨い歩く場面にやたらと尺を使っていたのは、2人とも死んでいたからなのか。新六郎は深手を負ってはいないものの小弥太に関しては致命傷だった。新六郎の手から刀が離れなくなっている描写もあり、やたらと意味ありげに終わってる。 ウパシーっ!とかギャグシーン全部排除して、ガチガチの真面目1本で撮ったとしたら、もっと名作扱いされたのじゃないだろうか。 なんにしても傑作。
チャンバラ娯楽なのか真剣な時代劇なのかどっちつかずなのが残念
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:70点 ) 襲撃も中盤になって、仕掛けで200人越えの敵の数を削減して残り130人となったところで個人で斬り込みをかけるのだが、ここが戦術を無視したただの娯楽のチャンバラになってしまっている。激しい撃ち合いでも刀が刃こぼれせずに同じ刀を使い続けられるし、息も切らさず科白を喋る者もいる。何より戦法も駆使することなく個人技で10倍の敵と戦えるということに違和感がある。再映画化前の作品では13人対53人の戦いだったが、今回はわざわざ敵の数を大きく増やしている。どうやって圧倒的多数を打ち破り敵の殿に迫るのかをろくに描かずに安易に敵の数だけを増やしてしまって、それを倒していく話が嘘っぽくなってしまっているので、ここはもっと現実性を追求して欲しい。数が増えたことへの良さを何らかの形で出すべきだったが、数が増えたことでの悪い点ばかりが目立った。 稲垣吾郎演じる松平左兵衛督斉韶の外道ぶりの描き方が生々しくて良かった。鬼畜行為を隠さずにしっかりと描いたことで、どうしても暗殺する必要があることが伝わったと思う。だが再映画化されて前作よりもまともになったとはいえ、やはり13人全ての登場人物の個性を描ききることは出来ていない。敵は数だけそろえているが、殆どがただの切られ役になっていて有力な敵役が殿様以外は1人しかいないし、殺陣は昔ながらの時代劇に迫力が増した程度の水準に止まってしまっている。同様に、時々わざとらしい科白や演技があるのも、悪い意味で昔の時代劇を感じさせる。 悪いやつをばったばったと斬り倒す娯楽の時代劇なのか、大儀のために命懸けで戦いに挑む真剣さを追及した時代劇なのか、どっちつかずの中途半端で終わってしまっているのが惜しい。
これぞ、世界に誇れる日本映画!
もう、最高! 稲垣吾郎の悪代官っぷりが、最悪で最高! あの悪い奴を倒さなきゃ、って気持ちになる。 そして、最後の多勢に無勢の戦いも最高! 13人が次々と敵を倒していく様が、心地よい。
リブートではなくチャンバラエンターテイメント
善が悪を懲らしめる。 だだし、時代は侍の世界であり上への反逆は 切腹の上、一族郎党全て斬首。 300vs13のハンデを無くすため、村を買い取り 様々な罠を仕掛ける。 まるで、ランボーかエクスペンダブルズ3。 戦闘開始は役所広司から始まる。 斬って斬って斬りまくれ! 日本映画界を引っ張る役所広司。 いま、のりに乗ってる山田孝之。 かっこいいが割と新鮮味もない。 際立ってたのは松方さんの殺陣と 伊勢谷友介のぶっ飛んだキャラ。 全体的には楽しめました。 まずまずかなあ。
名作を駄作にリメイク?
1963年版が、好きで期待したが「ここまで名作を駄作にリメイク出来るのか」と初めて思いました。でも、ラストの戦いはCGなどつかっていて楽しめました。 三池崇史は、この作品をリメイクする気あったのかな?
ショッキングな映像(・_・)!
かなりショッキングな映像があって、久しぶりに身体が硬直しました。 事前に下調べしとくんだった・・・かなりショッキングで数週間あの映像を引きずりました。CGだからよく出来ています。 若手俳優も出ているし期待していたけど、うーんやはり時代劇は面白くない。何も感じない。 十三人の刺客というけど13人の中で主要メンバーと脇役メンバーの差がありすぎて悲しくなる(笑 山田孝之は、やっぱり期待通りかっこ良かった。
で~すぺらーど♪ っ><。
50分の戦闘シーンは少しだらけるかなぁ~と思ってましたが 刺客一人ずつにスポットを当ててのシーンだったので 意外と長さを感じませんでした その中でも1番格好良かったのが 松方弘樹さんw 殺陣もそうですが止まった時の立ち姿がもう・・・ キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー これぞ時代劇っ!って感じです 時代劇と縁が遠そうな イケメンくん達も 彼ら「らしさ」があって 映画に華を添えていたように思います 三池作品らしくアクションシーンは すごく派手なんだけど 時代劇の良さも感じられる作品だったと思います まつりんの中ではヒットですにゃw PS.テレビCMでは戦うシーンにBGMとしてデスペラードがかかっているのですが 映画観ながらいつかかるのかなぁ~なんてすごく楽しみにしていたのに 影形なく…ちょっと残念でした (´・ω・`)
松方さん・・・・
いやあ、松方弘樹さんが凄すぎる。 あの眼力!! 侍の中にヤクザが(笑) それくらい、ひとりだけオーラが違う!! で、作品の方だが、権力をバックにまさにやりたい放題の殿様。 そして、その殿を、殿である以上は命を賭して仕え守ろうとする部下たち。 主人公軍団の13人はもちろん、人民と世のために命を捨てる正義の味方なんだけど、軍団が戦う相手も、途中の顔色などを察するに、決して悪者ではない。 そこがキモだろう。 そこんとこは、上手に描かれていたと思う。 ただ、後半のアクションシーンは良くできていて見ごたえ十分だけど、どうもカタルシスが少ないような気が。 ダメ殿は本当にムカつくし、主人公軍団の吐く台詞ももカッコいいのだけれど・・・。
ブラックな時代劇
役者さんの豪華さにつられて観たものの、三池監督のテイストは私にはどうも合わなかった。 役所広司、山田孝之、伊勢谷友介、沢村一樹、伊原剛志、松方弘樹、稲垣吾郎、市村正親etc. 役者陣は挙げるとキリがないくらい豪華。 役所さんの映画を包み込むような安定感や松方さんの冴えた殺陣、ゴローちゃんの意外にハマった暴君役、伊勢谷さんのコミカルな演技などは観ていて楽しめた。 ラスト13人対300人の長ーい斬り合いも、斬って斬って斬りまくれ!のかけ声そのままに、飽きずに観ることができた。 けど映画冒頭から始まるグロい描写がずーっと尾を引きイマイチ痛快さや面白さは感じられず、次々倒れる仲間の最期にも感動の涙…というわけにいかなかった。 眉ナシお歯黒、顔を白く塗りたくった女や蝋燭だけのほのかな灯り、暴君の異常な残酷さ…映画全体をおどろおどろしさが覆い、その合間に斬られた首がゴロゴロ、伊勢谷友介と岸部一徳のあっと驚く展開などブラックな笑いが挟まれ、それらが特徴的で味がある…と言えなくもないけれど。 どうも趣味が悪く感じてしまった。
御免
後半、斬って斬って斬りまくるシーン爽快感もあって楽しめましたが、最後の伊勢谷の役が・・・・なんで不死身なの(-ω-;)!! ガクリっっッッ。 暴君演じた稲垣吾郎ちゃん、心が全くなく無表情で残虐的に殺す、 サラっと演じてて凄く良かった。 松方弘樹さん やはり貴方はオーラが凄い。 現代風 チャンバラでした。もう少し、気持ちの部分も描けてたらよかったのに。単純すぎるかな。
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