THE LAST MESSAGE 海猿のレビュー・感想・評価
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アレが何か氣になる
前作『LIMIT OF LOVE 海猿』を「おかわり」したような話。
【残念なところ】
①前作まではオシッコを意識した場面があったが、今作はトイレ関係の言及は無し。
②結局生き延びたので、ラストメッセージというタイトルが大袈裟に感じる。
③天然ガスプラントを沈める展開のため政治が絡むのは良いが、少し触れただけで深掘りされていない。
【好きな要素】
①ダイスケがいつもは助けに行く側だったのに、珍しく助けられる側で新鮮。
②医師の西沢(吹石 一恵)がキックボクシングをしていて、強い設定。
③作業員(濱田岳)の登場シーンが好き。
④吉岡(佐藤隆太)が、相変わらず良い奴で嬉しい。
⑤第七管区海上保安本部機動救難隊の服部(三浦翔平)が成長するところが良い。
⑥ダイスケ(伊藤英明)とカンナ(加藤あい)が3回目の結婚記念日で、タイヨウという息子(赤ちゃん)がいるというシチュエーションで、恋愛から家族愛に進化している。
ダイスケとカンナの会話の「アレ聞いた?」のアレが氣になって再度観たくなる。
今更ながら加藤あいさんの魅力に氣が付き始めた。
もっと知性がにじみ出るような役をしたら、もしかしたら日本のサンドラ・ブロックになれるかもしれない。
未来の活躍に期待したい。
今度こそ最後の次回作『BRAVE HEARTS 海猿』の視聴が楽しみ。
現在はLPガスも高騰
3D映画としても評判だった海猿シリーズ最終版。2Dのテレビで観ても十分すごいぞ!なんといっても映像には定評のあるROBOT。レガリアの外観映像は懲りすぎなくらいに迫力があった。と、映像面ばかりに圧倒されるが、いつものごとくストーリーはストレートすぎるくらい。しかも最初から最後までレガリアのパニックシーンだ。
惜しいのは人間ドラマの部分だ。停電になったら、普段話さなかった家族と親密な会話ができたといったシーン。もっとここで感情の深くまで掘り下げてくれないと、女医(吹石一恵)や濱田岳のドラマに感情移入できない。
一人も死者が出なかったのはシリーズ初か?全員助かるというのも海保の広報担当者が考えたのだろうか。などとひねくれた見方をする一方で、天然ガスは日ごろお世話になっているので1500億円の損失はガスの価格に上乗せされるんじゃないかと不安になってしまう(笑)
精神的な強さ優しさがパワーアップ
3D上映時から何度も観ているのにまたTVで見てしまう。
仙崎の人生が進み、より一層深みを増している。個々の心の機微、組織の視点、絆、人材育成、かなり多角的に見れる作品。
仙崎も、第1子誕生後も変わらず人命救助の危険な任務に就いている。今回は天然ガスプラント事故。設計者はやりづらい性格。そんな中、またまた取り残される。
2人ともお先真っ暗とわかっているのに、救助者のためにも必死で軽く明るい空気を保とうとする、仙崎と吉岡の固い絆が泣ける。
仙崎は守るべき愛する環奈や幼い大陽もいるのに、どれだけの不安や恐怖を抑えて周りのために徹しているのか、考えただけで苦しい。身体も、気持ちも、自分も余裕がない中で、こんなに捧げられるだろうか。人徳がすごい。
そこへ追い打ちをかけるかのように、新米潜水士服部の人間らしい泣き言。なんだかんだで救助能力は海保の中でエリートの服部でも、精神的に追い詰められる環境で怖いのはごく普通の感情。こいつとバディーを組んで命を預け合うのは不安だな、と思わざるを得ないはずだが、寄り添い励まし、バディーとして全うした結果、今回は仙崎が足を折り取り残され、一夜にして成長しまくった服部が助けに来てくれる展開。仲間を信じる大切さを痛感させられる。
国の国家プロジェクトにこだわる吉森と、海を上がり陸で偉くなった下川の、助ける価値のある命なのか?、質問の意味が全くわかりません!のやりとりは作品の要。ラストシーンで、それぞれの命には家族があり、どの命も尊い事を吉森はやっと悟ったようだが、まだ意地をはる。吉森をも悟らせる人材育成を、仙崎はじめ、潜水士の上司としてして現場で行ってきた下川にも感服する。とはいえ、ガラリア、沈もうが沈まなかろうが、どっちみち事故物件として1500億はパーなんじゃ。そもそも、1500億なんて日韓露合同国家プロジェクトにしては、大した額じゃない。
潜水士達を支える人達の気持ちにも、今回も焦点が当たっている。子供が産まれて尚更、いつ仙崎に死なれても子を守らねばと強くなる一方、不安を抱え込んで1人で解消する事を余儀なくされている環奈。チャラついていたが、海猿での工藤の死を目の当たりにし、命への向き合い方が変わっている香里奈。環奈は海保の社宅なのか、団地暮らしで出版社や衣装デザイナーだったかつての風貌ではないが、仙崎と温かい家庭を築いている。だからこそ、失うなんて辛すぎる海保の職業。仲村トオルが遺した妻子の回想もあり、綺麗事ばかりでないところが重みを増す。
そして、今見ると原発事故での作業を彷彿とさせられる。命を徹して放射能環境で作業をしてくれた作業員の方々にも、それぞれ人格や家族があった事を想像すると心が痛い。
もう、お腹いっぱい
映画評価:55点
ポイント:[家族愛][青春][勇気]
こんな事言いたくないですが
何故死なないんだ!
何故、全員生存するんだ!
あんだけ必死に生きようとしているのに、全員生存してしまうと急激に嘘臭くなるんだよな~
確かに回を増す毎に、
皆さん年を取り、成長してますが
全部同じに感じてしまう…
海猿1と面白さは変わらないけど、
シリーズを連続で3本観ると流石に飽きてしまうのでマイナスしました。
最後にボロクソ言いましたが、単品では良作です♪
ほんとに感動!
台風の到来と石油プラント施設レガリアの爆発。最悪の事態が同時に起こっても諦めずに人命救助に向かう仙崎の姿に感動です。途中逃げたす服部の姿もありますが、最後には仙崎を助けにきてくれる…三浦翔平さん演じる服部の成長も見ることができると思います!
映画館行って損した
邦画に一切興味が無かった僕がデートで仕方なく見ましたが、
やっぱり邦画に対する考え方は変わりませんでしたね。どれも使いまわされた演出やシナリオの二番煎じで、女子供向けに作られており、基本的に寒いです。
まあ‥アクションや緊迫したシーンは意外と見応えが有り、シナリオも良い部分はたくさんあります。
ただ‥‥友情や恋愛を盛り上げる演出が絶望的に寒いです。このクオリティーのシナリオで2時間は長いですね。
スローモーション有り、大袈裟過ぎる壮大な音楽有り‥‥演出があからさま過ぎて笑ってしまう人もいるはずです(笑)
中学生向け映画ですね。
頭のよろしく無い女の子とデートして、手頃に感動させるのにはちょうど良い映画ではないでしょうか。
は、80億…
興行収入80億円。凄いことです。一応気合いも感じました。
でもなあ。。
ハリウッド方向に派手な邦画は基本的に残念なものが多いのですが、例に洩れずというかむしろその金字塔というか。
原作もドラマシリーズもみてないし、映画も地上波放送で観ただけなのですが、1は良かったと思います。(今回の服部の台詞で1はなんだったのと思いましたがw)2は私の中のダメな邦画の代名詞になった作品でした。そしてまだやるのかという3弾目の今作は2が海外で爆笑?失笑?された(“ジャパニーズタイタニック”はホントにやめてほしいw)という教訓を全く活かせてないものでした。極限までハードルが下がってたのにダメでしたw
デジャブかと思うほど似たようなストーリー。海上保安官の話なんだから海難がないといけないんだから当然といえば当然なんですがレパートリーが少ないことがわかってるテーマなんだから3を作る必要性がないし、おまけに4が公開されるんだとか…(原作はどこまでなんですかね?てかこのシリーズの原作ファンの声が気になる)。制作サイドのスケベ心が見えすぎてげんなり。でもきっとまた大ヒットしちゃうのが現状なんでしょうね。このシリーズ(2、3)に大満足する方が他にどんな映画を好きなのか気になります。
『アルマゲドン』を目指してるのは伝わるし、CGに力入ってて映像やスケール感は悪くないと思う(というかBGMや台詞があざといから映像だけみてたいくらいでした)のに、この感情が揺さぶられない感じはなんなんだろう。
学芸会じゃできない素晴らしい技術を使ってるから余計に陳腐な演出に冷めてしまうというか。
恐縮ながら偉そうなことを言わせてもらうと130分の尺を無駄遣いしまくりで、ぺース配分おかしいというか時間と空間の使い方が間違ってると思います。(ホントに偉そう…)
沈める前に色々手を尽くせるだろうにまったりしてたり、かと思ったらいきなり最終手段にでたり、ニュースになるくらい大事な話なのに本部と現場だけの茶番に見えて伝わらない。パニックムービーのハラハラ感もないし、というか笑ってしまうシーンがチラホラ。
設計おかしいでしょってレガリアだったり、伏線もなくボンベ持ってたりいきなり足折れたり、いつまでやってんのっていうスローとか、どんだけ速い台風?沈めなくて良かったのにってくらいいい天気の中結局ヘリは飛ぶし。。確かにすごく映画的なんだけど、それこそ映画なんだからなんとでもできるのにって方が勝っちゃう作りでした。実際のハプニングや自然は思い通りにはいかなくてそれだけでドラマチックだけど映画は魅せ方次第で白にも黒にもなるので。
仙崎生還もご都合主義以外の説得力がなくって感動の家族再会も心に響かない。私はこのシリーズにおける環菜パート(2の長電話は忘れられないw)は絵に書いたような蛇足だと思うのでどっちにしろ感動はできなかったかもしれませんが|q・ω・`)
女性の観客動員数のために恋愛要素を入れてるんだろうけど、結果どっちも薄くなるんならいらないです。私の周りにも泣いたっていう人多かったし少数派なんだろうけどw、こういうテーマなんだから濃いものを見せてほしいです。
ただこのシリーズで海保の受験者が増えたのは本当に素晴らしいことだし、見せ方はアレだけど金銭的にも日本の未来にもとても社会貢献してる作品なことは間違いないです。
海水注入方法設計ミスだろ
背中にタンクを背負ってないのに、船に飛び移った後は背負ってます!!火事のため、基地を沈めるが、海水を注入するだけで沈めることができるバルブにしては小さすぎ、しかも手動!!!!あの程度の海水だと沈むのに2,3日はかかるだろーしかも海水タンクの中にバルブが!!!!作業員を殺すつもりで設計してるなーと思いました、火事のはずなのに煙はまったく出ていないのでそのまま待機してれば普通に助かったと思います。内容は感動を誘うシーンが多く映画というよりプロモーションビデオですなあ、駄作といえます。あと台風直撃のはずなのに一時間で海は凪状態に!!やっぱりそのまま残っていたほうが簡単に助かったのでは・・海まったく荒れてねええ
日本のエンターテイメント
海猿、いよいよ完結作。
前2作と、ドラマシリーズは、かなり泣きましたし、興奮させていただきました。
ストーリーは、2作目と、まったく同じ。
なんとか同じように見せないため、新しいキャストや、舞台を変えただけ。
CGも問題点。
晴れの日に撮影をして、画質を暗くして、雨をCGで描いてると思うんですが…
もうちょっと、上手くできなかったかな。。。
緊張感がなくなってしまいました。
確かに、あれだけの船とヘリを飛ばしていたら、誰が撮ったって、カッコイイ絵にはなるのだけれど…
もうちょっと、撮り方あったんじゃないかなぁ〜f^_^;
活かしきれていない。
2作目の方が、CGっぽくなく、自然な感じしたけどな…
後半の30分は、制作側の思惑が全面に出すぎ。
ここ泣くとこだよー。
ここで泣いてねー。
って、画面の右上にテロップが出そうなぐらいで、ドン引きしてしまいました。
確かに、完結作だし、思い入れがたくさんあるのは、わかるけれども…
セリフも単調だし。
こいつら、みんな、つながっている。
なんて、そのまんまのセリフを言われたら…バカにされてるのかなと思っちゃいますよ。
それだけ泣かせて、泣かせて、泣かせまくって、
結局、
仙崎が生きてるって…
スケールが大きくなっただけで、2作目とストーリーは、まったく同じぢゃん。。。
ってね。
なーんか、『4』を作りそうな気もするね。。。
チェックイン(^_-)
一緒に生きて帰る仲間との信頼だったり、
仲間の帰りを信じて待つ友情や家族愛だったり、
いろんな感動が詰まってました。
私も仕事上、いろんな悩み抱えたり、すぐに逃げてしまう性格なので、
服部を自分と重ね合わせてしまい、いろんな場面で泣いてしまいました(;_;)
でも、この事故や仙崎と出会ったことで強くなっていく姿がまたさらに勇気をくれました!!心から感動!
そしてラスト30分が涙止まらなMAXでした(T_T)
2人が出会った当初からの回想シーンがもう耐えられず涙ボロボロ。。。。(T_T)
仙崎の仕事にかける情熱や、生きていく強さを実感しました。
そして何より伊藤英明も良いけど時任三郎がまたかっこいい!(≧▼≦)
冷静に現場を見守る姿が相変わらず素敵でした!!
LAST MESSAGE絶対見るべきです!
頑張る勇気をありがとう!
レスキュー伊藤の今後。
シリーズ完結編となる今作で、何かが起こるのか?と思いきや、
やっぱりいつも通りの「海猿」…というわけで^^;
TVシリーズ&映画公開作を観ている人々にはまったく予想外
な点がひとつもない(爆)そんな意味で安心して観られる娯楽作。
この作品以降、レスキュー俳優、はたまた不死身生還俳優として
立派に成長された伊藤英明の、爽やかさが全開!となる完結編。
彼はいつも通りの役どころに挑んでおり、慣れたとはいえかなり
大変な撮影だったろうと今さらながらお疲れさまでした…である。
彼の妻を演じる加藤あいには、可愛い赤ちゃんまで産まれて、
ようやく平穏な日々が(いや、訪れるはずがないんですけど^^;)
…と思いきや、また海難事故が起こる。今回は国家規模の施設。
難儀な状況の中、一縷生存への望みをかけて被災者を救おうと
する仙崎の熱い思いには誰もが感動できると思う。
実際海保の潜水士たちは、こんな現場で働いているんだと思うと
消防士を含めて命を張る職業を選んだ人々の仕事ぶりに改めて
感謝せざるを得ない。失敗すれば被災者はもちろん、自分も命を
落とす危険性があるギリギリの決断が為される過酷な職業である。
家族は…いくら強くても生きた心地がしない毎日だろう。
前半の突発的な大事故に比べ、後半はうーん…という調子の
いつもの^^;メロドラマ的展開にはなるが、これが海猿なのだと
いう、シリーズすべてを1人の監督で通した証明に繋がっている。
(今作では鶴見辰吾に見せ場がありました!リベンジ東京島!)
邦画3D元年来たる?
「1」は劇場で、「2」はDVDで、今回久々に劇場で鑑賞。相変わらずの熱いシーン、クサいシーンのオンパレード、主人公に苦難が襲いかかるお約束通りの展開だが、グッと来たシーンがあったのも事実。決断を迫られ、対立する時任三郎と鶴見辰吾のシーンや、ラスト、仙崎の元に仲間が助けに来たシーンなど。
今回の目玉の3D映像だが、正直な所、後一歩。CGシーンは迫力あるが、実写シーンは今一つ。でも、邦画メジャー大作初の3Dに挑戦した意欲は買う。
とは言え、邦画としては初めての3Dを見れたし、映画も無難に面白かったので、全体的には満足。
泣けます!
3Dで見ました!
とにかくハラハラ
ドキドキしまくりー
大輔&環菜&大洋の
ラストシーン
すごくいいです!
英明さんの筋肉
やっぱりすごい!
あいちゃんのセリフ
泣けます!
見なきゃ損ですよ!!!
あの瞬間
3D・・・あとから決めたのですよね?
専用の演出が嫌いなので、これでいいと思いますが・・・
カメラのピントやブレ・・・序盤は特にですが・・・最悪でした。
そして・・・チープな音。
本編以外は最悪です(笑)
という、前提で・・・
どこで観ても同じです。それが勿体無いです。
本編。
序盤・・・ああ、とうとう海猿もただのパニックムービーに成り果てたか・・・
とガックリ・・・。
が、最初に潜り、自分の中の海猿が覚醒してからは・・・もう、感動しまくり!!
いつも好きなのは、ギクシャクしていたメンバーが笑い合うシーンなんですが
今回も最高。
ニヤニヤしながら泣いていましたよw
バディとは、今回こういう展開か・・・と、理解してからは
予定調和を許さない海猿だからこそのドキドキ。
次回作がもしあったら・・・安心させないように・・・犠牲者をwww
海猿らしく、最後の潜水に一山欲しいとは思いましたが・・・
奥さんは、大喧嘩して家出くらいしないと、とも思いましたが・・・
贅沢な要望ではありますwww
超最高でしたが・・・最初に書いた環境が一流作になるのを邪魔しているのが残念です。
でも、やはり海猿です。スタッフロールもあいまって温かい絆の映画です。
幸せ。
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