「【”湧きおこる怒り。そして、哀しき歪なるトランスフォーマー。”塚本晋也監督が自身のオリジナル作品を英語版に作り替え、世界に叩きつけた極北のアヴァンギャルドなる作品。】」鉄男 THE BULLET MAN NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”湧きおこる怒り。そして、哀しき歪なるトランスフォーマー。”塚本晋也監督が自身のオリジナル作品を英語版に作り替え、世界に叩きつけた極北のアヴァンギャルドなる作品。】
■東京の外資系企業に勤めるアメリカ人・アンソニーは妻ゆり子と三歳の息子・トムと安らかに暮らしていた。
ある日、トムが”ヤツ”の車に轢かれて息絶え、妻は逆上する。
しかし、アンソニーは冷静に努めようとしていたが、夫婦間には溝が生まれ、ストレスを抱え、怒りに満ちたアンソニーの体に変化が起こる。
◆感想
・物凄い熱量である。オリジナル“鉄男”の要素を取り入れながら、新たなる”鉄男”がここにある。
・アンソニーにとっては、理不尽で不可解で許しがたい過去が明らかになる時に、彼は歪なるトランスフォーマーとして、覚醒するのである。
<高精細・高解像を究極まで高め、色彩の鮮やかさと強度を向上させた極彩世界は圧巻である。>
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