劇場公開日 2010年5月22日

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「塚本晋也監督がハリウッドと組んだ新たなる『鉄男』」鉄男 THE BULLET MAN aotokageさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5塚本晋也監督がハリウッドと組んだ新たなる『鉄男』

2010年5月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

塚本晋也監督が89、92年に続き、ハリウッドと組んで制作した新たなる『鉄男』

舞台はTOKYO、アメリカ人俳優エリック・ボシック演じるアンソニーは、日本人妻ゆり子(桃生亜希子)と3歳の息子トムと暮らしていた。
ある日、アンソニーの目の前でトムは謎の男の車にひき殺された。
遣り場のない怒りに苦悩する彼は、これが父ライドが過去に行っていた極秘研究が関係していると知る。
そして、妻が去って、独りとなったアンソニーを謎の武装集団が襲う…。

塚本晋也監督自身が俳優として出ています。かなり重要な役で。

鮮やかな色を排したモノトーンの映像は、白黒映画のようで、過剰なまでの大音響が体を揺るがし、劇場に響く。
早送りのような映像の中で、不気味で奇怪な鉄男が覚醒する…。

好き嫌いが分かれる映画です。

監督は日本にこだわり、日本で撮影し、アンソニー父子以外は日本人俳優。
そのため、前作と同じイメージになってますが、アメリカを舞台にしても面白かったんじゃないかなと思いました。

aotokage