「これはイカン」斬撃 ZANGEKI マロピさんの映画レビュー(感想・評価)
これはイカン
ゾンビを相手にセガールが戦う、というコンセプトは良い。
もはや地球上最強のオヤジに人間は役不足。
よし、ゾンビを相手にさせよう。
ここまでは良いが、映画が始まるとどんどん失望の海に突き落とされる。
なんといってもゾンビが弱い。弱すぎる。
これではセガールさんの強さが全くもって伝わらない。
しかも、あんまり動かない。
日本刀まがいの武器をブンブン振り回すが、セガール拳は出ずじまい・・・。
セガールの強さを引き立てるのにはゾンビが鬼のように強くないと。
そんで持って、素手であっさり倒すのがセガール節なのに、この作品ではそれがなく、カタルシスが得られない。
そもそも、セガールと落ち合った民間人がばらばらに行動するのも愚の骨頂。
一緒にいれば死なずにすむものを、と思わず突っ込みたくなる要素は満載。
セガール映画としてはがっかりな作品。
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