ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2のレビュー・感想・評価
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ロン、頑張ったなぁ~
ここまで色々とあったハリーポッターですが、いよいよ最後ですね。
最後の作品を、このシリーズ初めて映画館で観ました。
だって楽しみにしていた3Dですから。(笑)
3D映画が出てきた時から、ハリーポッターを3Dで観たかったので、今回観れて本当に嬉しかったです。
今回の感想を一言で言うと、ロン、君って素晴らしい。
あの頼りなく情けなかったロンが、ハーマイオニーさえも一目置く存在になったこと、可愛いく成長したハーマイオニーに目を奪われている間に、ロンもすっかりたくましくなっていましたね。(笑)
沢山の仲間が傷付き、尊い命を奪われ、誰を信じて良いのか、もう勝ち目は無いのではないかと思えるような中からも、仲間を信じて闘う数々の場面、思わずウルウルしながら観ました。
中でも、必死に闘うホグワーツの先生達の姿や、周りの生徒達の姿には、本当に心打たれました。
決してハリーやロン達だけでは解決できなかったこと、数々のヒントを導き出し、それを影ながら脇で支えている人達、その友情と愛情に感動しちゃいました。
1作目から最終作まで楽しませて頂いたお礼も含め、今回の評価は「5」にしました。
でも、さすがにこれだけ長い間続いてくると、所々忘れているし、ん?これって前に何か繋がる様な伏線があったような・・・、なんて場面もこの数作あり、最終作がDVDになったら、もう一度1作目からゆっくり観たいですね。
今は長い間楽しませてくれて、ありがとうって気持ちです。
最後になりますが、この作品、
別に3Dでなくても良かったかも。(苦笑)
なんとなく立体感があって、映像の中に吸い込まれるようなのは、羽のような小さなものが無数に舞うシーンなどの空中のシーン辺りで、人物は立体感と言うよりは平面がずれたような印象を与えるように思う。
もう少し人物の膨らみ感があると、3Dも見応えがあると思います。
まぁ人生初の劇場で観る3D映画、それは置いておいても充分楽しめましたけどね。(^-^)
根性で翻訳して読んだ最後の26ページ・・・
駆け足で終わった最終章でしたが、きちんと終わらせるというのは、
シリーズ物の持つ宿命として、とても苦しい作業だと思います。
子どもがごく小さいころに
毎晩読み聞かせをしていたハリーが、子どもたちが自分で読むころには、たくましく成長して、長い時間の経過を感じることができます。
スネイプ先生の秘密を知るとき、それは、私や子供たちにとっても、
いろいろな余韻を残してくれるものでした。
今までやったことのない挑戦でしたが、
連続夜更かししてやっと翻訳した最後の26ページを読み終えたとき、
映画を観に行く約束の前日の真夜中になっていました。
原作のラストは、より胸を打つ描写があり、大満足でした。
映画では、隠し続けられてきた秘密が明かされたり、激しい戦いの痛々しさより、ハリーやハーマイオニー、ロン、仲間たち、先生、ハグリットととの別れがひどくさびしく感じられました。
一つ少しだけ残念だったのは、3D仕様になっていたので、
私たちは2Dで観たのですが
明らかに3Dで観るための構成になっていて、本来のハリーの
ストーリー完結のためのディテールが逆に薄くなったような気がしました。
それでも大好きなシリーズ、もう一度、全部劇場で初めから観たい作品です。
うぅ・・・スネイプ先生。
あぁ・・・ついに終わってしまいましたね。
万感の思いを込めて、私は見に行きましたとも!
原作もすべて読んでいたため、それがどのように映像化されているのかが、楽しみでした。
もう、何度も嗚咽をこらえるのが大変でした。
特に、原作読むと必ず泣いてしまうスネイプ先生の過去とリリーへの思い。
大嫌いなポッターの息子なのに、心から愛した女性の息子でもあることに対するジレンマ。
アラン・リックマンが演じてるときは、おっさん過ぎるのでは・・・とちょっと思ったのですが、もう最後に至ってはそんなことはどうでもよくなっていました。
やはり、最高だった。
最後の戦いの場面も、見せ場がそれぞれにあって、興奮しました!
ダンブルドアの過去とか、割愛されている部分が結構あるので、原作を読んでいない方には、ぜひお勧めしたいです。
ハリー、ロン、ハーマイオニーがやさしくてあったかくて、時には間違いも起こす人間らしい子たちだったから、見守っていたくて。
私はこの作品が大好きだったんだなと思います。
もはや、映画レビューではないですが、ぜひ、シリーズ通してみてほしい、読んでほしい作品です。
まぁこんなもんかなぁ
10年間、楽しませてもらいました♪
10年にわたるシーリーズも、いよいよ完結!
前作が、ただただ 逃げて、逃げて、逃げ回るだけの印象だったので
かなり期待して観に行きました。
物語は~
ハリー・ハーマイオニー・ロンの3人は
ヴォルデモートの分霊箱(魂を分けて入れてあるアイテム)を
探して破壊していきます。
しかし悪に力は強大になり、とうとうホグワーツ魔法学校へも
魔の手が・・・。そして魔法大戦争が勃発!
多くの犠牲をはらいながら
ハリーはヴォルデモートとの最終決戦に臨みます。
初の3D作品ということで、戦闘シーンはかなりの迫力。
原作に忠実に映画を作るとなると、時間がかかりす過ぎてしまうので
おっそのエピソード、飛ばしちゃうワケという箇所もありますが
完結編として、なかなか解り易いストーリー展開になっています。
全シリーズを通して、魔法学校が主な舞台となっていることもあり
画面が暗ぁ~い。というのが、私的にう~ん・・な部分でしたが
仕方がないか・・と改めて納得したりして。
原作に対する想いも、3巻までのワクワク感が
今ではなくなって来たものの
この10年は多くの子どもや大人が
ハリーの魅力に心を奪われた月日でした。
きっとこの先も、思いだしたようにDVDを見直しちゃう
作品になると思います。
【ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2】
星は~3つです。
期待が大きかったのでまあまあかな…
原作全巻をボックス付きで所蔵するハリーポッターシリーズ。
映画も全作品を息子と劇場で見て来ました。第一作時小学校低学年だった息子も高校生。「ああ、これでシリーズが終わってしまう」という感慨を持ちながら鑑賞しました。
映画シリーズ全体への感想でもありますが、「原作に忠実に」というのと「原作の要素を網羅して」というのは違うと思うんですよねー。
盛り込む要素が多過ぎて肝心な部分が掘り下げ不足の印象大の最終作でした。
特に物足りなかったのはスネイプの記憶の部分と、最後の戦いの演出です。
スネイプが二重スパイとなって秘密を持つのはハリーの両親の死以降。それまでの一度はデスイーターになってしまうスネイプの心の動き、ハリーへの複雑な感情、ダンブルドアを葬る密約によってドラコをも守ったことなどが原作を読まないと伝わらないと感じました。10年以上ファンにも秘密であった、スネイプの秘密はハリーポッターシリーズの大きなキーポイントと思うんです。ちょっと物足りなかったです。
あと原作ではもっとショーアップされて劇的かつ痛快であった最後の決戦が、なぜか舞台を飛び降りて誰も見ていない校外で地味に終わるのもつまらなかった。
悪者とはいえヴォルデモートを滅ぼす(殺す)場面を皆が快哉を叫びながらみるような原作の設定が「教育上よろしくない」というような配慮があったのだとしたら実につまらないと思います。映画製作者にはもしかしたらヴォルデモートへの感情移入があったのかな?怯えるヴォルデモートの表情などに少し感じました。
そういう物足りなさはあったのですが、主人公3人の成長とネビル役の味のあるキャラクターへの成長が映画全体の印象を良くしてくれました。
ラストにどーのこーの言っても
もう、今作だけは受け取るしかできないですよね。
だから批評なんて無意味だと思います。
これだけ観ないとか、有り得ないですしね。
ハーマイオニーとハリーにくっついて欲しいとか・・・
今言ってもどーにもなりませんし(笑)
ただ、映像自体を楽しみたいのに・・・
予告で観たシーンばかり。
これは酷い!!
無駄な宣伝なんかしなくても観るのに・・・
やたら見せてしまっている。
理解できません。
これで感動が薄れたのは確実です。
とにかくお疲れ様。素晴らしい世界をありがとう。
今回初IMAX3Dをとしまえんで堪能。
これほどの差とは思いませんでした。
開けてはいけない扉を開けてしまいました。
もう戻れない(笑)
怒涛の2時間
前回がヴォルデモートから逃げ回るだけの間延びした印象だったのが
今回は、最初からテンションマックスで最後まで突っ走ります。
自らヴォルデモートのもとへ向かうハリー。鳥肌立ちました。
最後の最後で、ベラトリックスを倒したのは、おかあちゃん。
けっきょく、ヴォルデモートを倒したのも実質、ネビル。
と、小説で知っていたとはいえ、やっぱりちょっと煮え切らないカンジ。
ま、最後のみんなの子供が汽車に乗るシーンは、期待どおりで
ほっこりしましたけど。(ロンの髪型笑える)
母は強し
お疲れさま よくまとまりました
シリーズ最終作としては、よくまとめた!って感じ。
予定調和的に終わり、たくさんの犠牲者の上に築いた、脳天気な幸せ家族を描いた間はあるが、まぁ気持ちよく終われた。
原作を途中から(6作目くらい)読まなくなったので、話のディテールはよく分からないのだけど、話の表面を少しなぞっただけになっているところがあるように思う(話は大きいのだけど、深みが足りない)。だから、ご都合主義というか、何というか、脈絡なくいろいろな人物や物が出てくるのである。ひょっとしたら、自分が伏線となるものや、それまでの作品の内容を忘れていることも多分にあるが…。尺の問題もあって仕方がないところもあるけど。
今回の場合、いつのまにかハグリッドが囚われて、効果の薄い人質になっていたり、ドラコの母がよく分からないけどハリーの命を救ったり…。
話を広げたものの、回収しきれなくて放っておくこともあった(命の石とかいうものは捨てたまま…。ハリーの蘇りとは関係ないよね)。
ご都合主義ってのとは違うけど、単純で分かりやすく大団円を描くのにはよいけど、19年後って…。しかも、主要メンバーが、そのまま結婚していて、子どもも同じ時期にホグワーツへ入学とは。
魔法使いだから仕方ないけど、魔法使いすぎ。しかも、杖と呪文でほとんどが決着する。杖の先から、光ものがびゃーって出て、力比べしておしまい?呪文も、最終作に近づくにつれ「アバダ・ケダブラ(息絶えよ)」多発!「服従せよ」とか「麻痺せよ」とか、最初から組み合わせて使えばいいのに…(ウルトラマンで言うところの、スペシウム光線ですな)。
呪文も含めて言っているのか、ダンブルドアが言葉の大切さ、強さを言っていたな(日本にも昔から言霊という考えがあるけど)。
要は、ヴォルデモードはとても強い!という話だったな。
ハリーも分霊箱の一つだったり、ハリーの力とか運命とかの大部分はヴォルデモードの威力が乗り移ったおかげだったとは…。
つまり、ヴォルデモードはとても強い!
ところで、何故ヴォルデモードがあそこまで生きることに執着したのか、悪の道に行ったのかって、説明あったっけ…?(話が長すぎで頭に入っていない)
シリーズ全体の話だけど、イギリス人じゃないと、完全理解できないな。
全寮制の学校に行く習慣とか、お金を扱うのはゴブリンという感覚とか、ゴブリンは屋敷しもべを助けることありえない(だから、ハリーは偉い! 日本人なら普通の感覚だけど。ついでに、敵のドラコを助けるのも)とか、イギリスの伝統に則った考え方なんだろうな(差別的な考え含む。それがいいとか悪いとかではなく)。
3Dで見た。400円も余分に払った。2Dで十分だと思った。3Dの迫力は、(慣れてしまうからかもしれないけど)あまり感じない。
3Dっぽさを一番感じたのは、私の場合、ヴォルデモードの身体がバラバラになったその破片が空中をただよう場面だが、漂わせ方とかあざとさを感じてしまった。でも、奥行き感は、あったかな。
迫力を求めるのであれば、特別料金を払うのはもったいない。
くり返しになるが、2Dで十分。
良かった・・・
原作既読ですが、これを映画にする時どうするんだろうと少し心配になっていました。スネイプ先生がハリーの目を見て息絶える場面や、19年後のハリーの子供たちの名前など、映画だけ見たら分かりにくくなる場面が多すぎるような気がしていたからです。
でも想像以上に、期待以上に奇麗に分かりやすく表現してあってとっても感動しました!!映画オリジナルの場面も多々あり、個人の好き嫌いはあると思いますが、私は満足でした。
アクションの場面もとても迫力があり、良かったと思います。特に先生達が学校中にバリアを張ったり、石造兵が学校の周りを固めていくところ。壮大な戦いの始まりを予感させるような感じで見ていてワクワクしたし、思わず私もホグワーツのために戦いたい衝動に駆られました。
そしてやっぱりスネイプ先生!!!結末を知っていてもあれは泣けました。アランの演技に感服です、素晴らしい!!スネイプ先生の切なさがひしひしと伝わってきます。
そして最後のキングス・クロス駅で流れるハリーポッターのテーマに鳥肌!賢者の石の頃を彷彿とさせ、次の世代に繋がってゆくように感じさせるあの曲の使い方は見事だと思いました。あそこで10年間の歴史をしみじみと感じました。
あと、個人的にスネイプ先生とリリーの子供時代やハリーの子供役の子達が、かっわいくてびっくりしました(笑)癒された~
とにかく、part2は大満足!
見ている間中体が熱くポッポして代謝促進も期待できます。
最近ハリポタ映画面白くない・・と思っていた人(私)もきっとこれは見て良かったと思うはず!
ぜひお勧めです!
シリーズ全体として満足度が上がった
毎回、それなりに面白いけれども不満が残ってきたこのシリーズもついに最終作。
ハリーとその仲間たちがいじめられるエピソードがふんだんに盛り込まれ、イライラ感が十二分に高まったところに、“この程度で許しちゃうの?”という軽~い逆襲であっさり終わってしまうため、ハリーのような広い心を持てない私には物足りず、劇場で一回見れば十分、という分類だった。
さすがに今回は最初からスピーディな展開で緊張感とエンターテイメント性がたっぷり味わえる。新キャラクターを紹介する必要も無いため、純粋にvs“あの人”の話に集中。クライマックスの学園内大乱戦シーンも無駄なところがそぎ落とされ(ある意味サイレント映画を見ているよう)、短い時間に焦燥や安堵、悲哀に歓喜を体感でき、最後の戦いの凄みが詰め込まれていた。
それにしても主役3人は本当に成長したと感じる。残念ながら日本の役者で同年代であれほどの演技力を持っている人は簡単には浮かんでこない。あちらの芸能界の底辺の広さと深さを改めて思い知った。それぞれ(特にエマ・ワトソン)の今後も楽しみにしたい。
スネイプ先生の謎であったり、様々なキャラクターにアイテムや秘密など、これまでのシリーズに出てきた要素を総動員してのストーリーのため、全てがうろ覚えの私にはちょっと難しいところもあったのが難点といえば難点だろうか。
全部わかりながら見るともっと満足できるかもしれないので、これから改めて第1作から見直します。楽しめました。
終わってしまった…
ぎゅーぎゅーです
謎のプリンスと、パート1をDVDで復習してからの鑑賞です。
じゃないとわけわからんと思われます。
やっぱり、前作みてるよな当然。という感じの出だし。
復習は必須です。
もう興奮のシーンがいっぱいありました。
エピソードも詰め込みまくりで贅沢な130分!!中だるみが全くありません。
ハーマイオニーの胸の谷間、
ロンのたるんだ背肉、
…
いきなりおいしい役になってる彼や、
意外に強かったママ、
一番胸をあつーくさせてくれたセブルス…
やっぱりあなたは…
あっけなく倒れた人や、もうちょっと、どうしてそうなったのかを詳しく見たかった所もありましたが、心残りなく見終わりました。
一緒に行った息子(4年)との答え合わせの結果、彼曰わく、19年後のシーンにルーンとロングボトムが夫婦で後ろにいたって言ってたけど本当かなぁ??
もう一度見に行く価値がある映画でした。
原作とまた、賢者の石から見てみたいな。
これにて完結。
暗闇に、面は白く
「不死鳥の騎士団」以降のハリー・ポッター作品を手掛けてきたデビッド・イェーツ監督が、責任を持って描き切る堂々の完結篇。
「面白い」の語源は何か?その一つの説を聞いて、驚いたのを覚えている。舞台は暗闇の芝居小屋。舞台に魅入っていた観客が不意に、後ろで観賞している人間の顔を盗み見ると、舞台から発せられた真っ白な光に照らされて、皆顔を白く輝かせ、笑っていたという。「面」が「白い」。だから、芝居は面白い、と。
10年間、様々な事件、事故に見舞われ、多くの人々が心を痛めてきた時代にあって、このハリー・ポッターシリーズはいつも、観客の沈んだ顔を白く、白く染め上げてきた。そう考えただけでも、感慨深いものがある。
一人の監督の出世作として独占する事無く、原作の色や雰囲気に合わせて監督を丁寧に変えてきた本シリーズ。単純に興行面での成功が視野に入っていなかった訳ではないだろうが、これほどまで作風の変化が如実に現れる映画も珍しい。
時代を経るにつれて映画への関心が世界から薄れ始めている現代にあって、映画界が全員野球で挑み続けてきた10年間の軌跡は、まだまだ暗闇の芸術には私達を惹きつけて止まない魅力、可能性が満ち溢れている事を力強く、証明してくれたのは確かである。
どんなにラドクリフ少年が青年を越えてオジサマの薫りを漂わせようと、ロン少年の皮膚が地球の引力に凄い力で引き落とされようとも、キャストを変えずに10年を戦い続けたのも、評価に値するだろう。それはそのまま、作品を経るごとに、嘘無く成長し続けようと決めた製作陣の意欲が反映されるようで、思わず涙が出てしまう。よくぞ、よくぞ誤魔化さずにキャストという素材の力をを信じてくれた。
映画史に残る壮大なファンタジーはひとまず、本作で幕を閉じた。それでも、作り手はまた観客の顔を暗闇で白く、笑顔に輝かせる作品を私達に与え続けてくれる。そんな確信を、期待を、与えてくれたハリー・ポッターという一人の少年の物語に、今はただ、ただ、拍手!!
ハーマイオニーの可憐なまとめ髪がもう観られないのが、心残りではあるのだが・・・ぐるぐるっと、雑な感じ。あの、感じ。
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