ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2のレビュー・感想・評価
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遂に完結
【ハリポタシリーズ8/8作目!気持ちよいほどにアクション・ドラマ・ファンタジーが織り交ざった超大作】
・2011年公開のイギリス(アメリカ)のファンタジー映画。
・映画[ハリー・ポッター]シリーズ第8弾(全8作)です。
・遂に、シリーズ1作目から登場してきた最悪の魔法使いヴォルデモートとその一味と魔法界(ホグワーツ)の最終決戦。ハリー達は不死身のヴォルデモートを消滅させるために必要な7つの分霊箱を見つけ出し破壊することができるのか? という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・シリーズラストに相応しい超大作感
・時おり大人っぽさを魅せる子供→時おり子供っぽさを魅せる大人に成長したハリー
・スネイプ先生の真相に涙涙
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・これまでに登場した話・人・アイテム・魔法を総動員した超大作!
∟もはやホグワーツ魔法学校とかどうでもよい。どこへいったのかその存在。とすら感じました。笑 もはや学校の中の小さな話ではなく、魔法界の全てをかけた最終決戦。今までの作品とは比ならない程に見応えのある物語です。
・張り巡らされた伏線がどんどん回収されている気持ちよさ!
∟知床の杖の持ち主が誰なのか、スネイプ先生がなぜダンブルドア先生を殺めたのか、第1作(賢者の石)でハリーがつかめたスニッチをなぜダンブルドアが死後ハリーに託したのか、なぜハリーが蛇語を話せるのか、過去作品に出てきた鹿は一体…もうキリがないくらい、これまで不思議だったことが明かされていきます。気持ちよさとショッキングさが入り混じったこの感情が映画を最大限愉しませてくれます。
・スネイプ先生ぃ~。。。
∟この物語はスネイプ先生の物語と思っても良いくらい、ラストで一気に跳ねてきましたね。まるで私が好きな漫画[NARUTO]のイタチそのもの。シリーズ全作を跨ぐ、凄すぎるこの伏線に涙せずにはいられませんでした。
[映像×演出]
・いよいよ全面的な魔法決戦!ファンタジーアクション映画です!
∟これまでは、魔法使いの話なのにえらいこじんまりした感じだなぁと思っていましたが、ラストでここまでギャップを見せられると、このラストのためにずーっと助走していたんだなぁと思わざるを得ません。これまで感じたフラストレーションを一気に解消するかの如く、惜しみなく戦いのシーンに没頭できます。まさにドンパチ映画。ホグワーツの先生や生徒が一致団結して魔法結界を張ったり、攻め込んでくるヴォルデモート軍と魔法で応戦したり…見応え抜群です!
[音楽]
・第1作でジョン・ウィリアムズさんが担当した音楽。その骨格を一切壊すことなく、作品ごとにバージョンアップしながら作られてきたBGM。本作も最終作品にふさわしいBGMでしっかり見応えをアップさせてくれていました。音楽だけでハリー・ポッターの世界に没入できるほどに確立されたBGMは凄いなぁと思います。
[演技・配役]
・メインキャラクター以外にはっきりと共感できて感動しました!
∟ロンの母強し、マクゴナガル先生もまたかなり強し、そしておちゃめなところも素敵。ネビルはカッコいい!その他大勢のメインキャラクター以外の彼らは、もちろん、限られた映画時間の中ではもちろん沢山の時間をかけて紹介されることはありませんでした。それでもこれまでのシリーズでじっくりと時間をかけて登場してきたからこそ、見事にサクッと共感(ちょっとしたアクションでカッコよさやお茶目さなどの個性を感じること)ができて感動しました。シリーズモノの良さが最大限に生かされている気がします。
・ロンとハーマイオニーのキスシーン、おめでとう!
・マルフォイの行く末に感服。
∟マルフォイに関しては、第1作目から「いずれ宿敵になるだろう」「そして、宿敵だけど最後は超重要な味方になるだろう」という予測を立てていましたが、完全には当たりませんでしたね笑 重要な役割であることは間違いないのですが、ちょっと変化球的。さすが、全然物語を先読みさせない緻密な構成に感服です。
・大人なハリーが魅せる子供っぽさが素敵
∟既に大人の貫禄とカッコよさしか感じないハリーが、物語の終盤で精神的支柱人柱のハグリットに抱き着くシーンは、彼が子供に戻ったような気がしてとても可愛らしく見えました。シリーズ序盤では、子供なハリーが魅せる大人っぽさが良かったのに、今となってはその逆。大人なハリーが魅せる子供っぽさが良いと思えている。シリーズを通して見事に一魔法使いの成長を見事に描かれていると思いました。
・ヴォルデモートの追い詰められ感を想像して。
∟あらゆる事柄に用意周到な男ヴォルデモート。彼が、ハリーの死を自分で確認しなかったことに違和感を覚えました。しかし、それは「それくらいハリーに追い詰められており焦っていたから」が意図的に表現されているなら凄いなぁと思いました。
[全体]
・ようやく、ハリー・ポッターシリーズ全8作をすべて観終わりました。約2週間です。実は、かなり頭の中は混乱しています。笑 こうやって感想を書き起こすことで、各作品の内容を少しずつ思い出しているのですが、それでも混乱しますね💦
・個人的なざっくり全体像では、1-2作では「ホグワーツ魔法学校の世界」、3-5作では「ホグワーツの外側の魔法世界」、6-8作で「魔法世界における悪ヴォルデモートとの戦い」、と大きく3段階に魅せてくれているように感じました。
・これだけのシリーズ超大作ですが、映画では描き切れない原作話なども盛り沢山のようです。だからこそ、何度も観たくなるし、小説も読みたくなるし、アミューズメント施設や企画展にも行きたくなる。既に物語が完結した今でも「ハリーポッターと魔法の歴史展@東京ステーションギャラリー」や「としまえん跡地にハリポタ体験型施設」など人気は根強いです。本当によくできたメディアミックス作品ですね。この先、子供たちと一緒になってもう一度楽しめると思うと、それもまたワクワクします。
・本作でも私が個人的に響いたダンブルドア校長の台詞を。ハリーが死んだはずのダンブルドア先生と対面した時に「先生、これは僕の頭の中だけで起こっていることですか?」と尋ねたら…
「もちろん君の頭で起こっていることじゃ。でも現実でないとは限らない。」
少し潜在意識の法則を思い起こさせてくれる奥深い台詞に感じました。
・さて、本作の感想としましては「気持ちよくシリーズラストを締めくくるアクションありドラマありファンタジーありの超大作」です。このラストのためだけに全てを鑑賞するのは骨の折れる作業ですが笑 そもそもハリー・ポッターを何作か楽しんで観た方なら、絶対にこのラストまで観た方がより楽しめると思います!ありがとうございました。
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#全体3.8 #物語3.8 #演出3.7 #演技3.7 #配役3.37 #映像3.8 #音楽3.8
はじめてのはりぽた
世界じゅうで何億もの人々に愛されているシリーズ。
ぜんぜんきょうみなくて、生まれて(50年経って)はじめて見た笑。
Yesterday(2019)のラスト。
“ジャック”が迷い込んだ世界にはビートルズがない、だけじゃなくハリーポッターもなかった。
このレビューはハリーポッターがないパラレルワールドの住人のレビューといって差し支えない。
じぶんは、ハリーポッターについてまったく知らない。cleavageを強調したリンジーローハンがでてくるSNLしか見たことがない。
ほんとにまったく知らないゆえ、周知の事象を「発見」のように語ること、誤解や曲解、見当違いや意図しない冒涜がある──にちがいない、ことをあらかじめおことわりしておきます。
いちばん最近の映画を、と思って選んだ。U-NEXTで199円だった。が、選んでから「後編」であることに気づいた。映画は途中からはじまった。ハリーポッターを知らないわたしにとってレビューがさらに困難になった。が、そのまま「さら」で見た。
魔法学校の話であろう。ハリーポッターらは学校の不正(かなにか)に反旗をひるがえし生徒達の希望の星となっている様子。
魔法使いの杖といえばスタッフを想像していたが、映画はいわゆるワンドを杖と呼んでいて、杖自体に意思があることが伏線される。懐かしいジョンハートがそう言った。ん、マギースミスがいるぞ。アランリックマンもデヴィッドシューリスもいるぞ。鼻もげはレイフファインズぽいな。イギリス人ばかりだな。てことはハリーポッターはイギリスの作品にちがいない。
魔法はワンドの振りかざしと宣言によって発生。その愚直なかんじがよかった。麻痺せよ。服従せよ。こなごな。光を。最上級はアブラカタブラに似ているけれど微妙にちがう殲滅呪文。続き物らしい固有名詞と回想がつぎつぎに出てくるが、どんどん佳境は迫ってくる。ハリーとその仲間たちは絶体絶命だった。が、最後は杖が使い手を拒む。善良で無敵の杖だった。
その大事な杖を折って捨てたのは、巨悪をたおしたのは、友情や愛情や信頼であって、魔法の力じゃないというメッセージだったにちがいない。“僕ら”は魔法の力に頼ることなく人間らしく生きていくんだとステートメントした──わけ。さすが5億冊超。しっかりしたジュブナイルの体裁があった。
ラストシークエンスはみんなが成長した19年後。結婚し子供ができて、魔法学校に我が子を見送るハリーたち。親から子へ伝承されていくこと。
世の中は多様性が言われているし、バツで子供もいないわたしが言うのもなんだが、にんげんの幸福は、基本的に、結婚し子供をつくってしあわせに暮らすことだと思う。否定するならわたし/あなたはこの世に生まれていない。そういう普遍的な徳育がこの物語にはあると思った。
ハリポタの最後
やっと見終わった、、
2回目で話を理解した
スネイプの昔話が何度見ても心打たれる。ずっとリリーを好きでいたことや、ずっとハリーを助けていて情もあることや。
改めて観たが、ほぼほぼ話覚えてなかった😅
ダンブルドア生きてるやんって思った記憶があったけどそれは弟のアバーフォースやったらしい。どおりで話ちんぷんかんぷんやったわけだ。
良かった💕
本は未読でシリーズ1作目から順に視聴。
正直 、各話とも不毛な戦いが多く、最後まで観る必要があるのか?
と、ずっと思いながら最終話。
観て良かった✨
ありがとう、ハリーポッター。
スネイプ👍
やっぱり、そうですよね。
いつもながら、ロンは良いし
ハーマイオニーはめちゃめちゃかわいい💕
あー。
録画保存すれば良かったかも💧
幸せな時間をありがとう😃✌
USJに行ってみたいな💕
ついに完結。
後世へと語り継がれるべき圧倒的大傑作
最終章の見所は
ここで ぐっと くる箇所はひとつ。
スネイプの ハリーの母親に対する永遠の愛。
「永遠に」
この日本語をこそ 私は誇らしく思う。
ハリー・ポッターの作品(原作含め)というのは、誰かが特権的に魔法が使えるのではなく 全員が魔法使いで いろいろ技術に差はあるけれど魔法自体がパープレイである という点。
学校でちゃんと使い方とルールを守る方法を学び、マグルとの折り合いをつけて魔法省の管理のもとに生きている。
そういった設定に面白味があり
賛否いろいろあるらしいけれど松岡さんの訳で生まれた言葉も楽しい。
原作がここまで広く人気があれば 原作既読者のための映画で構わないと思う。
読んでない人にはちょっとわからないくらいだっていい。
読まないとわからないんだって とか 実はこうなんだって
っていうのもいいじゃないか。
原作ファンをガッカリさせるより数段良い。
そうそう この話の冒頭 ぐにゃりと曲がる橋もちゃんとイギリスで見た。
シリーズ全体を通して
公開されだいぶ時間がたってるけどようやく8作全部通しでみたのでメモ代わりに。個人的にはハリポタというとおとぎ話のようなファンタジーの世界、ハーマイオニー・ロンをはじめとする仲のいい友達との楽しい世界という印象だったので3作目までは好き。4作目以降どんどんキャラが死に話が重苦しくなるわりには、深掘りが足りないというか駆け足なストーリー展開で話にのめり込めなかったのでイマイチな印象。いろんなレビューを見る限り原作から相当端折ってるのが原因のよう。以下個人的にもやもやする部分。
・ハリーの居場所
ハリーが抱えていた一番の問題は「自分の居場所」の問題だったと思う。自分の出自も知らずマグルの家で抑圧された暮らしから、ある日突然胸躍る魔法の世界へ・・・そこには信頼できる友達と家族と先生がいた、ここがホントの僕の居場所だったんだ!と3作目まではよかった。でも4作目から友達が、家族が、先生が次々に死んでいくし友達ともけんかする・・・そんななかで彼が最終的に見つけた「自分の居場所」とは何だったのか?甦りの石から現れた家族との会話、ドンブルドアとの死後の世界でのシーンはあったが、結局彼はそれらをどう解釈したのか?最後に大人になったシーンを見る限り魔法界に居場所を見出したみたいだけど・・・消化不良な感じであまり明確に示されなかったと感じた。
・大人になるということ
ハリーが小学生から高校生程度までの間を描いている以上、これも大きなテーマだったはず。3作目までの大きな事件はありつつなんだかんだ先生たちが見守ってくれるホグワーツでの冒険ごっこから、4作目以降は世界の命運をかけたドロドロとした対立、成長して子供のころのようにはいかない人間関係、大人たちも次々死に助けが得られない中独り立ちしなければいけない環境・・・、そんな中でハリー達にとって大人になるということは何だったのだろうか?もちろん肉体的には成長してるし、様々な体験もしている。甦りの石を捨て過去と区切りも付け、ニワトコの杖という強大な力への誘惑を捨て・・・そこで話が終わるので彼が何を思ってそうしたのか、大人になるということを何と結論付けたのか、ふわふわとしたままだ。世界一の悪をかつて子供だった人たちだけで倒した、だから成長だというのはちょっと短絡的じゃないか?もう一歩踏み込んで描写してほしかった気がする。
・魔法使いとマグルの関係
居場所の問題と絡むテーマではあるけど、最初ダーズリー家で阻害され、ヴォルデモートも純血主義であったことなどから、魔法使いとマグルの関係もひとつのテーマだったように思う。純血主義のヴォルデモートをマグルに育てられたハリー・マグル出身のハーマイオニー・マグルと仲がいいロンが倒すという構図は「魔法使いとマグルの共存」を肯定的にとらえるものだったはず。で、その後魔法使いとマグルの関係はどうなったのか?特にこれと言って描写がない。少なくともハリーとダーズリー家の和解くらいあってもよかったんじゃないか?
・周辺人物の物語
周辺人物で特に深掘りが足りなかったのはヴォルデモート、ダンブルドア、スネイプだろう。ヴォルデモートが悪の道に行ったのはなぜ?ダンブルドアの過去のいろいろは?スネイプが死喰い人になったのはなぜ?いろいろ伏線張った割に全然回収されてない気がする。スネイプは原作では掘られているらしいが、今更原作読むのもなあ・・・。ダンブルドアはファンタビでもしかしたら回収されるかもしれないのを期待しよう。
とまあいろいろもやもやが晴れない。原作読めば一部は晴れるんだろうけど・・・。このもやもやを解消してくれる続編なり考察サイトがあったら教えてください(笑)
スネイプの真実
正直、このシリーズはそれほど好きではなくて、イマイチ理解出来てない部分があったので、それほど楽しめてなかったけど、今回なんとなく理解出来つつある分楽しめた。
映画館でも観たんだけど、その時と比べたら、全然楽しめた(^^)b
また通して見たら、もっと楽しめるかもね(^_^;)
スネイプの真実も、すっかり忘れてたし(^_^;)
ただ、このシリーズ、残念なのはハリー役のダニエル・ラドクリフ。背が伸びず、顔もおっさんくさい。さらに、今作の衣装がさらにおっさんくさくてカッコ悪い…
3作目の『アズカバンの囚人』ぐらいまではカッコよく成長してたんだけどね~(^_^;)
とりあえず、序盤のハーマイオニーがベラトリックスに変身するところの、ヘレナ・ボナム・カーターの演技が良かった(^^)b
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