ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2のレビュー・感想・評価
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圧巻のグランドフィナーレ。
花火大会のフィナーレで、全ての持ち玉を次々と連打してくれる、そんな爽快感。
ありがとうと言いたい。
あの人も、この人も、総出演、総活躍。あの場面もこの場面も…。
細かく言えば、いくらでも文句は出るものの、この時間内に収めた映画としては、ほとんど全てを網羅して駆け抜けてくれた本作。
グランドフィナーレに相応しい一品。
☆彡 ☆彡 ☆彡
シリーズが完結してしまった。
子どもたちの成長譚であると同時に、世界がファシズムに呑みこまれていく様、そしてそれに対するレジスタンスを描き切った大作。
差別を根底に、善とは何か、愛とは何かとか様々な哲学的要素をちりばめながらも、映画では深く掘り下げられていなかったけど、人生での大切なメッセージを、主人公たちの成長に合わせた悩み行動する様や大人たちのふるまいを見せてくれたシリーズ。
特に今作では、スネイプ先生の”愛”と”正義”に胸が締め付けられる。
あんな数ショットではなくて、最初から編集し直してかつ新しい場面を入れて、スネイプ先生だけで一本作成してほしいくらい。
でも、名優リックマン氏の死去に伴いそれも叶わぬ夢。合掌。
☆彡
『死の秘宝』だけ原作未読。
え?魔法省の金庫に保管されていたあの予言「どちらかが死に、どちらかが生き残る…」はどうなったの?という設定に唖然としつつも、物語はさらに緊迫感を帯びる。
何度も繰り返し観たい珠玉のシーンが満載。
第1作のような魔法のきらびやかさやゴブリンの世界の造り込みに眼を奪われる。
司令官として毅然とふるまうマクゴガナル先生のおちゃめな部分。それを受けるモリーママの表情。
マクゴガナル先生とスネイプ先生の戦いの場面も、同僚との戦いに戸惑いを感じながらも生徒たちを守るためにスネイプ先生に戦いを挑むマクゴガナル先生の表情、後でそうかとわかるけど、本当は戦いたくないけど戦うふりをしながらマクゴガナル先生を守るためにさっさと逃げるスネイプ先生の躊躇とか、が一瞬に演じられる。
他にも、お母さんパワー満載の迫力とか。
今までの登場人物の集大成。
ほんの断片なんだけれど、今までの彼らのキャラクター+成長ぶりが見事に描かれる。
マルフォイのお父さんのうらぶれた姿にも今までのいろいろな想いがはちきれて喝采を浴びせたくなる。
そして、すごいなと思うのが、敵方に組んだ生徒も、生徒として守る姿勢。襟を正される。
ファシズムの拡がり。
レジスタンスの攻防。
世界は暴力に呑みこまれ、ファンタジー?子ども向け?と懸念したくなるようなバイオレンスな場面が次から次に展開されつつも、
大人が子供を守ろうとし、勧善懲悪が貫かれ、究極の愛をはじめとする様々な愛の形が描かれる。
壮大なファンタジーの幕引き。
エンディングの音楽はファンのツボをさすがわかっていらっしゃる。
お見事です。
第8作。長かったシリーズもようやく完結。 盛り上がりに盛り上がった...
長きに渡る伏線の回収に感動
分霊箱は、
遂に完結
【ハリポタシリーズ8/8作目!気持ちよいほどにアクション・ドラマ・ファンタジーが織り交ざった超大作】
・2011年公開のイギリス(アメリカ)のファンタジー映画。
・映画[ハリー・ポッター]シリーズ第8弾(全8作)です。
・遂に、シリーズ1作目から登場してきた最悪の魔法使いヴォルデモートとその一味と魔法界(ホグワーツ)の最終決戦。ハリー達は不死身のヴォルデモートを消滅させるために必要な7つの分霊箱を見つけ出し破壊することができるのか? という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・シリーズラストに相応しい超大作感
・時おり大人っぽさを魅せる子供→時おり子供っぽさを魅せる大人に成長したハリー
・スネイプ先生の真相に涙涙
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[物語]
・これまでに登場した話・人・アイテム・魔法を総動員した超大作!
∟もはやホグワーツ魔法学校とかどうでもよい。どこへいったのかその存在。とすら感じました。笑 もはや学校の中の小さな話ではなく、魔法界の全てをかけた最終決戦。今までの作品とは比ならない程に見応えのある物語です。
・張り巡らされた伏線がどんどん回収されている気持ちよさ!
∟知床の杖の持ち主が誰なのか、スネイプ先生がなぜダンブルドア先生を殺めたのか、第1作(賢者の石)でハリーがつかめたスニッチをなぜダンブルドアが死後ハリーに託したのか、なぜハリーが蛇語を話せるのか、過去作品に出てきた鹿は一体…もうキリがないくらい、これまで不思議だったことが明かされていきます。気持ちよさとショッキングさが入り混じったこの感情が映画を最大限愉しませてくれます。
・スネイプ先生ぃ~。。。
∟この物語はスネイプ先生の物語と思っても良いくらい、ラストで一気に跳ねてきましたね。まるで私が好きな漫画[NARUTO]のイタチそのもの。シリーズ全作を跨ぐ、凄すぎるこの伏線に涙せずにはいられませんでした。
[映像×演出]
・いよいよ全面的な魔法決戦!ファンタジーアクション映画です!
∟これまでは、魔法使いの話なのにえらいこじんまりした感じだなぁと思っていましたが、ラストでここまでギャップを見せられると、このラストのためにずーっと助走していたんだなぁと思わざるを得ません。これまで感じたフラストレーションを一気に解消するかの如く、惜しみなく戦いのシーンに没頭できます。まさにドンパチ映画。ホグワーツの先生や生徒が一致団結して魔法結界を張ったり、攻め込んでくるヴォルデモート軍と魔法で応戦したり…見応え抜群です!
[音楽]
・第1作でジョン・ウィリアムズさんが担当した音楽。その骨格を一切壊すことなく、作品ごとにバージョンアップしながら作られてきたBGM。本作も最終作品にふさわしいBGMでしっかり見応えをアップさせてくれていました。音楽だけでハリー・ポッターの世界に没入できるほどに確立されたBGMは凄いなぁと思います。
[演技・配役]
・メインキャラクター以外にはっきりと共感できて感動しました!
∟ロンの母強し、マクゴナガル先生もまたかなり強し、そしておちゃめなところも素敵。ネビルはカッコいい!その他大勢のメインキャラクター以外の彼らは、もちろん、限られた映画時間の中ではもちろん沢山の時間をかけて紹介されることはありませんでした。それでもこれまでのシリーズでじっくりと時間をかけて登場してきたからこそ、見事にサクッと共感(ちょっとしたアクションでカッコよさやお茶目さなどの個性を感じること)ができて感動しました。シリーズモノの良さが最大限に生かされている気がします。
・ロンとハーマイオニーのキスシーン、おめでとう!
・マルフォイの行く末に感服。
∟マルフォイに関しては、第1作目から「いずれ宿敵になるだろう」「そして、宿敵だけど最後は超重要な味方になるだろう」という予測を立てていましたが、完全には当たりませんでしたね笑 重要な役割であることは間違いないのですが、ちょっと変化球的。さすが、全然物語を先読みさせない緻密な構成に感服です。
・大人なハリーが魅せる子供っぽさが素敵
∟既に大人の貫禄とカッコよさしか感じないハリーが、物語の終盤で精神的支柱人柱のハグリットに抱き着くシーンは、彼が子供に戻ったような気がしてとても可愛らしく見えました。シリーズ序盤では、子供なハリーが魅せる大人っぽさが良かったのに、今となってはその逆。大人なハリーが魅せる子供っぽさが良いと思えている。シリーズを通して見事に一魔法使いの成長を見事に描かれていると思いました。
・ヴォルデモートの追い詰められ感を想像して。
∟あらゆる事柄に用意周到な男ヴォルデモート。彼が、ハリーの死を自分で確認しなかったことに違和感を覚えました。しかし、それは「それくらいハリーに追い詰められており焦っていたから」が意図的に表現されているなら凄いなぁと思いました。
[全体]
・ようやく、ハリー・ポッターシリーズ全8作をすべて観終わりました。約2週間です。実は、かなり頭の中は混乱しています。笑 こうやって感想を書き起こすことで、各作品の内容を少しずつ思い出しているのですが、それでも混乱しますね💦
・個人的なざっくり全体像では、1-2作では「ホグワーツ魔法学校の世界」、3-5作では「ホグワーツの外側の魔法世界」、6-8作で「魔法世界における悪ヴォルデモートとの戦い」、と大きく3段階に魅せてくれているように感じました。
・これだけのシリーズ超大作ですが、映画では描き切れない原作話なども盛り沢山のようです。だからこそ、何度も観たくなるし、小説も読みたくなるし、アミューズメント施設や企画展にも行きたくなる。既に物語が完結した今でも「ハリーポッターと魔法の歴史展@東京ステーションギャラリー」や「としまえん跡地にハリポタ体験型施設」など人気は根強いです。本当によくできたメディアミックス作品ですね。この先、子供たちと一緒になってもう一度楽しめると思うと、それもまたワクワクします。
・本作でも私が個人的に響いたダンブルドア校長の台詞を。ハリーが死んだはずのダンブルドア先生と対面した時に「先生、これは僕の頭の中だけで起こっていることですか?」と尋ねたら…
「もちろん君の頭で起こっていることじゃ。でも現実でないとは限らない。」
少し潜在意識の法則を思い起こさせてくれる奥深い台詞に感じました。
・さて、本作の感想としましては「気持ちよくシリーズラストを締めくくるアクションありドラマありファンタジーありの超大作」です。このラストのためだけに全てを鑑賞するのは骨の折れる作業ですが笑 そもそもハリー・ポッターを何作か楽しんで観た方なら、絶対にこのラストまで観た方がより楽しめると思います!ありがとうございました。
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#全体3.8 #物語3.8 #演出3.7 #演技3.7 #配役3.37 #映像3.8 #音楽3.8
はじめてのはりぽた
世界じゅうで何億もの人々に愛されているシリーズ。
ぜんぜんきょうみなくて、生まれて(50年経って)はじめて見た笑。
Yesterday(2019)のラスト。
“ジャック”が迷い込んだ世界にはビートルズがない、だけじゃなくハリーポッターもなかった。
このレビューはハリーポッターがないパラレルワールドの住人のレビューといって差し支えない。
じぶんは、ハリーポッターについてまったく知らない。cleavageを強調したリンジーローハンがでてくるSNLしか見たことがない。
ほんとにまったく知らないゆえ、周知の事象を「発見」のように語ること、誤解や曲解、見当違いや意図しない冒涜がある──にちがいない、ことをあらかじめおことわりしておきます。
いちばん最近の映画を、と思って選んだ。U-NEXTで199円だった。が、選んでから「後編」であることに気づいた。映画は途中からはじまった。ハリーポッターを知らないわたしにとってレビューがさらに困難になった。が、そのまま「さら」で見た。
魔法学校の話であろう。ハリーポッターらは学校の不正(かなにか)に反旗をひるがえし生徒達の希望の星となっている様子。
魔法使いの杖といえばスタッフを想像していたが、映画はいわゆるワンドを杖と呼んでいて、杖自体に意思があることが伏線される。懐かしいジョンハートがそう言った。ん、マギースミスがいるぞ。アランリックマンもデヴィッドシューリスもいるぞ。鼻もげはレイフファインズぽいな。イギリス人ばかりだな。てことはハリーポッターはイギリスの作品にちがいない。
魔法はワンドの振りかざしと宣言によって発生。その愚直なかんじがよかった。麻痺せよ。服従せよ。こなごな。光を。最上級はアブラカタブラに似ているけれど微妙にちがう殲滅呪文。続き物らしい固有名詞と回想がつぎつぎに出てくるが、どんどん佳境は迫ってくる。ハリーとその仲間たちは絶体絶命だった。が、最後は杖が使い手を拒む。善良で無敵の杖だった。
その大事な杖を折って捨てたのは、巨悪をたおしたのは、友情や愛情や信頼であって、魔法の力じゃないというメッセージだったにちがいない。“僕ら”は魔法の力に頼ることなく人間らしく生きていくんだとステートメントした──わけ。さすが5億冊超。しっかりしたジュブナイルの体裁があった。
ラストシークエンスはみんなが成長した19年後。結婚し子供ができて、魔法学校に我が子を見送るハリーたち。親から子へ伝承されていくこと。
世の中は多様性が言われているし、バツで子供もいないわたしが言うのもなんだが、にんげんの幸福は、基本的に、結婚し子供をつくってしあわせに暮らすことだと思う。否定するならわたし/あなたはこの世に生まれていない。そういう普遍的な徳育がこの物語にはあると思った。
ハリポタの最後
やっと見終わった、、
2回目で話を理解した
スネイプの昔話が何度見ても心打たれる。ずっとリリーを好きでいたことや、ずっとハリーを助けていて情もあることや。
改めて観たが、ほぼほぼ話覚えてなかった😅
ダンブルドア生きてるやんって思った記憶があったけどそれは弟のアバーフォースやったらしい。どおりで話ちんぷんかんぷんやったわけだ。
良かった💕
本は未読でシリーズ1作目から順に視聴。
正直 、各話とも不毛な戦いが多く、最後まで観る必要があるのか?
と、ずっと思いながら最終話。
観て良かった✨
ありがとう、ハリーポッター。
スネイプ👍
やっぱり、そうですよね。
いつもながら、ロンは良いし
ハーマイオニーはめちゃめちゃかわいい💕
あー。
録画保存すれば良かったかも💧
幸せな時間をありがとう😃✌
USJに行ってみたいな💕
ついに完結。
後世へと語り継がれるべき圧倒的大傑作
最終章の見所は
ここで ぐっと くる箇所はひとつ。
スネイプの ハリーの母親に対する永遠の愛。
「永遠に」
この日本語をこそ 私は誇らしく思う。
ハリー・ポッターの作品(原作含め)というのは、誰かが特権的に魔法が使えるのではなく 全員が魔法使いで いろいろ技術に差はあるけれど魔法自体がパープレイである という点。
学校でちゃんと使い方とルールを守る方法を学び、マグルとの折り合いをつけて魔法省の管理のもとに生きている。
そういった設定に面白味があり
賛否いろいろあるらしいけれど松岡さんの訳で生まれた言葉も楽しい。
原作がここまで広く人気があれば 原作既読者のための映画で構わないと思う。
読んでない人にはちょっとわからないくらいだっていい。
読まないとわからないんだって とか 実はこうなんだって
っていうのもいいじゃないか。
原作ファンをガッカリさせるより数段良い。
そうそう この話の冒頭 ぐにゃりと曲がる橋もちゃんとイギリスで見た。
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