劇場公開日 2011年7月15日

  • 予告編を見る

「これを観る為の10年間だった。」ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0これを観る為の10年間だった。

2011年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

『これを観る為の10年間だったんだ』と思うぐらいの出来でした。

凄く、良かった。パーフェクト。

こういうのを待ってた。
こういうのこそ待ってた。
細かい突っ込みや、指摘もあるにはあるけども…今作に関してはもうそれはイイです。
感動したから。

でも、んー。
ただですね、だからこそ…
惜しむらくは、今迄もそうであって欲しかった。
「賢者の石」から「謎のプリンス」までは、本当、イマイチだった。
PART1、PART2の方式で撮って欲しかった。
しっかり描いて欲しかった。
クィディッチをちゃんと描写して欲しかった。
ドビーを適所で出し続けて欲しかった。
ネビルの出番も確保して欲しかった。
アレを出して欲しかった、コレも出して欲しかった……
…という、言い出したらキリがないことなんですがw
まあ、もう済んだことですね。水に流しますw

思い返せば、小説からこの魔法の世界に入り、ハマり、夢中になり、映画化の一報には期待に胸膨らませ、映画を今か今かと待っていました。
そして出来上がった、今迄の1~6は「…!…?」の連続だった。
まあ、所謂、助走だったんですよね。
今回は、本当に!本当に良かった。最高。
グランドフィナーレとは、こういうことを云うんですね。

ありがとう。ハリー。ロン。ハーマイオニー。
ありがとう。ダンブルドア、マクゴナガル、ネビル、スネイプ、ウィーズリー一家、ルーピン、シリウス、ドビー、ルーナ……

そして…さようなら。

ロロ・トマシ