「哲学的でノスタルジック」つむじ風食堂の夜 りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
哲学的でノスタルジック
映画全体として終始地味で2009年制作とは思えない映像でした。
ノスタルジック的ではなく本当にノスタルジックです。
内容も終始同じ雰囲気ですが、第4章から話がおもしろくなってきました。カメレオンの話と“ココ”の話がおもしろかったです。ココの話は難しくてあまり理解出来なかったですが。でも、数年後またこの映画を見て少しは理解出来るようになっているのか考えると楽しみです。
小説が原作のようですが、原作は読んでいませんが忠実に原作を再現しているのではないかと思います。
全然無理がなくて盛り上げようとしていないと思いました。小説を読んでいるような映画でした。
哲学的な話はとてもおもしろかったです。本当に人と話しているような感覚で、きちんと分かるように説明してくれている訳ではなくて。
この映画を好きだと言う人は少ないかと思いますが、おもしろかったです。
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