パイレーツ・ロックのレビュー・感想・評価
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ロックを愛し、ロックに生きろ。
映画の舞台は1960年代のイギリス。
この時代の古き良きロックを愛する人々は、1日に45分だけ流れる”海賊船”から流れるロックなラジオに耳を傾ける。
だが、これを良く思わない政府は何とかして海賊船のラジオを辞めさせようとするが…
当然酒とタバコと…etcを愛する海賊達はこれに反抗して今日もラジオを流す。
だが、政府はどんどん規制を厳しくしてしまい、海賊たちはラジオの中止を余儀なくされてしまうが…
海賊である個性豊かなDJたちと、船に放り込まれた奥手な青年の交流と”成長”を描く。
ロックはある人から見れば反社会的だと言う人もいるし、苦手な人もいる。
だが、それでもいいじゃないか。
皆一緒に馬鹿やって、アンチに中指立ててやれ。
この映画はそんな楽観的な気持ちにさせてくれる。
今の時代のロックも良いが、古き良きロックもこの映画の魅力だ。
きっと観る人の中には、流れる曲を知ってる人もいるだろう。
最後のシーンはハッピーエンド。
ロックに生きる海賊たちの生き様を是非見て欲しい。
いけないことを、しているかい?
映画「パイレーツ・ロック」(リチャード・カーティス監督)から。
60年代に実在した海賊ラジオ局を描いた作品だが、
このラジオ放送を聴きながら、喜怒哀楽を表現し、
喜んだり心配したり、一喜一憂するシーンが印象的である。
海賊版らしく(わざと)「放送禁止用語」を口にしたり、
「いけないことを、しているかい?」と、視聴者をドキドキさせる。
こんな自由気侭な内容で、国民を引きつける放送局を、
政府が黙ってみているわけがない。
大衆を煽動して、クーデターでも起こしかねないから・・(笑)
作品の中でも「政府は自由な人間を嫌う」という台詞が出て来た。
常日頃、法律やルールなどに縛られて生きているからこそ、
「違法なことしているか?」「いけないことを、しているかい?」
というような表現が、妙に新鮮に感じるのだろう。
そして、こういった枠を外した行為こそ「ロック」だ、となる。
タブーは、確かに「蜜の味」かもしれないが、
私は、わざわざ「いけないこと」をしなくても、いいと思っている。
歳を重ねた証拠だろうか。(汗)
海賊タイタニック。
子供時代~学生の頃はよくラジオを聴いていた。
受験期にはもちろん、深夜放送!!
ギャグ・下ネタ・ロックなんでもありのお楽しみ♪
けっこうハマっていた。(あれ、勉強は?^^;)
そういう親の目を盗んで?のお楽しみ感が満載。
決して、出来のいい作品ではないと思うが(爆)
何しろかかる楽曲、すべてがカッコいい!!
知らない曲も多いが^^;とくに関係なくカッコいい。
そこへDJ役の俳優たちが絶妙な喋りをかまして、
朝~深夜まで24時間放送って…けっこう大変だ。
となると、彼らのお楽しみがセックスとドラッグ、
っていうのもまぁ…なんとなくは分かる…が^^;
キャスティングが英国調に豪華だv
(P・S・ホフマン、N・フロスト、K・ブラナーetc…)
ダントツ!でビル・ナイおじさんがカッコいい!!
毎回スーツをビシッと着こなし、スマート&クール。
あとはデブ専が多い中(爆)それぞれの個性が豊か。
あの母親が?E・トンプソンとは気付かなかったが。
そしてさらに私的にはR・エヴァンス!うっそ―!!
あんなセックスシンボル的な彼を見たのも初めて。
乗り込んできた青年・カールの父親探しと初体験^^;、
放送をめぐって繰り広げられる局側と政府の攻防を
軸に、けっこうダラダラした感覚で進む話であるが、
いきなりラストでああなる!?のにはけっこう唖然。
そうか!?ヒロインをK・ウィンスレットにしなかった
理由が分かった気がするぞ…(吉田く~ん^^;)
ともあれ…。ロックンロール!万歳!
(誰かの目を盗んで楽しみを謳歌する。時代だなぁー)
♪♪♪♪☆
やっと観れた〜〜〜
幸せだ〜〜〜〜
ちょっと、これ公開してる映画館少なすぎやしませんか?!
こんなに良映画なのにっ!!
観終わったら絶対サントラ&DVD買っちゃうタイプの映画です。
最後の方のね、ファンの人たちが船で助けにきてくれるシーンとか最高です!!
全編通して笑えるシーンも盛りだくさん。
ビル・ナイがなんだかとてもかっこよい。
リス・エヴァンズって・・・・えーーーー?!あのノッティングヒルのスパイク役?!?!
声めちゃくちゃかっこいいじゃないですか。。。
キャストも良いけど、音楽が最高です。
ぜひ!観る!べき!
純粋に面白いです
船に乗り込んできた若者,すでに船がロックな人生そのものである若くない者たち,双方の青春がステキに描かれている.船上で暮らす彼らだけのドラマだと閉塞感を感じる映像になるところを,時折挿入される市井のリスナーたちのロックが聞けることに対する純粋な喜びの表現が,映画全体の開放感を与え,さらに取り締まる当局がかすかな現実感を与えている.座礁,沈没の辺りでレコードと心中しかけちゃう場面は,その昔ロックのレコード盤を擦り減るまで聴いていた私には,決して過剰すぎる演出ではなかったです.棺桶まで持って行きたいレコードいっぱいあります.アメリカの試写会で観たのですが,周りのみんなノリノリで評価高かったです.
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