「アジアンホラーの湿度感」彼岸島 ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
アジアンホラーの湿度感
はー、怖かった。
原作漫画をそこまでガッツリ読んだことはないんですけど、オドロオドロシイ雰囲気とかキャラクター造形は結構原作に近いなと思いました。
元来、自分はこういう和製的、アジア系統のジメジメドロドロした質感の映画が大の苦手です。
アメリカテイストの大仰な、例えばロドリゲス映画とかゾンビモノは普通に鑑賞できるんですけど、この、何つーか肌に纏わりつく感触が凄く嫌です。
あと首筋に牙を突き立てるシーンが生理的に受け付けないんで、そこで一人もんどり打ってました。
だったら最初から観んなよ、という話ですけどw
まあ、しかしメイン処のアクションシーンはなかなかの必見でした。
吸血鬼達との殺陣だけかと思いきや…翼が生えた奴やら、バカでかいクリーチャーが出現したりと、なかなかの暴走迷走逆走っぷりでエンターテインメントしてましたよ。
突っ込みどころ満載のストーリー展開も、ご愛嬌。
ご家族揃って、というよりは、友人と連れ立ってワイワイ観る方がいいかもしれません。
山本耕史の変貌振りも一見の価値ありですw
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