「過ぎ行く季節のように」(500)日のサマー abokado0329さんの映画レビュー(感想・評価)
過ぎ行く季節のように
GW最終日だし、きゅんきゅん恋愛映画みて休日を終わらせようと思ったが、心にもやもやが残る作品であった。
「友達」や「恋人」という言葉で関係を固めなくても、その時が楽しかったり、幸せならいいと思う人はサマーのみならず実際にいる。彼女のような自由奔放さは、軽くて楽しいのだけれど、過ぎ去る風のようにいつの間にか消えてなくなる。
恋人になって、「誰かの所有物になるのは最悪」。彼女の言い分は分かる。だけど運命だと思われた人に、運命ではなかったと言われること。そして運命の人に出会ったと言われること。「あなたとは違う気持ち」を感じたと言われること。これはあんまりだと思います。
かといって彼は夏から秋に向かっていくのだから、恋愛における運命とは必然ではなく偶然とも思ってしまうのである。
コメントする