劇場公開日 2010年1月9日

「運命論的恋愛観を排除した革新的な映画」(500)日のサマー ハルさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5運命論的恋愛観を排除した革新的な映画

2021年1月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

この映画の一番の良いところは、巷でさんざん溢れている運命論的なストーリーを排除し、男女の出会いはすべて確率の問題だ、という不確定性に基づいた恋愛観を主張している部分だと思う。
最後のナレーションでもはっきりとそう結論付けている。
そうなると当然、紆余曲折あったが結局2人は結ばれるというありがちなストーリーとは対局にある映画であり、ただただ現実主義的なのだ。
よくありがちな恋愛映画に飽きた人にはぜひ、オススメしたい。

タブロー