「リスペクトせず、おいしいところだけ持っていこうとするのは、どうかな?」グッド・バッド・ウィアード Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)
リスペクトせず、おいしいところだけ持っていこうとするのは、どうかな?
面白い映画かもしれないけど、「続・夕陽のガンマン」に対するリスペクトが感じられず、あまり気分よくみれなかった。
「続・夕陽のガンマン」はイーストウッド氏の出演作の中でも屈指の名作なんだよ。
それを「スキヤキウエスタン ジャンゴ」みたいにしてしまうとは・・・・?
リメイクでもないみたいだし、リスペクトしていたら、この映画はぜったいできない。
面白いという人は、「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」見てから言っているのかな?
見てなければ、素直に面白いと言えるのかもしれないけど、イーストウッドファンとしては許せない。
やるなら、どういうものになるのかはしらないけど、完全オリジナルストーリーでやってほしかった。
公開前に、ある映画評論家の人がラジオで絶賛していたけれど、なぜか「続・夕陽のガンマン」には触れなかった。
私は題名だけで、すぐわかったのに、なぜ司会者の人が突っ込まないのか、不思議でしょうがなかった。
もしかして、見ていないのか?と思ったけど、この映画見たら、意味わかったような気がする。
これを称賛するなら、「続・夕陽のガンマン」はタブー。
言ったら面白くなくなるし、いろいろさしさわりがある。(本当に見ていなかったのかもしれないけど・・・?)
でも韓国の人って、なんでもそうだけど、いつも外部(特に日本)を見ていて、隙や弱みを見つけると、偶然でなく、意識的に護送船団方式で、国ごと突っ込んできて、おいしいところをねこそぎ持っていくイメージがある。
映画も国を揚げて振興しているみたいだし、韓流ブームもそういうとこあった。
それで日本も活性化するみたいなとこがあるし、戦略的にアリなのかもしれないけど、まったくリスペクトなしに、おいしいとこだけ持っていこうとするのは、どうかな?
関係ないけど、バンクーバーオリンピックもそんな感じだった。
ガンガン突っ込んできて、ねこそぎメダル持ってかないで、日本人に金メダル一つぐらいとらしてほしかった。
そういうゆるいとこがないと、韓国の映画見ても楽しめないような気がする。