「バンドは、ケミストリー(触発)だ」BECK shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
バンドは、ケミストリー(触発)だ
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映画「BECK」(堤幸彦監督)から。
いろいろな出会いがあり、結成されたバンド「BECK」。
各々の個性がぶつかり合い、解散寸前の状態で、
この台詞が飛び出す。
「バンドは、技術のある奴が集まればいいんじゃないんだ、
ケミストリーだ」
ケミストリーとは「チームワークや信頼関係などによって
プラスαのエネルギーが生じること。また、その結束力。」
なるほどなぁ、と思ってメモしたが、どうもピンとこない、
それでは「チームワーク」の単語でいいじゃないか、と。
物語の中に「俺たちは、ただの仲良しバンドじゃないんだよ、
自分のことは、自分でのりきるしか・・」という台詞もある。
さらに調べると「化学変化」という意味を見つけたが、
「バンドは、化学変化」では、ちょっびりイメージが合わない。
どうしても、ぴったりした訳を見つけたいと探していたら、
「触発」という日本語訳にぶつかり、これだ!!と思った。
バンドのメンバー、お互いがお互いの音に触発されて、
個人のもっている以上の音を出す・・それが「バンド」なんだ。
そう解釈すれば、納得がいく。
「人気マンガの映画化」で、実はあまり期待していなかったが、
意外と楽しめる映画となった。
「BECK(犬)を助けてもらったお札(お礼)しなくちゃ」と
「イチかナナか、かけてみたくなったんだよ」のギャグは、
さすがに、引きました。(笑)
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