「善悪とは」パレード(2010) TOKUSHIさんの映画レビュー(感想・評価)
善悪とは
良作です。
最近の「泣ける映画」だとか「純愛映画」だとかに対するアンチテーゼのようにも感じたよ、このクールな映画。
アパートで共同生活をする4人の若者。
そこにあるのは、近すぎず遠すぎずな関係。
共同生活といえど、結局は他人。
だけどなんか心地好いし、それぞれが頼り合う。
4人+1人に起きるありそうでなさそうな出来事を通じて、
人間の猜疑心や信頼感や絆を描いている。
と僕は感じました。
それぞれ個性豊かなキャラクターなんだけれど、
ナイスなキャスティング。
みなさんハマり役です。安定感あった。
みんな自然体で。
香里奈は強気な女性が似合いますね。
貫地谷しおり、今回はじめてまともに見ましたが、かわいいね。というかフツウね。そこらにいそうなこの感じ、スキ。
脇役の中村ゆりさん、可愛すぎるー。
てな感じの「パレード」でしたよ。
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